ゴキブリの卵の駆除方法が分からない!処理方法と産ませないための対処法を解説
※こちらのページでは成虫ゴキブリの写真は使用しておりませんので安心してお読みいただけます。
「ゴキブリの卵ってどんなもの?」
「ゴキブリの卵を確実に処理する方法が知りたい」
「卵を産ませないためにできる対策も教えてほしい」
家の中でゴキブリを発見すると、大きなショックと同時に少しでも早く駆除したいと思うものです。
しかし、家の中でゴキブリを見かけたということは知らない間に家の中で繁殖している可能性があり、既にどこかに卵を産み付けられているかもしれません。
そこでここでは、ゴキブリの卵を駆除する方法から卵を産み付けられやすい場所、卵を産ませないための対策法について詳しく解説します。
家の中でゴキブリの数が増えないよう、卵を発見した時点ですぐに駆除に取り掛かりましょう。
Contents
ゴキブリの卵ってどんな見た目?
ゴキブリの卵は黒色や茶色をしており、小豆のような見た目で、大きさは1㎝前後です。
固いカプセル状になっており、卵の大きさはゴキブリの種類によって異なります。
ゴキブリの卵は、暖かく湿気のあるところを好んで産み付けられることが多いです。
一見するとゴキブリの糞と間違えられることが多いゴキブリの卵ですが、糞の大きさよりも卵の方がサイズが大きいです。
ゴキブリの種類ごとに卵の特徴をチェック
小豆のような見た目をしているゴキブリの卵ですが、種類ごとに少しずつ特徴が異なります。
以下に種類ごとの卵の特徴を挙げていくので、参考にしてみてください。
ゴキブリの種類 | 卵の特徴 |
---|---|
チャバネゴキブリ | ・一年を通して産卵を行なう ・1匹のメスが産卵する回数は3~10回ほど薄い茶色をした卵鞘を産卵する ・俵のような形をしており、サイズは5㎜前後 ・1つの卵鞘の中には、およそ18個~50個の卵が入っている ・卵鞘が産卵された直後に孵化して、成長し始める |
クロゴキブリ | ・5月~10月にかけての暖かい時期に産卵 ・1匹のメスが産卵する回数は約17回 ・卵鞘は黒色や濃い茶色で、サイズは12㎜~13㎜ほど ・1個の卵鞘の中には15~28個ほどの卵が入っており、23~55日ほどかけて孵化 |
ヤマトゴキブリ | ・7月~10月の暖かい時期に産卵 ・メス1匹が産卵する回数は約7~19回で、4~6日おきに産卵することから産卵回数は多め ・1㎝弱ほどのサイズの卵鞘を産み、卵は1ヵ月ほど経ってから孵化する |
ワモンゴキブリ | ・6月~8月頃にかけて産卵を行なう ・他のゴキブリよりも寿命が長いため、多くの卵鞘を産むのが特徴 ・産卵の回数は、50~80回ほど ・1回の産卵で、10個前後の卵が入った卵鞘を1個産む ・卵は40日間ほど経ってから孵化する |
ゴキブリが卵を産みやすい場所
生息する場所や産卵回数、卵の見た目などが種類別で異なるゴキブリですが、卵を産み付けられて家の中で繁殖することを防ぐためには、ゴキブリがどのような場所に卵を産むのかを知っておく必要があります。
ゴキブリは、以下のような場所に卵を産みやすいです。
- 冷蔵庫の下や裏
- 段ボールの中
- 食器棚の裏
- 排水溝付近
- 観葉植物の下
- ブレーカーの中
- 屋根裏
- ガスコンロの下
上記に挙げた中でも特に卵を産み付けられやすい場所が、段ボールの中です。
段ボールはゴキブリにとって最適な住処となることと同時に餌にもなるので、産卵するにはぴったりの場所なのです。
適度に湿気を吸い込むことから、段ボールの中はゴキブリにとってちょうど良い湿度を保つことができます。
ゴキブリの卵を放置するリスク
ゴキブリの卵は、よく見ないと判断が難しいです。
そのため、うっかり見過ごしている場合もあります。
その間にも卵が孵化してゴキブリの数が増えていくことになるので、できるだけ早く駆除しておきたいものです。
ゴキブリの卵を放置すると、以下のように様々なリスクが生じます。
- ゴキブリが大量発生する
- 家が汚れて不潔になる
- 菌に感染して健康被害が出る
- ゴキブリを餌にする蜘蛛やムカデなどの害虫が侵入する
卵から孵化したゴキブリが大きく成長していくことで、個体数が増えてしまいます。
さらに、ゴキブリや糞、卵などを気づかず踏んでしまうことで、床が汚れることもあるでしょう。
ゴキブリは、様々な雑菌も持っているため、卵と気づかず触ってしまうとサルモネラ菌やチフス菌、大腸菌などに感染するリスクが高まるため危険です。
ゴキブリにより身体に不調をきたさないよう、卵は早急に駆除しておくべきです。
ゴキブリの卵の駆除方法
ゴキブリの卵は、発見した時点ですぐに駆除することが大事です。
卵の駆除方法についていくつかご紹介していくので、実際にゴキブリの卵を見つけたときは実践してみてください。
卵をつぶす
ゴキブリの卵はつぶして駆除する方法があります。
ゴム手袋をしてティッシュペーパーなどで卵をつかんでビニール袋に入れ、袋の中で卵をつぶしてください。
ゴキブリの卵は卵鞘(らんしょう)と呼ばれる卵を包む丈夫な袋状のものの中に複数個入っているので、卵鞘を割ることがポイントです。
卵鞘が割れると卵は乾燥するので、孵化を阻害することができます。
あとはビニール袋の口を縛って、燃えるゴミに出せば完了です。
床の上などでつぶすと床が汚れてしまうので、注意して作業するようにしましょう。
また、ゴキブリの卵には多くの雑菌が付着しているので、素手で駆除するのは避けてください。
熱湯をかける
卵そのものをつぶして駆除する他に、熱湯をかけて撃退する方法もあります。
ゴキブリの卵は、60℃以上の熱湯をかけると死滅します。
熱湯をかけ終わった卵はビニール袋に入れて、燃えるゴミに出しましょう。
熱湯を使って卵を駆除するときは素手で触らないことに加えて、やけどにも気を付けてください。
ゴキブリの卵を駆除するときのNG行為と注意点
ゴキブリの卵は、つぶすか熱湯をかける方法で駆除するのが一般的な方法です。
それ以外の方法では、卵が卵鞘に守られている関係で確実に駆除することができません。
以下に記載するNG行為と注意点をよく理解した上で、確実に卵を駆除できる方法を選ぶようにしてください。
殺虫剤や燻煙剤は効果がない
ゴキブリ退治といえば殺虫剤を思い浮かべる人が多いでしょうが、ゴキブリの卵に殺虫剤は効きません。
卵は固い卵鞘に守られているため、殺虫剤だけでなく燻煙剤も効果がないのです。
ゴキブリ用のトラップで捕獲されたゴキブリがその場で卵を産んでしまえば、こちらも卵鞘が破壊されていないとその場で孵化してしまいます。
ゴキブリの卵を駆除する際には、卵鞘を破壊することが重要になるのです。
トイレやキッチンに流すことは避ける
家の中から少しでも早く追い出したいという思いからトイレやキッチンに流す方法を考えることもありますが、この場合についても卵鞘が壊れていないと意味がありません。
流れた先で卵が孵化し、排水溝から家の中に戻ってくることがあるのです。
掃除機で卵を吸うことは避ける
掃除機でゴキブリの卵を吸い取ってしまうと、掃除機の中で卵が孵化して、幼虫が外にあふれ出す恐れがあります。
ゴキブリの卵をうっかり掃除機で吸い取ってしまった場合は速やかに、紙パック式なら紙パックを処分する、サイクロン式なら中身のゴミを片付けるなどして、卵を掃除機の中に残したままにしないようにしましょう。
卵の近くには巣がある可能性が高い
ゴキブリの卵を見つけたら、その近くに巣がある可能性が高いです。
しかしゴキブリの巣を特定することは素人では困難なため、燻煙剤や毒餌などを使って巣にいる成虫を駆除する方法が有効です。
何度駆除してもゴキブリが出てくる、家の中に段ボールが放置されている、部屋が物で溢れて散らかっているなどの状況では、ゴキブリが巣を作っていることが考えられます。
卵の近くには巣があるかもしれないという点を押さえて、駆除の方法を検討してみましょう。
ゴキブリに卵を産ませないための対策法
ゴキブリの卵があるということは、家の中に成虫がいる証拠でもあるので何とかして駆除したいと考えるものです。
卵を産み付けられていることに気が付かなければ、知らないうちにゴキブリの数が増えていくことになります。
そこで、ゴキブリに卵を産ませないための対策を実践していきましょう。
ゴキブリの侵入経路を塞ぐ
ゴキブリは、わずか数ミリ程度の隙間からでも家の中に侵入することができます。
そこで、できるだけ隙間を作らないよう対策を取ることが大切です。
家じゅうすべての隙間を塞ぐことは難しいですが、できるところから始めるだけでもゴキブリの侵入確率を下げることができます。
たとえば、以下のようなポイントを押さえてゴキブリの侵入経路をふさいでみましょう。
- 網戸はきちんと閉めて隙間がないか確認する
- どうしても隙間ができてしまう箇所には隙間テープを使って塞ぐ
- エアコンのホースに穴や隙間がないか調べて、パテなどで塞いでおく
ゴキブリの侵入経路を塞ぐ他にも、侵入できそうな玄関や窓、換気口などの場所に薬剤を撒いておく方法もあります。
隙間をふさいだけれど不安、絶対にゴキブリを侵入させたくないというときは、ホームセンターなどで薬剤をチェックしてみるのも良いでしょう。
卵を産める場所を作らない
ゴキブリは、以下のような環境を産卵場所として好みます。
- 暗くて湿度が高い
- 暖かい
- 近くに栄養源がある
この条件に当てはまる環境があれば、ゴキブリに卵を産み付けられる可能性が高いということなので対策を取っていきましょう。
具体的な場所を挙げると、段ボールの他に次のような場所にも産み付けられやすいので注意しましょう。
- 植木鉢やプランターの下
- エアコンの室外機の裏
- 側溝や雨水桝の中
- シンクやトイレ、洗面所の排水管付近
家の屋内外でゴキブリが産卵しやすい環境ができていないか、細かく調べてみると安心です。
卵の駆除方法で悩まないためには、卵を産む場所を作らないことを意識していきましょう。
母ゴキブリを駆除する
家の中で見つかるゴキブリは、その多くがオスです。
メスは基本、餌場と巣を往復するだけなので生息する場所が限定されています。
卵を産ませないためには、メスのゴキブリを確実に駆除することが重要です。
メスゴキブリを駆除する際には、毒餌を仕掛けるのが良いでしょう。
即効性はないものの、毒餌を食べたゴキブリだけでなく、そのゴキブリの糞や死骸を食べたゴキブリにも効果があるため、効率よく駆除することができます。
卵を持っているメスのゴキブリが毒餌を食べれば、その影響は産卵前の卵にも及ぶため、卵の駆除が可能になるのです。
餌を残さない
ゴキブリの餌となるものを家の中に放置しないことも、卵を産ませないための対策に繋がります。
生ゴミや食べかすなどがある家の中は、ゴキブリにとって餌が豊富で快適な場所です。
ゴキブリの餌にならないよう、家の中は常に清潔を保ちましょう。
常温保存している野菜の保管場所にも気を付けてください。
また、冷蔵庫やシンクの下などにゴミや埃などが溜まっている状態もゴキブリが繁殖しやすいので、こまめに掃除をして清潔な状態を心がけましょう。
ゴキブリ対策なら便利屋七福神にもご相談ください
家の中を清潔に保つことで、ゴキブリに卵を産み付けられずに済みます。
しかし、家具や家電の下や水回りの掃除などを、常に完璧に掃除することは実際には難しいです。
家事や仕事で忙しく過ごしている人が多いなか、細かい部分の掃除まで日ごろから手が回る人が少ないでしょう。
毎日忙しいけど家の中はキレイに保ちたい、そのようなときは一度便利屋七福神にご相談ください。
ゴキブリの駆除とゴキブリの繁殖を防ぐため、プロのスタッフがハウスクリーニングで家じゅうをピカピカにします。
便利屋七福神はゴキブリをはじめとした様々な害虫駆除のサービスを提供しており、ゴキブリの他にスズメバチやクモ、ムカデ、コバエ・・・など家の中でお困りの害虫に関して、スピーディーに退治することが可能です。
それらをハウスクリーニングと併せて任せることができます。
サービス詳細や料金体系は、以下の通りです。
ハウスクリーニングの特徴
便利屋七福神では、ハウスクリーニングサービスにて様々な場所の掃除を引き受けています。
具体的には、以下のような場所の掃除を実施中です。
- フロアクリーニング
- キッチンコンロクリーニング
- シンク、水回りクリーニング
- レンジフードクリーニング
- 窓、網戸クリーニング
- バスタブ、浴室クリーニング
- トイレクリーニング
- 洗面台クリーニング
ゴキブリ対策を行なう場合は、やはり水回りを真っ先に清潔に保っておきたいです。
キッチンコンロクリーニングでは、こびりついた油汚れや焦げ付きを取り除き、食べかすなどがないきれいな状態に掃除します。
トイレやキッチンなどではゴミや汚れを徹底的に取り除いていくので、ゴキブリの繁殖を防ぐことができるでしょう。
ゴキブリの侵入経路となりやすい窓や網戸については、隅々まで汚れを落とす他、網戸の張り替えにも対応しています。
その他、汚れが気になる箇所などありましたら、お気軽にご相談ください。
お悩みに合わせて、臨機応変に対応いたします。
ハウスクリーニングの料金体系
便利屋七福神のハウスクリーニングサービスは、料金が時間制となっています。
利用頻度に合わせて料金が変わってくるため、以下をご確認ください。
プラン名 | 料金 |
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便利屋プラン | 8,800円 |
便利屋定期プラン | 7,700円 |
初回限定3時間得々パック | 19,800円 |
【ご紹介】便利屋七福神のサービスプラン
ゴキブリの卵は見つけたときに確実に駆除しよう!清潔な空間を維持するためには便利屋に相談してみてください
ゴキブリは、家の中で最適な場所を見つけ産卵していることがあります。
気づかずに過ごしていると卵が孵化し、家の中でゴキブリの数が増えることになるでしょう。
そのためゴキブリの卵を見つけたら、確実な方法で駆除していきましょう。
ゴキブリが産卵しやすい場所や侵入させないよう対策を行なうことも大事です。
清潔な空間であればゴキブリの繁殖を防げるので、掃除でお困りの際は便利屋にもお問い合わせください。
プロが細かい部分などを徹底的に掃除し、清潔な家の中を実現してくれます。