トイレのピンク汚れの正体とは?ピンク色が付着する原因と対処法について解説
「トイレに付くピンク汚れの正体って何?なぜ付着するの?」
「トイレのピンク汚れを取り除くための対処法が知りたい」
ここでは上記のようなお悩みを抱えている人のために、トイレに付くピンク汚れの原因や対処法について詳しく解説します。
トイレは、いつも気持ちよく使いたいものです。
しかし、使っているなかで気になる汚れが付きやすい場所でもあります。
ピンク汚れの原因を知り、正しい方法できれいなトイレを目指してみましょう。
Contents
トイレで発生するピンク汚れの正体とは?
トイレの便器に付くピンク汚れの正体は、メチロバクテリウムというバクテリアと、ロドトルラという酵母菌が繁殖することによってできたもののどちらかです。
このバクテリアと酵母菌は空気中にも存在しており、特に温度や湿度が高いところに付いた汚れをエサにして繁殖するのが特徴です。
トイレでピンク汚れがあっという間に繁殖する理由
ロドトルラは赤い色素を出しながら増えるため、繁殖が進むにつれてピンク汚れとなって目立ってきます。
2、3日であっという間に汚れが広がるほど、繁殖スピードが早いです。
トイレは高温や高い湿度の条件が揃い、さらに尿や排泄物の汚れも加わることで酵母菌やバクテリアが繁殖しやすい環境が出来上がってしまうのです。
ピンク汚れは、トイレ以外のお風呂や洗面所などでも条件が揃うことで発生する場合があります。
トイレのピンク汚れを放置するリスク
ピンク汚れはバクテリアでカビではないのなら放置していても問題ない…とは言い切れません。
トイレのピンク汚れを放置しておくとどうなるか、というリスクを知っておきましょう。
ピンク汚れの範囲が広がり掃除の手間が増える
トイレのピンク汚れは、放置すると新たな汚れを招くことになります。
ピンク汚れを放置することでロドトルラが増殖し続けて、余計掃除が大変になり、汚れが取りきれないという事態が起こります。
黒カビを招くことになる
ピンク汚れを放置していると、黒カビが発生しやすくなります。
これは、黒カビがピンク汚れを栄養源にして繁殖するためです。
ピンク汚れの段階では比較的落としやすい汚れですが、黒カビが発生して根が生えてしまうと掃除も大変になります。
黒カビはアレルギーの原因になる胞子を飛ばす場合もあるので、身体にとってもよくありません。
トイレのピンク汚れへの対処方法
トイレのピンク汚れは、気づいたときに早めに対処してきれいに取り除いておきたいです。
ここでは、どのように掃除方法でピンク汚れを除去すれば良いのか、具体的に説明します。
中性洗剤を使う
ピンク汚れに気づいたとき、手軽に試せる方法が中性洗剤を使って掃除をする方法です。
トイレ掃除用に中性洗剤を用意したら、次の手順で掃除してみてください。
- ピンク汚れのある箇所に中性洗剤を直接吹き付ける
- 10分ほど放置する
- トイレブラシでこする
- 水を流す
ピンク汚れをこすり洗いした後は、すすぎとして50℃程度のお湯を加えることでよりしっかりと汚れを落とすことができます。
ただし、便器の素材によってはお湯を流すことで傷つく恐れがあるので、事前に確認した上で使用するようにしてください。
塩素系漂白剤を使う
ピンク汚れは、塩素系漂白剤を使って落とすこともできます。
塩素系漂白剤で殺菌をすると、ピンク汚れの原因である酵母菌やバクテリアを死滅させるので有効です。
塩素系漂白剤を使って掃除をするときは、以下の手順で進めてください。
- 便器に付いているピンク汚れに塩素系漂白剤を吹き付ける
- 5分ほど放置する
- トイレの水を流す
- 汚れが残っているときはトイレブラシでこする
塩素系漂白剤は、ピンク汚れの程度によってはトイレブラシでこする必要なく落とすことができます。
塩素系漂白剤が皮膚に付着すると、ただれを起こす場合があるため、塩素系漂白剤を使ってトイレ掃除をする際は、ゴム手袋を着用して取り掛かることを忘れないでください。
また、塩素系漂白剤と酸性洗剤を一緒に使用することは避けましょう。
同時に使うと有毒ガスが発生する恐れがあるので危険です。
重曹でパックする
トイレのピンク汚れは、重曹を使って落とすこともできます。
以下の物を用意した上で手順を確認し、掃除に取り掛かってみましょう。
~用意するもの~
- 重曹
- 40℃くらいのお湯
- トイレットペーパー
- スプレー容器
- 40℃くらいのお湯を1カップ用意しスプレー容器に入れ、そこに小さじ2分の1の重曹を加えて溶かす
- ピンク汚れがある箇所にトイレットペーパーを置く
- トイレットペーパーの上から重曹水を吹き付けて10分~15分ほど放置する
- トイレットペーパーをトイレブラシで剥がし、便器をこすったら水を流す
- 仕上げにエタノールを吹き付けたら完了
トイレットペーパーは、大量に置かないように注意してください。
後に水を流した際に、詰まりを起こす原因になります。
仕上げにエタノールを吹き付けておくことで、ピンク汚れの原因であるバクテリアなどが繁殖しにくくなるので忘れずに行ないましょう。
トイレにピンク汚れを発生させないための予防法
トイレのピンク汚れは落ちやすい汚れであっても、できるだけ発生させたくないものです。
そこで、ピンク汚れを発生させないための予防法について押さえ、日常生活で実践していきましょう。
こまめに換気する
ピンク汚れを予防するために、まずはトイレをこまめに換気しましょう。
換気扇を回す、トイレの窓やドアを開けて換気するなどして、トイレ内の湿度が上がるのを防いでください。
換気扇については、ずっと回し続けても電気代はごくわずかと言われています。
トイレ内の環境を快適にするためにも、換気扇を常につけておくことも有効です。
こまめに換気をして湿度を下げ、トイレの空気を入れ替えましょう。
トイレを使った後は便器の蓋を閉める
トイレの空間で湿度が高くなるのは、便器の中に溜まっている水が蒸発していることが原因の1つとして考えられます。
そこで、トイレを使った後は便器の蓋を閉めて湿度が高くなるのを防ぎましょう。
水を流す際、蓋を閉めてから流せば菌の拡散も防止できます。
トイレの水が流れるときに飛ぶ水しぶきが周りに飛び散ると、便器の外にも新たな汚れが付きやすくなります。
日々の習慣として便器の蓋を閉めるのを意識するだけでも、ピンク汚れを防ぐことができるのです。
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こまめにトイレ掃除をする
ピンク汚れをはじめとした様々な汚れが付着しやすいトイレは、こまめに掃除することがとても大切です。
できれば、1日1回は簡単な掃除をしておくと良いでしょう。
便座や便器、蓋、床などを除菌シートで拭く、洗剤を吹き付けて便器をトイレブラシでこするなど、最低限の掃除を続けるだけでもピンク汚れは予防できます。
時間があるときにはより丁寧に行ない、換気扇を掃除する、壁を拭くなどの作業も加えてみるとよりきれいなトイレを維持できるでしょう。
スタンプタイプの洗浄剤を使うことも有効
毎日こまめにトイレ掃除をするのが難しい場合は、スタンプタイプの洗浄剤をセッティングして汚れを防止する方法もあります。
便器にジェル状の洗浄剤を貼り付けておくことで、水が流されるたびに洗剤が溶けだして便器の内側全体をきれいにしてくれるアイテムです。
汚れの除去と予防の両方が手軽にできる洗浄剤です。
トイレの汚れでお悩みの際は便利屋にお任せください!
トイレのピンク汚れでお困りの際は、便利屋が駆けつけます。
汚れの状況に応じて掃除方法を考え、確実に落とすことができるのが魅力です。
便利屋七福神では、以下のサービスにてトイレ掃除を承っているので、お気軽にご相談ください。
トイレのピンク汚れはハウスクリーニングや家事代行サービスをご利用ください
トイレのピンク汚れをきれいにしたいときは、ハウスクリーニングと家事代行サービスにて引き受けています。
サービスごとの詳細は、以下の通りです。
ハウスクリーニング
ハウスクリーニングでは、家じゅうの様々な場所の掃除を徹底的に行なっています。
具体的には、次のような場所の掃除が可能です。
- フロア
- キッチンコンロ
- シンク、水回り
- レンジフード
- 窓、網戸
- バスタブ、浴室
- トイレ
- 洗面台
掃除のプロが優れた技術で丁寧・迅速に対応し、頑固な汚れも完璧に落としていってくれます。
家事代行
家事代行サービスでは、家事全般に関して幅広く受け付けていると同時に、以下のような自力で落とせない水回り汚れにも対応しています。
- キッチン
- 浴室
- トイレ
- 洗面台
トイレのピンク汚れ以外に掃除や家事を頼みたいかどうかなどを踏まえ、どのサービスがぴったりか考えてみてください。
ハウスクリーニングと家事代行の料金体系
ハウスクリーニングと家事代行サービスにおいてトイレ掃除を引き受けていますが、どちらも料金システムは同じようになっています。
プラン名 | 料金 |
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便利屋プラン | 8,800円 |
便利屋定期プラン | 7,700円 |
初回限定3時間得々パック | 19,800円 |
【ご紹介】便利屋七福神のサービスプラン
トイレのピンク汚れは早めの対処が肝心!便利屋も対応できるのでご相談ください
トイレのピンク汚れは、気づいたときに早めに掃除をしておくことで、汚れが広がることなくきれいな状態をキープできます。
手軽に試せる掃除方法をいくつかご紹介しましたが、時間がない、他の場所も掃除してもらいたいなどのお悩みがある際は便利屋に相談するのもおすすめです。
プロが、素早く確実にトイレをはじめとした様々な箇所の掃除をしてくれます。
家事全般以外にも幅広いサービスを提供しているので、生活での困り事をいつでも相談できるでしょう。