草刈りで刈った草をそのまま放置してはダメ!その理由と正しい処分方法を解説
「草刈りで刈った大量の草ってそのまま置いておいて大丈夫かな?」
「草刈り後の草の処分方法がわからない」
草刈りをしたいけれど、このようなお悩みを抱えている人はいないでしょうか?
庭や畑の雑草の草刈をした後に刈った草の処分方法に困ることがあるでしょうが、刈った草をそのまま放置することは後々大きな問題に発展します。
今回は、草刈りで刈った草を放置してはいけない理由から正しい処分方法までをご紹介します。
草刈りをする機会がある人は、処分方法までもきちんと知っておきましょう。
Contents
草刈りで刈った草を放置してはいけない理由
草刈りで刈った草は、枯れるまでそのまま置いておこうかなと考えたりします。
しかし、草刈りで刈った草はそのまま放置してはいけません。
その理由には、以下の4点が挙げられます。
悪臭が発生する
草刈りをした後、草の臭いが周りに広がります。
草刈り後数日晴れているような場合であれば、草は枯れていくので臭いも気にならなくなります。
しかし雨が降って草が濡れてしまったり、湿度が高い日が続いてしまうと草はなかなか乾いてくれません。
乾かないまま腐ってしまうことがあり、草の種類によっては強烈な臭いを放つものもあるので、悪臭には注意が必要です。
害虫が発生する
刈った草が雨に濡れたり湿ったままの草には、害虫が発生する原因になります。
ゴキブリやハエなどの害虫が繁殖しやすい環境が出来上がり、孵化した害虫が家の中へ侵入してきたり、近隣住民にも迷惑をかけることになります。
健康被害が出る
草刈り後の草を放置することで、健康被害が出るリスクも高まるため理解しておきましょう。
雑草にはアレルギーを引き起こす成分が多く含まれており、ブタクサやイネ科の雑草などを刈ることでくしゃみや鼻水などのアレルギー症状を発症することがあります。
草刈り後の草を放置し続けるとアレルギーを引き起こす原因にもなるので、速やかに片付けておきたいです。
隣人トラブルの引き金にもなる
草刈り後の草を放置すると、隣人トラブルが発生するきっかけになります。
草の放置により臭いや害虫が発生した、刈った後の草が原因でアレルギー症状が現れているとなった場合、刈った草を置いている土地の所有者の責任になります。
トラブルが解決に至らない場合、損害賠償が発生する場合もあります。
その他、草が放置されていることで景観を損ねる、不審者が侵入しやすくなるなどの恐れも隣人トラブルの原因になります。
草刈りで刈った草の正しい処分方法
草刈り後の草を放置することで、健康への被害や隣人とのトラブルなど様々な影響が出ます。
そこで草刈りで刈った草の正しい処分方法を確認して、迅速かつ適切に処分してみましょう。
燃えるゴミとして処分する
一番簡単な方法が、燃えるゴミとして処分することです。
市区町村で指定されている方法で燃えるゴミとして片付けることで、速やかに処分できます。
燃えるゴミで処分する際は、草についている土をできるだけ落としておきましょう。
見るからに多くの土が草についていると、ゴミとして回収してもらえないことがあります。
さらに天日干しで乾燥させてからゴミ袋に詰めていくことでより多くの草を詰め込むことができます。
燃えるゴミとして処分するときは、上記の2点に配慮しながらゴミ袋に詰めていきましょう。
草に土が多く付いているとゴミ回収されない理由
草刈りで刈った草に土が付いている場合、ゴミとして回収されないことがあるので気を付けましょう。
以下のような理由が挙げられます。
- 土は一般のゴミとは異なり「自然物」として扱われるため
- 土は焼却処分ができないため
このような流れから、草に土が付いているとゴミとして回収されない場合があるのです。
草をゴミとして処分したいときは、できるだけ土を落とした状態で袋にまとめていくようにしましょう。
シートの上で天日干しする
草刈り後の草は、ビニールシートなどの上に広げて天日干しして枯らせましょう。
燃えるゴミとして処分するときも、事前に天日干ししておくことでカサが減って軽くなります。
シートの上で干す理由
草を天日干しして乾かす際、土の上に草を置いて乾燥させるのは避けましょう。
土の上に放置して乾燥させると、刈った草が再び根ついてしまう恐れがあります。
特に雑草については生命力がたくましいので、土の上で乾かしているうちに再生することがあるのです。
刈り取った草を根付かせないように、ビニールシートなどの上で干すようにしましょう。
平に均して干すこと
草を天日干しして乾かすときは、できるだけ平らになるように広げて干すことを意識してみましょう。
草同士が重ならないように干すことで日光がきちんと当たるため、どの草もしっかりと乾燥させることができます。
数日ほどでカサカサと乾燥した状態になるので、天気予報をチェックして晴れの日が続くときに天日干ししてみましょう。
穴を掘って土の中に埋める
環境に優しくすぐに実践できるのが、穴を掘って土の中に草を埋めることです。
40㎝程度の穴を掘っておき、その中に刈った草を入れていきます。
穴を掘るのには労力が必要になりますが、草刈り後すぐに取り掛かれてきれいに片付けることができる方法です。
刈った草を土の中に埋めるとそれが堆肥になり、栄養分を多く含んだ土が出来上がります。
肥料として再利用する
草刈り後の草は、肥料として再利用することが可能です。
ガーデニングや畑を楽しんでいる人は、自身で肥料を手作りすることができます。
刈った草で肥料を手作りする場合は、次のものを準備してみてください。
- 米ぬか
- 石灰
- 天日干しした草
庭に穴を掘ってその中に上記3つを詰め込みます。
発酵が進み、しばらくするとホームセンターで買うような立派な肥料が完成します。
刈った草は肥料として活用できるので、ぜひ作ってみてください。
業者に処分を依頼する
草刈り後の草は、業者に依頼することで処分してもらうことも可能です。
以下のような業者が、草の回収に対応しています。
不用品回収業者
不用品回収業者は、家の内外にあるあらゆるものを回収し、さらに掃除や片付けまで手伝ってくれます。
草刈りや庭掃除から依頼ができる業者もあり、作業により出た草もまとめて回収してもらえます。
不用品回収業者はサービスごとや不用品の量に合わせて料金プランを提示しているところが多いため、状況に合うものを選べてスピーディーに悩みを解決することができます。
草刈り代行業者
草刈り代行業者を利用すれば、草刈りから草の後始末まですべて引き受けてくれます。
坪数や草の長さなどによって料金が変わる仕組みになっているので、広さや草の状況を考えた上で利用を検討してみましょう。
草刈りのプロが対応してくれるため、見た目にもきれいに刈り取ってもらえるのが魅力です。
植木屋
草の片付けについては、植木屋にも相談できます。
植木屋は、草刈りや草の後始末、剪定など幅広く依頼できるのが特徴です。
庭全体をきれいに整えたいと考えるときに、頼りになる業者です。
職人1人に対し費用が発生することが多くなっています。
草の後始末については、ゴミ袋でまとめるかトラックに詰め込むかで料金体系が異なります。
草刈りで刈った草を片付けるときに使える便利グッズ
草刈りで刈った草は、状況によってどの方法がベストか検討する必要があります。
どの方法で処分するにしても、刈った草を集めるという作業は必須でしょう。
そのようなときに活用できる、便利グッズをいくつかご紹介します。
レーキ
草刈りで刈った草は刈った範囲にもよりますが、集めるのに時間と労力が伴います。
そのようなときにあると便利なのが、レーキです。
くまでのような形で爪がたくさんついており、草だけを効率よくかき集めることができます。
刈った草を集めるときだけでなく、落ち葉を集めるときなどにも活用できます。
1つ持っておくと、外回りの作業の際に役立てることができるでしょう。
ガーデンバッグ
ガーデンバッグがあると、草刈り後の草をまとめておきたい、処分するために移動させたいときなどに活用できます。
集草バッグや落ち葉袋という呼び方もされ、使っていないときはコンパクトに折りたためるものが多いです。
雑草の草刈り後だけでなく、落ち葉を拾ったりガーデニングの作業を行なうときなどにも利用できます。
テミ
草刈り後の草のかき集めや草抜きのときなどに重宝するのが、テミです。
軽くて持ちやすく、汚れたときは洗うことができます。
一度に比較的多くの草を詰め込むことができるので、効率よく草を片付けることができます。
使っていないときは立てかけて収納できるので、一つ持っておくと便利です。
草刈り後は雑草が生えないように予防する
草刈りできれいに草を刈り取ることができたら、また雑草が生えてこないように予防をしましょう。
雑草が生えないようにするためには次のような方法があるため、自宅の状況に合うものを選ぶことがポイントです。
- 除草剤をまく
- 防草シートを敷く
- レンガを敷き詰める
- ウッドデッキなどを建てる
- 地表植物を育てる
- コンクリートなどに舗装する
草が生えないようにしたい場所の環境に応じて、どの方法で雑草の予防をすれば良いか考えてみましょう。
除草剤に関してはホームセンターでも販売されており、気軽に利用できます。
ただし、除草剤には種類があるため、状況に応じて適したものを使う必要があるため用途を確認しましょう。
天気や撒き方のコツもあるので、以下の記事を参考にしながら除草剤を使用してみてください。
【合わせて読みたい記事】
草刈りで刈った草を処分する際の注意点
草刈りで刈った草の処分方法についていくつかご紹介しましたが、注意点もあるため確認しておきましょう。
刈った草を燃やすのはNG
以前までは、草刈りで刈った草に火をつけて燃やしているという風景を見かけたことがあります。
しかし、例外を除き、現在は家庭でゴミを燃やすことは法律で禁止されています。
廃棄物の処理及び清掃に関する法律の第16条の2にて、刈った草を燃やすことは禁止されているのです。
法律に違反した場合は、「5年以下の懲役もしくは1,000万円いかの罰金、またはその両方が科される」場合があります。
法人の場合は、「3億円以下の罰金」となっています。
そのため、刈った草を燃やすのは避けましょう。
家庭ゴミを燃やしていると判断されると違反になり、実刑もあり得るので気を付けましょう。
草刈りから刈った草の処分までは便利屋にご相談を!
草刈りは、刈ることに労力を使うだけでなくその後の草の処理にも追われることになります。
時間がないなかで草刈りだけすると、刈った草が腐食して臭いを放ったり害虫が発生したりと様々な悪影響を及ぼします。
草刈りをしなければならないけれど時間がない、刈った草を片付けてもらえるところまでを1セットで誰かに頼みたいというときは、便利屋が頼りになります。
便利屋が草刈りに関してどのようなサービスを提供しているのか、見てみましょう。
七福神なら刈った草の処分まで引き受けます
当店便利屋七福神では、掃除や片付け、家事代行など数多くのサービスを提供しています。
草刈りに関してお困りの際にも現場に駆け付けており、次のような悩みをすっきり解決します。
- 庭の草刈りをしてほしい
- 庭の草木が伸びてきたので整えてほしい
- 除草剤を撒いてほしい
七福神は、3つのプランで草刈りに対応しているので詳細をご確認ください。
プラン名 | 価格 |
---|---|
便利屋プラン | 8,800円 |
便利屋定期プラン | 7,700円 |
初回限定3時間得々パック | 19,800円 |
七福神の草刈りサービスは、具体的には以下のような場合に駆け付けます。
- 草刈り
- 草むしり
- 除草シート施工
- 木の剪定
草刈りで刈った草を回収して処分するところまでがサービス内容となっているので、草刈り後の草の処分方法で悩んでいるときにも依頼が可能です。
草刈りで刈った草は放置せず便利屋の力を借りてきれいに片付けよう
草刈りで刈った草は正しく処分する必要があり、そのまま放置していると様々な影響が出ます。
範囲が広く手に負えない、時間がなくて草刈りができないなどの場合は、便利屋も駆けつけるのでご相談ください。
草刈りから草の処理、庭の木の剪定などまで幅広く対応しています。