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賃貸で防水パンがない場合は設置しないとダメ?洗濯機防水パンを設置するメリットとデメリット

洗濯機と防水パン

「防水パンって何?」

「防水パンの役割や設置の必要性について知りたい」

「洗濯機防水パンの設置方法が分からない」

ここでは、洗濯機防水パンについて詳しく解説します。

賃貸物件では、防水パンを設置しておくことで様々なメリットが得られます。

設置しないデメリットや具体的な設置方法、おすすめ製品などもご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

Contents

洗濯機の防水パンとは?その役割について

洗濯機に敷く防水パン

洗濯機の防水パンとは、どのようなものなのでしょうか?

その役割について解説します。

洗濯機の防水パンとは

洗濯機の防水パンとは、洗濯機の下に置くプラスチック製の台のことです。

洗濯機を受けるような形になっており、防水パンや防水フロアとも呼ばれる住宅設備の一つです。

防水パンは、水を受けられるよう、トレイのような形になっています。

近頃この防水パンは賃貸住宅において、設置されていない物件が増えています。

入居者が替わることで防水パンのサイズが合わなくなる可能性がある点から、最初から防水パンが設置されていない賃貸物件があるのです。

しかし、防水パンには役割があり、設置することで得られるメリットも多くなっています。

次の項目で防水パンの役割や設置の必要性について記載するので、賃貸物件にお住まいの人は参考にした上で検討してください。

防水パンの役割

洗濯機の防水パンの役割は、洗濯機からの水漏れや結露を防ぐことです。

洗濯機からの急な水漏れが発生したときも、洗濯機の下に防水パンが設置されていれば漏れ出た水を受け止めてくれるので床などへの被害を防げます。

キャスターが付いたものやフラットタイプなどいろいろな製品が登場しており、プラスチック製の台に排水ホースを通すための穴が空いています。

集合住宅とのトラブル予防

賃貸物件によくある集合住宅においては、水漏れにより階下に影響が及び住人とのトラブルに発展するケースがあります。

そのようなトラブルを回避するためにも防水パンが設置されていると安心です。

点検のしやすさ

防水パンを設置することで洗濯機が床から少し高い位置にくるため、排水溝の点検などがやりやすくなります。

このように、防水パンには様々な役割があるのです。

防水パンの種類

防水パンには、フラットタイプとかさ上げタイプの2種類があります。

それぞれの特徴は、以下の通りです。

防水パンの型特徴
防水パンの型特徴
フラットタイプ・四角いトレイ状で、内側は凹凸がなく平ら
・サイズを気にすることなく、様々な種類の洗濯機を設置できる
・構造上、掃除しにくいのが難点
かさ上げタイプ・洗濯機の脚部分のみの4ヵ所が立ち上がっている
・洗濯機と防水パンの間に隙間ができるので、掃除しやすい
・洗濯機と防水パンのサイズが合わないと、ぐらついて転倒する場合があるので要注意

防水パンを設置する必要性の有無

洗濯機に防水パンが設置されていると、水漏れや床の傷みなどを防ぐことができます。

では、必ず設置しておいた方が良いものなのでしょうか?

実は、防水パンは必ず設置しないといけないという決まりはありません。

しかし、水漏れが起きたときに被害を最小限に留めてくれる他、洗濯機の振動からくる騒音の防止にも役立ちます。

そのため、特に賃貸物件にお住まいの場合は設置しておくと快適に過ごせるでしょう。

洗濯機防水パンを設置するメリット

防水パンがあるメリット

洗濯機防水パンの特徴や必要性から、設置しておくとこのようなメリットが期待できます。

水漏れが起きたときに安心

洗濯機からは、製品の故障や排水ホースの劣化などから水漏れが起きることがあり、状況が悪化すると被害が拡大してしまいます。

一方、防水パンを設置しておけばある程度の水を受け止めてくれるため、水漏れにより床が水浸しになるのを防ぐことができるのです。

結露による床の傷みも防いでくれる

洗濯機防水パンは、結露によって床が傷むのも防ぐというメリットがあります。

洗濯機内部の水温が気温よりも低くなるときは、洗濯機の底面に結露ができることがあるのです。

結露すると床に水が垂れて、湿気により床が傷んでしまう場合があります。

防水パンがあれば床に直接水が垂れる心配がないので湿気がこもりにくく、床がダメージを受けずに済みます。

洗濯機の振動を軽減してくれる

洗濯機防水パンを設置しておくと、洗濯機の振動音を軽減することができます。

賃貸物件では、夜間に洗濯機を回すと音が響くことがあり、住人から騒音のクレームになることがあります。

しかし、あらかじめ防水パンを設置しておくと、洗濯機の振動音を軽減できるので近所の人に迷惑をかけずに済むのです。

同じマンションに住む人とトラブルにならないようにするためにも、洗濯機防水パンの設置をしておくと良いです。

賃貸で防水パンなしで洗濯機を設置するデメリット

上階からの漏水

防水パンを設置せずに洗濯機を置くと、以下のようなデメリットがあるため確認しておきましょう。

デメリットを把握して、洗濯機を置く前に防水パンの設置について考えてみてください。

水漏れが起きたら修繕費や賠償金を請求されることがある

防水パンを設置せずに洗濯機を置いた状態で水漏れが起きると、部屋全体に水が広がってしまいます。

賃貸物件なら、最悪の場合階下にまで水漏れの影響が及ぶこともあるでしょう。

水漏れが発生したときに防水パンを設置していないことがわかったら、階下に住む住人の家財道具などを弁償しなければならない場合があります。

水漏れが起きた原因が上の階の人にあるとき、被害に遭った側は損害賠償を請求できる権利があるからです。

水漏れにより下の階にまで影響が出たら、負担すべき費用が多々発生することを理解しておきましょう。

床に凹みや傷ができる

防水パンを使わずに洗濯機を置いた場合、重さを分散することができないため床に大きな凹みとなって跡が残ることがあります。

洗濯機を直に床に設置していると、稼働させているときの振動などで凹みが深くなり、さらに傷もできやすくなります。

賃貸物件において、通常の使い方であれば修繕費用は大家側が支払うものですが、場合によってはこの床の凹みに関して修繕費用が発生する可能性があります。

賃貸物件では退去のときに追求されることがあるので、気持ちよく退去できるよう防水パンを設置してトラブルを防止することが大事です。

洗濯機の防水パンを設置しないメリットもある

すっきりとした空間

洗濯機の防水パンの役割や設置の必要性についてみると、何かあったときでは遅いから用意しておこうと考える人が多いでしょう。

水漏れや騒音などの問題を最小限に抑えられる防水パンですが、その一方で設置しないことで得られるメリットもあるので以下を確認しておいてください。

隙間が空きすぎないので洗面所がすっきり見える

防水パンは、洗濯機のサイズに合わせて設置しなければなりません。

洗濯機に対して面積の広い防水パンを置くと場所を取り、洗面所をすっきり見せることが難しい場合があります。

防水パンがなければすっきりとした空間に見えるでしょう。

洗濯機の下を掃除しやすい

水を受けられるような形になっている防水パンは凹凸があるので日々の掃除がしづらいですが、防水パンがなければフラットなので洗濯機の下を手軽に掃除できます。

防水パンを洗濯機の下に設置しないメリットも理解して、自宅に設置するかどうか考えることが大切です。

洗濯機防水パンがない場合の対処法について

防水パン設置を検討する女性

今住んでいる部屋に洗濯機防水パンが設置されていないときは、以下のような対処方法があります。

どのような対処法があるのかを知り、自宅に合う方法を選んでみましょう。

自分で防水パンを設置する

洗濯機防水パンは、ホームセンターや通販サイトなどで購入して自分でも設置できます。

しかし、いざ設置しようとしても重量のある洗濯機は一人で簡単に持ち上げられるものではありません。

数人かかって作業しようとしても、慣れない作業では怪我をする恐れがありますし、壁や家具に当てて傷つける可能性もあります。

自身で防水パンを設置すると業者に頼むよりも費用を抑えられますが、洗濯機の重さから考えるとプロの手を借りた方が怪我などのリスクを避けられて安心です。

洗濯機用の台を置く

洗濯機の下には、防水パンを設置する他にも洗濯機用の台を置くという方法もあります。

キャスターが付いているものもあるので乗せれば洗濯機を移動させやすくなるのが特徴です。

洗濯機のサイズに合わせて調整できる製品も登場しているので、洗濯機を買い替えた際にも継続して使えます。

しかし、水漏れが起きたときに水を受けてくれるような役割はありません。

プロに相談して防水パンを取り付けてもらう

防水パンは自身での設置もできますが、重さのある洗濯機を持ち上げるのには大変な労力が伴います。

作業に不慣れな人が対応すると、怪我をしたり床を傷つけてしまうこともあるでしょう。

そのようなときは、プロに相談して防水パンを取り付けてもらうという手段があります。

状況によっては、床板の補強や蛇口の位置の調整などが必要になりますが、プロに依頼すれば的確に設置してもらえるので心強いです。

洗濯機防水パンを設置するときに押さえておきたいポイント

防水パン設置

役割や必要性、設置しないデメリットなどから防水パンを用意しようと決めたなら、次に挙げるポイントを押さえて自宅の洗濯機に合う防水パンを見つけてみてください。

防水パンは、排水溝の位置や止水栓の高さを合わせることができれば、自分でも設置が可能です。

設置する場所のサイズを測る

洗濯機防水パンを設置する際、まずは設置する場所のサイズを正確に測りましょう。

洗濯機を置いている場所に防水パンがきちんと収まるかを確認してから購入しないと、防水パンのサイズが大きすぎたり不安定な設置の仕方になり、洗濯機を稼働させたときに安定感がなくなり水漏れのリスクが高まります。

設置場所の測量と同時に防水パンを水平に設置できるかどうかを調べ、設置する予定の場所の床に穴やヒビなどがないかも確認しておきましょう。

洗濯機のサイズを確認する

防水パンを設置する場所のサイズが確認できたら、次に洗濯機のサイズもチェックしていきます。

洗濯機が防水パンの中に収まらないという事態が起きると、水漏れや洗濯機がひっくり返ってしまう場合があります。

正しく洗濯機を設置できていないことから、稼働させているときの音が大きくなることもあるので、賃貸物件では騒音でクレームが来てしまう恐れがあります。

防水パンの中に洗濯機が正しく設置できるよう、洗濯機とのサイズも細かく確認しておいてください。

耐荷重をチェックする

サイズについて無事クリアできたら、最後に耐荷重を調べておきます。

ここでいう耐荷重とは、防水パンがどれくらいの重量の洗濯機を支えられるかということです。

防水パンの素材や厚さによって耐荷重が異なるので、製品を比較する際によく見ておきましょう。

一般的には、防水パンの規定サイズに収まる洗濯機であれば、耐荷重がクリアできることがほとんどです。

耐荷重を超えた状態で防水パンの上に洗濯機を置くと、防水パンが重さに耐えられず変形したり割れることもあるので注意しましょう。

かさ上げタイプの防水パンは止水栓の位置に気を付ける

洗濯機防水パンには、フラットタイプとかさ上げタイプとがありますが、かさ上げタイプを検討している際は止水栓の位置に気を付けてください。

かさ上げしたことにより洗濯機の位置が高くなるので、止水栓とぶつかってしまうことがあります。

止水栓まで高くする必要が出てきてさらに費用がかさんでしまうため、かさ上げタイプの防水パンを設置しようと考えている場合は止水栓の位置も事前に確認しておきましょう。

洗濯機防水パンの種類別おすすめ商品

おすすめの防水パン

洗濯機防水パンは、ホームセンターや通販サイトで探すと色々な形の製品があることが分かります。

そのなかで、いくつかおすすめの洗濯機防水パンを種類別にご紹介するので、防水パンの設置を考えている際は参考にしてみてください。

フラットタイプ LIXIL ・INAX 洗濯機パン

フラットタイプは、洗濯機パンのなかでもっとも多く普及しているタイプです。

LIXIL ・INAX 洗濯機パンはシンプルなつくりの洗濯機防水パンで、耐荷重は200㎏となっており、様々な洗濯機に対応しています。

固定取り付け金具としてコーナー固定ネジと化粧キャップが付いており、比較的簡単に設置できる防水パンです。

トラップは別売りなので、必要な場合は合わせて用意しておきましょう。

フラットタイプの洗濯機パンは、大型洗濯機やドラム式洗濯機では使用できる機種が限られているため、事前に確認を行なうようにしてください。

参照:LIXIL ・INAX 洗濯機パン

かさ上げタイプ(枠あり)PAT.洗濯機防水パン

樹脂製で作られているPAT.洗濯機防水パンは、錆びることがなく、丈夫で長持ちするのが特徴です。

こちらはかさ上げタイプの防水パンとなっており、四隅が高く、内側に空間があります。

フラットタイプに比べて、日々の掃除がしやすいというメリットがあります。

こちらの商品は4ヵ所ビス留めを行なえば良いので、設置が簡単にできるのも魅力です。

全部で4種類のサイズ展開がされているため、自宅洗濯機のサイズに合わせて適したものを選ぶことができます。

参照:株式会社サヌキ PAT.洗濯機防水パン 樹脂タイプ

かさ上げタイプ(枠なし)KAKUDAI 洗濯機用防水パン

枠なしのかさ上げタイプ防水パンは、洗濯機を設置している状態でも排水トラップを取り外すことができるので、細かい部分まで掃除してきれいに保つことが可能です。

KAKUDAIの洗濯機用防水パンは、枠がないかさ上げタイプとなっています。

四隅が高く、周りの枠がない分、他の種類の防水パンよりも掃除が簡単にできるようになっています。

参照:KAKUDAI洗濯機用防水パン

防水パンの設置でお困りなら便利屋七福神へ!

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家具や家電などの移動を得意とするスタッフが対応するので、防水パンをスピーディーに取り付けます。

家具移動サービスで防水パンの設置に対応します

便利屋七福神では、家具移動サービスにて洗濯機防水パンの設置に対応しています。

洗濯機は、大人一人で簡単に持ち上げられるものではありません。

女性の一人暮らしだと、さらに作業は困難でしょう。

便利屋七福神は家具移動サービスとして防水パンを設置できるので、お困りの際はお気軽にお問い合わせください。

設置する予定の場所の確認を行ない、周りを傷つけることなく防水パンの設置をすることができます。

防水パンを設置したいけれどどうしたら良いかわからないとお悩みなら、ぜひ便利屋七福神にお尋ねください。

便利屋七福神の料金体系

便利屋七福神は、家具移動サービスに関しては以下の料金体系で対応中です。

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便利屋定期プラン7,700円
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賃貸に住むなら洗濯機防水パンの設置がおすすめ!取り付けにお困りなら便利屋にもご相談を

防水パンでかさ上げしたら洗濯が楽になった主婦

洗濯機防水パンの特徴や役割、設置するメリット・デメリット、おすすめ商品などをご紹介しました。

賃貸物件にお住まいの人なら、水漏れや騒音トラブルを防ぐため防水パンを設置しておくと良いでしょう。

防水パンは自身でも設置できますが、重量のある洗濯機を持ち上げないといけないので大変です。

洗濯機を持ち上げられずお困りのときは、便利屋に尋ねて防水パンの設置を頼んでみてください。

作業に慣れたスタッフが訪れ、迅速・的確に洗濯機防水パンを設置します。