草刈りの時期には適したタイミングが3回あった!その理由と草刈り方法を解説
「草刈りをしてもすぐにまた草が生えてくる」
「いつの季節に草刈りをすれば良いかわからない」
「効率よく草刈りをして雑草を整理しておきたい」
この記事では、草刈りに関する上記のような悩みを抱えている人のために解決策をご紹介します。
雑草はいつの間にか茂るので、何度も草刈りをしてもキリがないように感じることがあります。
しかし、適したタイミングで草刈りを行なうことで、無理なく雑草を除去することができるうえに草刈りの頻度を下げることができるのです。
今回は草刈りに適したタイミングについて、理由や草刈り方法、注意点など詳しく解説します。
雑草でお困りの際は、ぜひご覧ください。
Contents
草刈りに適したタイミングは年に3回!
草刈りに適したタイミングは、年に3回あると言われています。
年に3回とは具体的にいつぐらいなのか、時期を見てみましょう。
6月~7月
草刈りに適したタイミングの1回目は、6月~7月です。
この時期は梅雨時ということで雑草の成長が勢いよくなる時期であり、この頃の雑草は夏に向けてどんどん成長していくのが特徴です。
そこで、草が生い茂る前の6月~7月の間に草刈りをしておけば雑草の勢いを食い止めることができるのです。
梅雨に入ると天候が安定せず、草刈りのタイミングも限られてしまいますが、その間にも草は成長していっているので、梅雨に入るまでの時期や梅雨の晴れ間などを有効活用して草刈りを行ないましょう。
9月~10月
草刈りに適したタイミングの2回目は、9月~10月です。
この時期になると気温が低くなることから、雑草の成長スピードが遅くなっていくのです。
9月~10月に草刈りをしておくと、冬の雑草を成長させずに済みます。
雑草の成長速度が落ち着く9月~10月に草刈りを行なうことで、春が来るまで雑草に大きく悩まされることはなくなるでしょう。
11月~12月
草刈りのタイミングとしては、冬の11月~12月も適しているといえます。
秋が深まるにつれて枯草が多くなる頃に草の手入れをしておくことで、春の雑草の芽生えを抑制します。
冬のうちに育てている植物にしっかり日光を当てるためにも、枯草や雑草などは除去しておくと良いです。
また冬場は虫が少なくなるので、虫が苦手な人にとっては草刈りをするベストな季節であるといえるでしょう。
雑草の成長周期に合わせて草刈りを行なう
雑草は種類によって成長の周期が異なります。
この成長サイクルに合わせて草刈りを行なうことで、除草作業が効率よくできます。
雑草は、大きく分けると一年草と多年草の2種類があるため、それぞれの特徴を確認しておきましょう。
一年草の場合
1年草の寿命はそのシーズンで終わります。
春に発芽し、梅雨時に栄養を蓄えた後夏に最盛期を迎えます。
秋になると成長スピードが遅くなり、冬になると枯れていきます。
1年草には、以下のような種類があるため確認しておきましょう。
- オヒシバ
- メヒシバ
- スズメノカタビラ
このような1年草については、狭い範囲であれば手で草抜きをし、広範囲に及ぶ場合は草刈り機や除草剤を使って枯らすと良いです。
多年草の場合
一年草と同じようなサイクルで成長しているなかで、冬場枯れているように思われる草であっても土の中で根は生きています。
その後、翌年になり芽吹き、気温の上昇や雨とともに大きく成長していきます。
多年草には、次のように普段見かけることがある種類が多いです。
- オオバコ
- ドクダミ
- 西洋タンポポ
多年草は根をしっかりと張っているので、引き抜くのが大変です。
そこで、土ごと掘り起こすか、草刈り機を使って草を刈る方法がおすすめです。
翌年になって再び生えてくるのが多年草ですが、葉っぱ部分を刈り取って光合成を止めることで新たに地下茎で増えていくのを防ぐことができます。
雑草には一年草や多年草があること、その成長サイクルに合わせて草刈りのタイミングや除草方法を考えることが重要なのです。
効率よく草刈りを行なう方法
草刈りに適したタイミングが年に3回あることをご紹介しましたが、それぞれのタイミングにおいてより効率よく草刈りを行なうためのポイントについても解説していきます。
どこの草を刈るのか、どのような道具を使って雑草を取り除くのかなどを踏まえて、適した方法を選んでみてください。
広さに応じて草刈りの道具を変える
草刈りといっても、状況に応じて広さが様々です。
自宅の庭の草刈りもあれば、畑の草刈り、所有している土地の草刈りなど、場所によって生えている草の種類や量が異なります。
そこで、広さに応じて草刈りの道具を揃えるようにしましょう。
道具の種類 | 用途 |
---|---|
草刈り機 | 面積が広い場所の草を除去する際におすすめ |
台車 | 刈り取った草を乗せる用 |
軍手 | 草で手を切るなどの怪我を予防するため |
剪定鋏 | 見た目を整える必要がある植木などに使用する |
鎌 | 玄関回りなどの細かい場所の除草作業の際に役立つ |
鍬 | 生命力の強い雑草を根ごと取り除くときに使用する |
どこの草刈りをする必要があるのかという状況に合わせて道具を用意することが大事です。
草刈り機の刃の手入れをしておく
草刈り機を使って広範囲の草刈りを行なう場合、使用する前に刃のお手入れをしておくことを忘れないようにしましょう。
草刈り機には、以下のように3種類の刃が使用されています。
ナイロンカッター
ナイロンコードと呼ばれる紐を動かして草を刈り取っていくタイプの草刈り機です。
金属刃より鋭くは切れないものの、安全に使用することができます。
チップソー
現在主流となっているタイプの刃で、円形で周りがギザギザとしていて刃の数が多いほど固い草を刈るのに適しています。
刃のサイズにも種類があるため、排気量に合わせて選ぶことが必要です。
金属刃
チップソーよりも刃の数が少ないものを指しています。
広範囲の草刈りに適しているものの、固いものに当たると反動が大きいため注意が必要です。
刃が錆びていたり欠けている、刃を取り付けているネジが緩んでいるといった状態で草刈り機を使用するのは非常に危険です。
そのため、草刈り機を使用する前は刃の状態をよく確認して、異常がないか調べておきましょう。
刃の交換が必要となるケースもあるため、予備の刃も常備しておくと安心です。
天候も要チェック
草刈りは季節だけでなく天候も考慮することで効率よく実践できます。
ベストなタイミングは雨が降ってその後2、3日晴れ間が続いた日です。
最も成長しているタイミングで草刈りができるので、一度にすっきりと除草作業を終えることができます。
また草が生えてきた、草刈りをしないといけないといったことに悩まされず、限られた回数できれいに刈り取ることができるのです。
さらに、雨が上がってからの雑草は水分を多く含んでいます。
草刈り機などの道具を使ったときにも刈り取りやすいので、作業がはかどるでしょう。
雑草が生えにくいよう工夫する
草刈りでは、単に草を刈るだけでは再び雑草が生えてきます。
適した時期やタイミング、回数と合わせて、雑草が生えにくくなるような刈り方をしておくことも試してみてください。
雑草が生えにくくなる刈り方、除草作業の方法とは以下の通りです。
- 根を少しだけ残して刈り取る
- 砂利を敷く
- 除草剤を撒く
- 防草シートを使う
根を少しだけ残しておくとまた雑草が生えてくるのでは?と思われるかもしれませんが、ここから新たな雑草が生えてくることを防ぐことができるのです。
柔らかい土には雑草が生えやすくなるという特徴を逆手に取り、土を硬くしておくために雑草の根を少しだけ残しておくという方法です。
その他、砂利や防草シートを利用することで日光を遮断できるため、雑草が生えにくくなります。
広い範囲の草刈りができずに困っているときは、除草剤を撒いて草を枯らせる方法もあります。
草刈りを行なう際の注意点
草刈りは、場所や草の状態によってやり方にも注意しなければいけません。
草刈り機のお手入れについて少し触れましたが、ここでは草刈り全般に当てはまる注意点についてご紹介します。
作業する時間帯に気を付ける
草刈りは時期を見計らって行なうだけでなく、作業する時間帯にも気を付けましょう。
たとえば草刈りをする場所の面積が広ければ、作業時間は長くなります。
途中で体調不良を起こす恐れがあるため、体調管理をしっかり行ないながら作業をすることが大切です。
体調を守るために真夏の暑い時間帯は避ける、気温がそれほど高くない早朝や夕方に草刈りを行なうなどの工夫をしてみましょう。
草刈りの際に水筒などを持参し、こまめな水分補給を忘れないようにすることも大事です。
11月~12月の草刈りに関しては、身体を冷やさないよう防寒対策を行なってください。
作業する時期や時間帯に応じて準備を行ない、体調を崩さないように気を付けましょう。
服装に注意する
草刈りに適した服装は、脱ぎ着しやすい服装や、夏場であれば涼しい素材の服を着るのがおすすめなのですが、このとき重要になるのが身体を露出しない服装を心がけることです。
長袖長ズボン、軍手、帽子、ゴーグルなどを用意しておきましょう。
うっかり草で身体を切ってしまったり、石や土などが跳ねて目に入るのを防ぐため、服装や装備が必要となります。
草刈り道具と合わせて、自身の服装も意識してみてください。
虫対策は念入りに
雑草の草刈りをしていると虫に刺されることが多いです。
草が生い茂っている場所には多くの虫が隠れており、草刈り作業に入ることによって虫に刺されることがあります。
なので、草刈りを始める前に防虫スプレーを吹きかけたり、上記で記載した服装にも注意して対策を行なってみてください。
万が一虫に刺されてしまったときのため、虫刺されの薬も持っておくとより安心でしょう。
参照:ムヒアルファEX
刈り取った草をそのまま放置するのはNG
草刈りの後、刈り取った草はついそのままにしてしまいがちです。
刈り取ったのだからすぐに生えてくることはないだろう、後日片付けようと放置してしまうことがあるでしょう。
しかし、刈り取った草をそのままにしておくことで新たな悪影響を及ぼす恐れがあります。
冬場に枯草を放置すると土に影響が及び、春に芽生える植物たちの成長を妨げる可能性があります。
夏場に放置した場合は、刈った草が再び根付いてしまい雑草として成長することが考えられます。
草刈りでは、草をきれいに片付けるまでの作業を含めて行なうようにしましょう。
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---|---|
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草刈りのタイミングを意識して雑草を除去しよう!手に負えないときは便利屋にもご相談を
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