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コラム

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カメムシの対処法でこれはNG!やってはいけない事と正しい駆除方法について解説

大量発生するカメムシ

「カメムシが多くて駆除が大変」

「カメムシの駆除方法が知りたい」

「室内にカメムシを侵入させないための予防法が知りたい」

カメムシに関して、このような困り事を抱えている人はいませんか?

その年の気候によっては大量発生することがあるカメムシは、洗濯物に付いていたり部屋に侵入してきたりと大変です。

数が多いと駆除にも時間がかかり、カメムシを退治するだけで疲れ切ってしまいます。

そこでここでは、カメムシの生態や特徴を知った上での正しい対処法について解説していきます。

NGな駆除方法もご紹介するので、正しく・安全にカメムシを駆除していきましょう。

カメムシを室内に侵入させないための予防法も解説するので、参考にしてください。

カメムシってどんな虫?

カメムシの特徴

カメムシは刺激すると悪臭を放つため、洗濯物についた臭いが取れなくなったり部屋の中に臭いが広がってしまう迷惑な虫です。

洗濯物についていたり部屋の中に侵入されたりする点が厄介なカメムシは、一体どのような虫なのでしょうか?

カメムシが多い季節に正しく対処できるよう、カメムシの生態や特徴を押さえておきましょう。

日本でよく見かけるカメムシの種類

カメムシといっても、実に多くの種類が存在します。

日本国内には、90種類以上ものカメムシが生息しているとも言われているほどです。

なかでも私たちの日常生活の中で目にすることが多いカメムシの種類には、以下のような種類があります。

個体名特徴
クサギカメムシ体長は13~20㎜ほど。体が平たく、屋内に集団で侵入して越冬することがある。  
スコットカメムシ体長は13~20㎜ほど。体が平たく、屋内に集団で侵入して越冬することがある。
マルカメムシ体長5mm前後で、丸くて茶色いカメムシ。日本での生息数が多い種類でもある。
アオクサカメムシ体長は12~16㎜ほど、緑色の体色で日本全土に生息している。
ホオズキカメムシナス科の植物によく付くカメムシで、体長は11~13㎜程度。

農作物や草花、白い物を好む

カメムシは農作物や草花、白い物を好みます。

農作物や草花については、オクラやナス、ピーマン、大豆や梨、桃などの果物、庭に植えている木や花にも付くことがあり、様々な種類の植物に付着することが多いです。

この理由により家の近くに畑がある、家庭菜園をしているといった環境では、カメムシが発生する確率が高くなります。

またカメムシは、白い物を好む傾向にあります。

白いタオルやTシャツにカメムシが付いていたという経験をしたことがある人もいるかもしれませんが、これはカメムシが白色を好むためです。

さらに暖かいところを好むため、日干ししてある洗濯物には特に付きやすいです。

9月~11月に集団移動する

カメムシは、過ごしやすくなる季節である春から秋にかけて多く発生します。

春や秋にカメムシをよく見かける、洗濯物についていることが多いと感じることがあるでしょう。

さらに、秋である9月~11月になるとさらに注意が必要です。

カメムシは越冬するため、暖かく天気の良い日にエサを求めて集団で移動し始めます。

暖かい場所を求めて集団で屋内に侵入し、そこで春を待つこともあるのです。

このような習性から、秋にカメムシの姿をよく見かけ、冬になると家の中で発見するということが増えます。

悪臭の原因は分泌液

カメムシといえば強い悪臭を放つ虫として有名ですが、悪臭の原因は分泌液です。

刺激を受けることで悪臭を放ちますが、外敵に対して威嚇や防御をするために放つと考えられており、同時に仲間に危険を知らせるための警戒フェロモンとしての役割もあるといいます。

カメムシの悪臭は、トランス-2-ヘキセナールという臭いが主成分です。

トランス-2-ヘキセナールとは親油性で、触れると数日間臭いが残り続けることがあります。

その他に、この分泌液が付いた手で目や皮膚を触ることで炎症を起こし、場合によっては患部が腫れることもあるので注意が必要です。

カメムシを駆除する際にやってはいけないこと

家に侵入しようとするカメムシ

過ごしやすい季節に大量発生するカメムシは、私たちの日常生活に様々な支障をきたすだけでなく、不快に感じられる存在です。

なのでカメムシを発見したら直ぐに駆除する人が多いでしょう。

しかし、カメムシの駆除を簡単に考えてはいけません。

ここでは、カメムシのNGな駆除方法についてご紹介します。

カメムシが出てきたので急いで駆除したいという場合でも、以下の方法は避けるようにしてください。

掃除機で吸い取る

手を汚さず、あっという間に駆除できるという点から、カメムシが出てきたときに掃除機を持ってこようとする人もいるかもしれません。

しかし、掃除機で吸い込まれたカメムシは驚いて、掃除機の内部で悪臭を放つ可能性があります。

悪臭が掃除機の内部に広がるので、掃除機を使うたびに排気ガスからカメムシの臭いをまき散らすことになってしまうのです。

カメムシの駆除で掃除機で吸い取るという手段は選ばないようにしましょう。

叩いたり潰して駆除する

カメムシを叩いたり潰したりして駆除することは絶対にしてはいけません。

叩かれたりする衝撃でカメムシは悪臭を放ちますし、室内で潰してしまうとしばらく臭いが取れません。

叩いたり潰すことによってカメムシの臭い成分が手に付着する可能性が出てきます。

手に臭い成分が付いた状態でうっかり目などを触れると、炎症を起こしてしまう恐れがあるので、カメムシを見つけても、叩いたり潰して駆除することは避けましょう。

カメムシの正しい駆除方法

窓に付いたカメムシ

カメムシの特徴やNGな駆除方法を確認した次に、正しい駆除方法について説明します。

出てきた場所やカメムシの量に応じて、どの駆除方法が良いか考えてみましょう。

殺虫剤を吹き付ける

ホームセンターやドラッグストアに売っている殺虫剤を使うと、カメムシを駆除することができます。

カメムシ専用の殺虫剤もあるので、どの虫に効くのかをよく確認した上で購入してください。

また、カメムシは屋内で出てくることも多いので、屋内外両方で使える殺虫剤なのかもチェックしておくと安心です。

殺虫剤を使うときは、製品ごとに記載されている使用方法を守り、自身の目や皮膚などに殺虫剤の成分が付かないよう、安全に使用してカメムシを退治しましょう。

参照:住友化学園芸 カメムシエアゾール

凍結スプレーで凍らせる

カメムシ駆除のための殺虫剤をホームセンターなどで探していると、近くに凍結スプレーと呼ばれる製品を見かけることが多くなりました。

凍結スプレーはカメムシ以外にムカデなどの害虫にも使用できるものがあり、瞬時に凍結して虫の動きを鈍らせることで駆除することができます。

カメムシをすばやく凍らせることができれば、悪臭を放たれずに済みます。

一時的に凍らせている状態なので、その隙に外に逃がしたりナイロン袋に入れて駆除する方法がおすすめです。

ガムテープで張り付ける

カメムシを安全・快適に駆除する方法に、ガムテープで張り付ける方法があります。

ガムテープをカメムシの背面全体にぴったりくっつけるようにすると、カメムシがガムテープにくっついてきます。

あとはガムテープを折りたたんで、カメムシを中に閉じ込めてしまいましょう。

隙間がないようしっかりガムテープを閉じておくと、カメムシは出てこれません。

大量のカメムシが発生しているときには時間がかかる方法ですが、家の中に1~2匹いた、といった場合には、家に常備してあることが多いガムテープが活躍します。

ペットボトルで捕獲する

極力触らずにカメムシを駆除したいという場合は、ペットボトルで捕獲する方法があります。

ペットボトルを使ってカメムシを駆除する方法は主に2通りあるので、やりやすい方法を選んでみてください。

ペットボトルで捕獲機を作る

ペットボトルの上部分をカットし、本体に逆さにしてセットするとすり鉢のような状態になります。

この状態でカメムシを捕まえると、返しがあることで下に落ちたカメムシはペットボトルの中から出てくることができません。

そのまま自分で出す悪臭で死んでいきます。

カメムシの量が多くて大変、確実に捕まえる方法が良いというときはペットボトルで捕獲機を作ってみてください。

ペットボトルの中に食器用洗剤を入れておく

ペットボトル捕獲機と同じ構造にしておき、内部に食器用洗剤を入れておく方法もあります。

カメムシは気孔という穴から呼吸をしていますが、食器用洗剤が入ったペットボトルの中に落ちることで気孔が塞がれ息ができなくなり、窒息死します。

すぐに駆除したい、万が一ペットボトルの中から出てきたら困るというときは、食器用洗剤を入れておくと良いでしょう。

カメムシが室内に侵入するのを防ぐ方法

家の中に侵入したカメムシ

カメムシが多い時期は、いかにして室内に侵入させないようにするかという予防が大事になってきます。

意識して侵入を防ぐことで、カメムシによる不快な臭いや駆除の煩わしさから解放されるでしょう。

以下に挙げる室内への侵入を防ぐ方法を押さえて、カメムシを家の中に入れないようにしてみてください。

庭の除草をする

カメムシは草木を好むので、庭に雑草が多く生えているときは除草しておきましょう。

庭や家庭菜園がある、ベランダで育てている植物がある場合、雑草はこまめに取り除いて生い茂らないようにしておいてください。

カメムシは草木に卵を産むので、産卵できる場所を少なくして発生する数を抑えられるようにするのがポイントです。

除草した草をそのままにしておくとカメムシが集まる要因になるため、除草した草の後始末も忘れずに行ないましょう。

網戸や窓のサッシの隙間をなくす

カメムシは、2㎜の隙間があれば屋内に侵入できると言われています。

そこで、網戸や窓のサッシにある隙間をしっかりと塞いでいきましょう。

隙間を塞ぐためのテープなどは、ホームセンターや100円ショップでも手に入ります。

カメムシが多く発生する前に対策をしておくと、室内に入ってくるカメムシの数を減らすことができるでしょう。

防虫剤を撒く

カメムシを駆除する方法として殺虫剤をご紹介しましたが、防虫剤を吹き付けておくことでカメムシの侵入を防ぐ効果も期待できます。

外壁や窓、玄関に吹き付けておくと数ヵ月効果が持続し、カメムシが室内に入ってくることを防ぐことができる優れものです。

防虫剤にもいろいろな商品があるので、値段や使いやすさ、安全性を考慮しながら選んでみてください。

ミントやハッカで忌避する

カメムシは、ミントやハッカなどのハーブの匂い成分を嫌うと言われています。

庭の一角やベランダにミントなどの香りが強いハーブを植えておくと、カメムシの忌避につながるでしょう。

身近に手に入るハッカ油を水で薄めてハッカスプレーを作り、網戸や窓のサッシなどに吹き付けておくのもカメムシの侵入予防に効果的です。

便利屋七福神ではカメムシの予防に対応します

カメムシ予防で草むしりする便利屋

カメムシは、私たち人間にとって快適な時期に多く発生するため、せっかくの心地よい季節にも関わらず駆除に追われることになり大変です。

安心して換気もできない、家庭菜園を楽しめない・・・などの不安を抱えている人もいるでしょう。

カメムシは、見つけたときに駆除するだけでなく、事前に侵入を予防することも重要です。

便利屋七福神ではカメムシを予防するためのお手伝いを実施しています。

カメムシ予防には、以下のサービスがおすすめです。

草刈り

草が生い茂っている状態では、カメムシが発生しやすいです。

便利屋七福神では、草刈りから草木の剪定、除草剤の散布などの作業を行なっています。

草刈り機が使えない場所のスペースの草むしりや除草シートの施工なども引き受けているため、ご自宅の草木でお困りの際にお気軽にご相談ください。

徹底的にきれいに除草し、カメムシが寄り付かない環境を作り上げます。

網戸などの隙間を塞ぐ作業

カメムシは、網戸や窓サッシにあるわずかな隙間から室内に入り込んできます。

便利屋七福神は、網戸などの隙間を塞ぐ作業にも対応しているのでお申し付けください。

窓やサッシなどをきれいに掃除してから隙間を塞ぐ作業に取り掛かってほしいというご要望がある場合は、ハウスクリーニングや家事代行サービスにて掃除を行なってから隙間を塞ぐ作業に移ります。

便利屋七福神の料金体系

便利屋七福神は、除草作業や隙間を塞ぐ作業などでカメムシの予防をお手伝いします。

どのサービスをご利用の場合も、料金体系は以下のようになっています。

プラン名料金
便利屋プラン8,800円
便利屋定期プラン7,700円
初回限定3時間得々パック19,800円

【ご紹介】便利屋七福神のサービスプラン

カメムシは正しく速やかに駆除するのが大切!予防をお考えなら便利屋七福神にご相談ください

カメムシ対処に詳しい便利屋

ほんのわずかな隙間からも室内に侵入でき、洗濯物に付いていると臭いを放たれ洗い直し・・・カメムシによって起こるトラブルは生活する上でかなりのストレスです。

カメムシの正しい駆除方法とは、カメムシを知ると同時に駆除と予防法も実践して、被害を減らすことがポイントになります。

便利屋七福神も、カメムシの予防に効果が期待できる除草作業や窓などの隙間を塞ぐ作業に駆け付けます。

より確実にカメムシ対策をしたいと考え中の人は、便利屋七福神にもご相談ください。