土嚢の作り方と積み方は水害シーズン前に知っておこう!自分で作る方法を解説
「水害に備えて土嚢を用意したいけれど手作りできる?」
「土嚢を実際どのように積めば良いのかわからない」
「人手が限られているなか、少しでも早く土嚢を準備して水害に備えたい」
いつどこで起きるかわからない水害に備えるため、また浸水を防ぐために役立つのが土嚢です。
自治体などから各家庭に配られることもありますが、より十分な水害対策を行なうためには自分で土嚢を用意する方法も知っておきましょう。
ここでは、水害と土嚢に関する上記のようなお悩みを解決できるよう、土嚢の作り方や積み上げるときのコツなどについて説明します。
Contents
土嚢を自分で作る方法
水害対策として活用されることが多い土嚢は、作り方自体はシンプルとなっています。
ポイントを踏まえて作ることで、よりしっかりと機能を果たしてくれるようになります。
ポイントを押さえながら、さっそく土嚢を作ってみましょう。
準備するもの
はじめに、土嚢を作る際に必要なものを用意します。
以下に挙げる4つのものを準備してください。
- 土嚢袋
- 土または砂(土嚢1個に対し20~30㎏ほど)
- スコップ
- 底をくりぬいたバケツ(20lくらいのもの)
底をくりぬいたバケツは、土嚢袋の中に土を入れるときに漏斗の役割をする役立つアイテムです。
必ずしも必要というわけではありませんが、あると効率よく土嚢を作成できます。
土嚢の作り方
続いて、土嚢の作り方を見ていきます。
- 土嚢袋に、底をくりぬいたバケツを被せる
- バケツの3分の2程度を目安に土を入れていく
- 土嚢袋の半分程度まで土が入っていることを確認する
- 袋の栗を紐で引っ張ってしばり、土が入っていない部分はねじり上げる
- ねじった部分に人差し指を這わせて、指と一緒に2、3回紐を巻く
- 紐の先を人差し指と一緒に巻いた部分にくぐらせてから引っ張る
土嚢を作る際のポイント
土嚢は必要なものを揃えて手順通りに進めれば無事完成させることができますが、その際のポイントも確認しておくことが大事です。
以下の点に注目しながら、土嚢を作りましょう。
注意すべきこと | 理由 |
---|---|
土の入れすぎも少なすぎもNG | ・入れすぎると運ぶのが大変 ・少なすぎると水を止める効果が落ちる ・積み上げにくくもなるので大きさは統一にすることがポイント |
袋の口は紐を巻き付けてしばる | ・かた結びではなく、紐でしばることでほどけないようにする |
水気を含んでいない土や砂を使う | ・土嚢袋の目より粗く、水分を含んでいない土や砂が最適 |
作った土嚢の積み方
無事に土嚢を作ることができたら、止水のために積み上げていきます。
土嚢の積み方にはいろいろな種類がありますが、ここでは基本の積み方とされている長手積みの方法についてご紹介します。
- 土嚢のしばり口を下流に向けて、上流側から土嚢を積んでいく
- 土嚢のしばり口に、次に積む土嚢の底がわずかにかかるようなバランスで置く
- 土嚢の間に土を巻き、形を整えていく
- 2段目からは、1段目とつなぎ目が交互になるように置く
土嚢を積み上げていくとき、形を長方形に整えてある程度固めた状態にするとより止水効果が期待できます。
止水効果を出すために有効な土嚢を積み上げる高さは、約45㎝です。
大人数人でも少し時間のかかる作業となるので、天候を見ながら早めに取り掛かるようにしましょう。
【併せて読みたい記事】
土嚢の処分方法
土嚢を処分する際は、各自治体のルールに沿って正しく捨てるのを心がけてください。
土嚢袋は普通ゴミとして出せることが多いですが、土や砂は専門業者やホームセンターなどで回収してもらう必要があります。
土嚢がないときの代用品
土嚢を作る時間がない、すぐに用意できないというときは代用品を使って水害対策を行なうことができます。
日常生活にある様々なものが土嚢として代用できるので、参考にしてみてください。
代用品 | 用途 |
---|---|
ゴミ袋 | ・ゴミ袋に水を入れると水嚢になる ・袋を二重にし水を半分ほど入れて口を結んだら完成 |
プランターと土 | ・土が入ったプランターを並べるだけで浸水を予防できる |
ポリタンク | ・ポリタンクに水を入れ水嚢を作り並べたら水害対策になる |
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- 土嚢作り
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水害に備えて土嚢を準備しておくことは大切!困ったときは便利屋に相談しよう
土嚢の作り方や積み方、代用になるものや便利屋の魅力までをご紹介しました。
水害が起きたときには瞬く間に被害が広がり甚大化してしまうため、日ごろから万全に対策をしておきたいです。
その一つとして用意しておきたいものが土嚢ですが、土嚢を作る時間がない、土嚢を積む体力も人手もないといった場合は、便利屋に尋ねてみてください。
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