家事代行の料金とは?サービス内容にはどんな物がある?
毎日、仕事でクタクタ、帰宅してからご飯を作って片付けなんて手が回らない!
そんな忙しい人の味方として今、人気なのが「家事代行サービス」です。
家事代行って言葉は知っているけど、
- 「家政婦やハウスクリーニングとは何が違うの?」
- 「実際、何をしてくれるの?」
ちゃんと理解している人は少ないのではないでしょうか?
家事代行は、家事全般を代行してくれるサービスで、時間単位で頼むことができます。
また、家政婦やハウスクリーニングと違い、比較的安価に家事全般を行ってくれます。
この記事では、「家政婦やハウスクリーニングとの違い」や1番気になる「料金の相場」「サービス内容」を詳しく解説します。
忙しい毎日にゆとりを持ちたい、そんな方は参考にしてください。
Contents
家事代行はどういうサービス?
家事代行サービスはその名の通り「家庭の雑事を代わりに行う」サービスのことです。
私たちが普段行っている家事全般を依頼することができます。
そのため、依頼できる内容は様々です。
家事代行のサービス内容は?
業者によっても依頼できる内容は異なりますが、一般的に依頼できる家事代行のサービスは以下の通りになります。
- 料理代行
食料品や日用品の買い物
料理、作り置き
- 掃除代行
食器洗い・片付け
水回りの掃除(キッチン・お風呂・トイレ・洗面所)
部屋の掃除・片付け・雑巾がけ
窓・玄関・ベランダ・庭の掃除
ゴミの分別・ゴミ出し
靴磨き
アルコール除菌作業
- その他
植物の水やり
クリーニングの受け渡し
洗濯・洗濯物を畳む・片付け・アイロンがけ
郵便物の受け取り
子どもの送迎
一般的な家事以外の専門的な知識や技術が求められる作業は、サービスの対象外になります。
具体的には介護・医療行為、マッサージなど身体に触れるサービス、ペットの散歩、危険を伴う作業、重い家具や荷物の運搬、子どもの勉強をみることなどです。
業者によって対応可能な範囲が異なるので、事前に問い合わせて確認しておきましょう。
家事代行と家政婦の違いは?
「家事を代わりに行ってくれる」仕事として、昔ながらの家政婦さんを思い浮かべる方もいるかと思います。
- 「自分の家庭に合っているのはどっちなんだろう?」
- 「どっちの方が安いの?」
家政婦と家事代行の違いを知って、ご自分のご家庭にあったサービスを検討しましょう。
家事代行サービスと家政婦の大きな違いは以下の3つです。
契約形態
家事代行は、依頼主がサービスを提供する業者と契約します。
家政婦は依頼主との直接契約です。
家政婦は紹介所を仲介して契約した場合でも、契約自体は家政婦との契約になります。
家事代行のように業者と契約することで生じるメリットは、「トラブルの対処がスムーズ」な点です。
家政婦の場合、トラブルが生じた時には当事者同士で解決する必要があります。
また、一度契約すると相性が悪くても家政婦を変えるのは簡単ではありません。
反対に家事代行では、同じスタッフに訪問をお願いできない場合もありますので、継続して同じスタッフを希望する場合は確認が必要です。
料金形態
家事代行は利用するサービス内容や時間によって(時給制)支払う料金が決まります。
一方、家政婦はほとんどの場合が日給制です。
「通い」か「住み込み」かによって日給は異なります。
時給制の場合:1時間あたりの料金 2,500円〜3,500円程度
日給制(通い):1日8時間実働 13,000円程度
日給制(住み込み):1日実働10時間 15,000円程度
これにプラスして、家事代行サービスでは交通費や深夜料金・鍵預かり料などのオプション料金があります。
家政婦の場合、交通費の他に紹介所を仲介した紹介料や住み込みの食費が加わります。
サービス内容
家事代行では比較的短時間の中で、決められた家事を行うことが多いです。
2時間パック、3時間パックと時間の制約があるため、時間を超えると超過料金を支払う必要があります。
また、「料理プラン」「掃除プラン」と決められている場合が多いです。
家政婦の場合、1日かけて家中の家事を依頼することができます。
家事の範囲内であればあらゆる家事をお願いでき融通が効くのがメリットです。
家事代行か家政婦かを決めるポイントは、「頼みたい家事や予算が限られている場合」なのか「1日に渡ってあらゆる家事を依頼したいのか」にあります。
1時間あたりの料金だけでみると、家事代行の方が高くなりますが、頼みたい家事が決まっていて短時間での作業を依頼したい時には、家事代行に依頼する方がトータルでは安く済無ことが多いです。
家事代行とハウスクリーニングの違いは?
家事代行とハウスクリーニングの違いは、なんと言っても専門性です。
家事代行は「家事の代行」のため、掃除道具や洗剤も家にあるものを使って行います。
ハウスクリーニングは、専門の道具や洗剤を使用し、掃除の専門家による作業のため、素人にはできない仕上がりを求める方に適しています。
依頼するプランによっても異なりますが、掃除だけではなく料理や洗濯など、家事全般に渡って依頼できる家事代行と違い、ハウスクリーニングに依頼できるのは掃除に限られています。
料金は3時間あたり1万円程度の家事代行に対して、ハウスクリーニングは2時間2万円程度と高く設定されています。
ハウスクリーニングでは、決められた場所を掃除のプロに徹底的に掃除してほしい方に向いていると言えます。
家事代行の料金設定は?
家事代行の料金に関わる条件は
- 依頼内容
- 依頼時間
- 依頼頻度
この3点で家事代行の料金が決定します。
家事代行サービスでは「家事代行サービス」と「料理代行サービス」で料金プランを変えている会社が多くあります。
また「水回り掃除プラン」や「収納の片付け」「除菌」に特化したオプションなどもあります。
会社によっては「スペシャルプラン」など、スタッフの熟練度や仕上がりのレベルによって値段設定を行っているところもあります。
料金設定を見ると「1時間あたり」の料金を表記しているサイトが多く見られますが、依頼できるのは2時間、3時間からのプランがほとんどです。
延長料金は1時間単位か30分単位で追加になるところが大多数です。
中には1時間から依頼でき、延長料金は15分単位で設定されている業者もあります。
依頼頻度とは、単発の「スポット利用」か「定期利用」かどうかで1時間あたりの料金が変わります。
スポット利用よりも定期利用の方が1回あたりの利用料金が安くなっている会社がほとんどです。
家事代行の料金相場はどのくらい?
家事代行サービスの1時間あたりの料金相場は2,500〜3,500円程度です。
1時間での契約は少なく、通常2時間か3時間のプランのため、1回あたり5,000円〜8,000円程度になります。
- 月に2回の利用で月額10,000円〜16,000円程度
- 月に4回の利用で月額20,000円〜32,000円程度
このくらいの料金設定のところが多くみられます。
単発のスポット利用だと3時間設定で定期利用よりも500円から1000円程度、1時間あたりの料金が高く設定されているところが多いです。
この利用料金に通常プラスされるのが交通費です。
1回あたり700円から1000円程度の交通費が上乗せされます。
また、依頼主が不在の家での作業の場合、鍵を預ける代金として月1,000円程度が追加で必要です。
相性の良いスタッフを継続して指名したい場合、指名料を払うことで指名することができる会社もあります。
その場合の指名料は1時間あたり500円程度となっています。
まずは割安のお試しプランで家事代行を検討
業者によって家事代行サービスの「お試しプラン」を行っているところがあります。
定期利用と比較して、1時間あたりの料金が500円程度安く設定されているところが多く、気軽に試すことができるプランになっています。
- 「最初から定期利用するのが不安」
- 「どんな人が来るの?相性が悪かったらどうしよう」
- 「本当にキレイになるの?」
そんな時はお試しプランを検討してみましょう。
事前にご自分やご家族にとって必要な「家事内容・予算・依頼時間」を十分に検討し、その上で「お試しプラン」を利用してみてください。
その会社のスタッフの雰囲気や作業の仕上がり具合に満足ができ、納得したプランを選択して契約しましょう。
値段や知名度だけでなんとなく契約して「依頼したかった作業をやってもらうことができない」「オプション料金が必要になる」と後から知って後悔することのないように、十分な打ち合わせも大切です。
まとめ
共働きの夫婦が当たり前の時代、家事育児はまるで戦争のよう!時間との勝負!なんてご家庭も多いと思います。
お子さんのいないご家庭や一人暮らしであったとしても、仕事をこなしてから家のことまで十分に行うのは本当に苦労なことです。
休日に溜まった家事をこなしていると、あっという間に半日や1日が終わってしまい、休むためどころか返ってストレスや疲れを溜めてしまう、なんてこともあります。
リラックス時間や心と体の休息のために、家事代行サービスを利用してゆとりを作るのはいかがでしょうか?
家事代行サービスのプロの仕事で家中キレイにしてもらう。
プロの片付け・掃除テクニックをレクチャーしてもらうことでキレイを保つことができるようになるメリットもあります。
また、プロのお料理は新たな料理のヒラメキを生み出し、レパートリーが増えたりモチベーションアップにもつながります。
自分でもできる家事にお金を払うことや、他人にやってもらうことに抵抗のある方は、まずお試しプランで一度試してみてください。