スズメバチの巣作り時期は4月から!女王蜂に巣を作らせないための予防をしよう
「大きなスズメバチが家の周りをよく飛んでいる」
「スズメバチが巣作りしているのを発見した」
蜂の中でも凶暴で刺されたら命に係わるスズメバチですが、巣ができるイメージは9月頃だと思っている人が多いと思います。
実はスズメバチの巣作りは4月から始まっているのです!
スズメバチは、巣作りの時期や働き蜂の成長などのタイミングによって適切に駆除や予防を行なう必要があります。
ここではスズメバチの生態や巣を作らせないためにできる予防法などについて詳しくご紹介します。
Contents
スズメバチの巣作り時期について
スズメバチは、4月~6月上旬ごろにかけて巣作りを始めます。
最初のうちは冬眠から目覚めた女王蜂が1匹で巣を作っており、ある程度巣が出来上がってきたところで卵を産んで働き蜂を増やしていきます。
2、3ヵ月ほどでみるみるうちに巣は大きくなり、巣の中で成長した働き蜂たちが活発に活動するようになるのが9月あたりです。
このことから、巣の予防を行なうには4月より前から行うことが理想的であり、女王蜂自体も冬眠から目覚めたところで動きが鈍くなっているため駆除しやすい時期になります。
6月以降のスズメバチは狂暴で危険
6月を過ぎた頃のスズメバチの巣は非常に危険です。
働き蜂の数がどんどん増え、巣も短い期間であっという間に大きくなります。
スズメバチの数が多くなると危険を伴うため、巣の駆除は業者に依頼しなければなりません。
スズメバチの巣は、巣作りの時期を把握した上で適切なタイミングで予防と駆除を行なうことが重要なのです。
巣作りの時期に合わせて速やかに駆除を行なうことを心がけつつ、蜂が活動している時間帯を把握しておくようにもしましょう。
スズメバチ駆除の適切なタイミング
蜂は、朝から昼間は巣を出入りして活動しています。
一番活発に動いているのが日中になり、夕方日が沈むと巣の中で休んでいます。
ここから、蜂たちが集まっている夕方から夜にタイミングを見て駆除することがポイントとなるのです。
スズメバチに巣を作らせないために実践できる予防法
スズメバチは、春になると女王蜂が一匹で巣作りを始めます。
そこでまずは女王蜂に巣を作らせないための予防法を実践してみましょう。
春先に女王蜂を駆除しておく
スズメバチは、女王蜂が春先に巣作りを始めることから巣が成長し働き蜂が飛び始めるようになります。
そこで、春先に女王蜂を見つけたら速やかに駆除しておくことで巣ができるのを予防できます。
毎年同じ場所に巣を作られる、春先になるとスズメバチを見かけるという場合は場所を特定して早めに駆除しておきましょう。
巣を作り始めている段階では、女王蜂が1匹の可能性が高いので比較的簡単に駆除できます。
木酢液やハッカ油をまく
家の周りに殺虫剤を使うことに抵抗がある・・・というときは、木酢液やハッカ油といった自然由来のものでスズメバチの巣を予防することも可能です。
スズメバチは、木酢液の焦げくさい臭いやハッカ油のメントールといった成分を嫌います。
木酢液とハッカ油はホームセンターなどで必要なものを揃えたらすぐに作ることができるので、以下を参考に作ってみてください。
木酢液の作り方
- ホームセンターなどで木酢液を購入し、水と1:1の割合で混ぜスプレー容器に入れておく
- 2週間に1回程度気になる場所に吹き付ける
ハッカ油スプレーの作り方
- ホームセンターなどでハッカ油を購入し、水とエタノールも用意しておく
- エタノール10mlに対しハッカ油を30滴ほど垂らして混ぜ合わせたら、最後に水を90ml入れて完成
- 木酢液と同じくらいの頻度で巣ができやすい場所に吹き付けるようにする
忌避剤を使用するのと同じ要領で、スズメバチが巣を作りやすい場所や過去に作られた場所へ木酢液やハッカ油をまいてみましょう。
忌避剤をまく
これまでにスズメバチに巣を作られた場所や作られそうな場所があるときは、忌避剤をまいて巣作りされないよう対策をとることができます。
市販の殺虫剤も忌避剤として活用できるので、定期的にまくようにしてスズメバチに巣を作らせないようにしましょう。
忌避剤は、以下のような場所にまくのがおすすめです。
どこもスズメバチが巣を作りやすい場所になっています。
- 床下
- 屋根裏
- 軒下
- ベランダ
- 土の中
- 庭木
- 物置
スズメバチの侵入経路をふさぐ
スズメバチの巣は、屋根裏や床下など思いもよらない場所に作られていることがあります。
そこで、蜂たちがどのような侵入経路で入ってきて巣を作ったのかを突き止め、侵入経路をふさぎましょう。
以前に巣を作られた場所があるのなら、巣作りが始まる前に侵入経路をふさいでおくと巣が作られるのを予防できます。
屋根と外壁の隙間や通風孔などが侵入経路になっているようであれば、金網やネットなどを使って覆っておくとスズメバチが入ってくるのを防ぐことができます。
水をまく
スズメバチの巣は湿気に弱いという特徴があるため、巣は乾燥した暖かい場所に作られる傾向にあります。
この性質を利用して、巣が作られやすい場所に水をまく方法が有効です。
床下に水をまいておくと、その周辺では巣を作ろうとしません。
しかし床下が乾いてしまえば効果は失われるため、効率の良さや効果の効き目といった点では期待できないでしょう。
一定期間しっかりと予防をしていきたいときは、忌避剤などを活用するのがおすすめです。
スズメバチに巣を作られた後の対処法
スズメバチに巣を作られてしまった、すでに大きな巣ができておりたくさんの蜂が飛びまわっているときは、自身で退治するのは危険です。
ここでは、巣が作られてしまったときの対処法について確認していきます。
身の安全を確保する
スズメバチの巣の周辺にはたくさんの働き蜂が飛び回っており、巣に近づくのは非常に危険です。
そこで、家族や自身の身の安全を確保することから始めましょう。
巣から少し離れたところにいたとしても、スズメバチは警戒したり威嚇してくることがあります。
そばを通らなければならないときは刺激しないようにする必要がありますが、できるだけ早く巣を取り除くことを考えましょう。
身の安全を確保してから、巣の大きさや場所を確認して対処することが大事です。
役所や自治体に連絡をする
蜂の巣のなかでもスズメバチの巣であった場合は、役所や自治体に連絡しましょう。
自治体によっては駆除に駆けつけてくれたり、駆除する費用の補助金が出る場合があります。
また、賃貸住宅にスズメバチの巣ができているときは、管理人さんや管理会社に連絡しましょう。
占有部分によっては自費で駆除することになりますが、状況によっては一部費用を負担してもらえることがあります。
お住まいの地域や居住環境に合わせて、安全かつ確実にスズメバチの巣を駆除する方法を考えていくことになります。
業者に依頼して巣を駆除してもらう
春頃にスズメバチの巣ができ始めている段階なら、自身で殺虫剤などを用意して駆除することが可能です。
しかし、時期が少しずれてくると働き蜂の数が増え、蜂の巣も大きくなっていきます。
危険だと判断した際は自身で駆除しようとせず、専門業者に依頼して取り除いてもらいましょう。
業者であれば、しっかりと装備をした上で蜂を確実に駆除できる薬剤を使って撃退してくれます。
自治体が紹介してくれたり、インターネットで業者を調べたり、街の便利屋も蜂の巣駆除に駆け付けます。
スズメバチの巣は便利屋が駆除に伺います!
スズメバチの巣は、作り始めや完成前に素早く対処することで危険から身を守ることができます。
一方で、巣が大きくなり始めている、すでに働き蜂が飛び回っているという状態では安易に駆除を行なうのは危険です。
便利屋七福神では蜂をはじめとした害虫駆除を引き受けており、こんなお悩みにスピーディーに対応します。
- 蜂の巣ができてしまった
- スズメバチが飛んでいるけれど巣がどこにあるかわからない
- ゴキブリを駆除してほしい
- ムカデが多くて夜も眠れない
上記のような悩みでお困りの際に、以下のサービスをご用意しています。
- 蜂の巣駆除
- ゴキブリ駆除
- 毛虫駆除
- コバエ、ハエの駆除
七福神では、以下3種類の料金プランでスズメバチをはじめとした害虫の駆除を行なっています。
プラン名 | 料金 |
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便利屋プラン | 8,800円 |
便利屋定期プラン | 7,700円 |
初回限定3時間得々パック | 19,800円 |
【ご紹介】便利屋七福神のサービスプラン
スズメバチの巣は予防をはじめ発見次第早めに取り除くことが大事
スズメバチの巣は、女王蜂が春頃から巣を作り始め、徐々に働き蜂の数が増え巣も大きく成長していきます。
春頃であれば比較的簡単に駆除することができますが、初夏になってくると危険を伴います。
スズメバチの巣を見つけたらできるだけ早く駆除すること、またスズメバチが寄ってこないよう家の周りで予防法を実践することが重要です。
万が一大きな巣ができてしまった、怖さで安心して生活できないというときは便利屋七福神の専門スタッフが駆除に伺います。
スズメバチ以外の害虫駆除も引き受けているため、便利屋に相談するとあっという間に解決します。
これからの季節は家の周りに蜂の巣ができていないか、こまめに確認も行なうようにしましょう。
以前巣を作られた場所が気になる、届かない場所にスズメバチが巣を作り始めているといったご相談も承ります。