雨の日の引っ越しはどうやってするの?引っ越し業者の対応や防水対策と注意点を解説
「予報では引っ越し前後や当日が雨になっている!」
「水濡れ対策するにはどのように片付けや梱包をすれば良いんだろう?」
「雨の場合、業者はどこまで対応しれくれるんだろう?」
引っ越し日が雨だと、晴れの日なら考えなくても良い点まで気を配る必要があります。
新居への移動の際に、家電や家具が濡れては大変です。
段ボールが雨に濡れることで、中に入っているものにトラブルが起きることも想定されます。
そこで今回は、雨の日の引っ越しの方法やポイントについて詳しくご紹介します。
業者の対応や防水対策などを押さえて、引っ越し日が雨であっても無事に引越を完了できるようにしましょう。
Contents
引っ越し当日に雨が降ったらどうなる?
引っ越しは、自身や業者の都合に合わせて日程が決めてあることが一般的です。
事前に日時を決めていることから、引っ越し当日に悪天候となる可能性もあります。
では、引っ越し当日に雨が降ったら、引っ越しはどうなるのでしょうか?
基本的に業者側からの日程キャンセルはない
災害級の大雨などでない限り、基本的には引っ越し業者側からキャンセルの連絡を受けることはありません。
雨のときの対策を行ないながら、予定通り引っ越し作業を進めていきます。
引っ越し当日が雨であっても、基本的には予定通り行われると思っておきましょう。
引っ越しがキャンセルになってしまう天候のケースとは?
雨であっても基本的にはキャンセルとならない引っ越し業者ですが、一部キャンセルとなるケースがあります。
たとえば次のような場合が、業者側からキャンセルが提案される事例です。
- 暴風雨
- 地震
- 洪水
- 津波
- 土砂崩れ
- 地すべり
上記のように安全の確保ができない事象のときは、引っ越しはキャンセルになる可能性が高いです。
暴風雨を伴う台風はときに危険な威力を持つことがありますが、影響が少ないものであれば雨が降っていても予定通り引っ越し作業が進められることが多いです。
雨により料金が割り増しになることはない
引っ越し当日に雨が降ることは、危険を伴うような悪天候でない限り決行されます。
そこで気になるのが、雨により料金が割り増しにならないのだろうかという点でしょう。
基本的には、雨によって引っ越し料金が割り増しになることはありません。
ただし、雨用の梱包を任せたいときは別料金が発生する恐れがあるため引越し業者への確認が必要です。
引越し業者に問い合わせる際、雨が降ったときの対応についても尋ねておくと良いでしょう。
引っ越しの日が雨だったときの業者の対応
引っ越しの日があいにくの雨だった場合、業者はどこまで対応してくれるのでしょうか?
運搬させるものの種類について、対応内容を見ていきます。
家電や家具
冷蔵庫やテレビ、本棚、ベッドなどの家電・家具に関しては、雨に強い梱包材を使って梱包して搬出していきます。
ジャバラと呼ばれる梱包材で包む他、エアパッキンで包んだ上からジャバラで梱包する方法をとっている業者もあります。
その他の方法として、巻き段ボールやビニールシートを使って雨に濡れないよう梱包していく場合もあります。
段ボール類
引っ越しでは、段ボールの中に衣類や雑貨、食器など生活に使うものを詰めていきますが、
雨の日の引っ越しとなると、段ボールが濡れて中身に影響しない様対策をとる必要があります。
段ボール一つずつをビニール袋に入れていくということはないものの、水が染み込んでしまう前に濡れた段ボールを拭いてもらうことは可能です。
巻き段ボールを敷いてその上に段ボールを積み込んでいくという方法で作業を進めてくれるため、段ボールの水濡れについての心配は不要です。
雨に備えて自身でしておくべき防水対策とは?
引っ越し当日が雨の場合、業者も水濡れ対策はきちんとしてくれます。
しかし、絶対に濡らしたくないものがあったり、水濡れによって万が一家電などが壊れてしまうようなことは避けたいです。
そのようなときは引っ越し業者に頼りきらずに、自身で雨に備えて引っ越しの準備をすることをおすすめします。
引っ越し時の防水対策として、以下の点を取り入れてみましょう。
段ボールが水に濡れないよう対策する
引っ越しでは、多くの段ボールを新居へと運び込む必要があります。
大切なものが入っている段ボール、雨で濡れることによって破れてきたり中のものがダメージを受けることがあります。
そのため、引っ越し日が雨のときは段ボールの防水対策が必須です。
段ボールが破れたり中身が濡れたりしないよう、段ボールの内側にビニール袋やごみ袋などをセットしてその中に衣類や小物などを入れていきましょう。
段ボールの上からビニール袋をかぶせる方法もありますが、移送の際に滑りやすく崩れやすいため、あまりおすすめできません。
家電にはビニール袋をかぶせる
家電は、水に弱いです。
水濡れが故障の原因になる可能性もあるため、しっかりと防水対策を行なうことが大切です。
防水シートや大きめで丈夫なビニール袋を用意して包み込むようにしましょう。
濡れることで傷んでしまう家具についても、同じように対策をとってみてください。
データに関するものの防水対策を忘れずに
家電や精密機器のなかには濡れて故障してしまうものがあるだけでなく、水濡れで大事なデータが失われるというケースも起こり得ます。
そのため、データに関するものの防水対策も念入りに行なっておきたいです。
データに関するトラブルが起きても慌てずに済むよう、まずはデータのバックアップをしておきましょう。
他のUSBメモリーなどにバックアップしても、そのものが濡れて故障する恐れがあります。
そこで、オンラインストレージのサービスを利用してデータを保存しておくことがおすすめです。
万が一データを失ってしまった場合にも、オンラインストレージにデータが残っているので安心です。
濡れたものを拭くとき用の雑巾を用意する
引っ越しの際の片付け時にも必要となる雑巾ですが、多めに用意して濡れたものを拭くときに利用しましょう。
荷物を運びこむ際にも濡れた部分を拭き取ってから搬出することで、新居を濡らさずに済みます。
雑巾以外に、古布、古タオルなどもまとめて用意しておくと良いです。
いつでも手に取れる場所に置いておくことで、雨で濡れたものをスムーズに拭くことができます。
雨の日の引っ越しの注意点
雨の日の引っ越しは業者がしてくれる対応や、自身ですべき水濡れ対策などが重要となります。
それと同時に、いくつかの注意点を押さえておくことが大事です。
引っ越し当日が雨であった場合を想定しておく
引っ越しに向けて片付けを進めていくなかで、当日が雨であった場合を想定して準備をしておきましょう。
家電や家具はどう包めば水濡れの心配がないか、ビニール袋のサイズや枚数は足りているか、雨の日にあると便利なものは何かなどを考えて用意しておくと、天候が悪い際に対応できます。
また、業者のホームページで雨の日の作業内容について紹介してあるところが多いため、事前に確認しておくと安心です。
和室に濡れたものを置かないようにする
雨の日の引っ越しは、できるだけスムーズに作業を終えることが最優先となります。
そのため、家具や家電、段ボールなどをどんどん新居に運び込むことになるでしょう。
その際、荷物を置いた場所がフローリングであれば問題ないのですが、うっかり和室に搬入してしまうと畳を濡らしてしまうことになります。
畳は、一度濡れると中にまで浸透してしまい、乾くのに時間がかかります。
シミやカビが発生する恐れもあるので、新居の和室の畳を傷めてしまわないよう荷物を搬入する場所に気を付けましょう。
搬入を終えたら早めに荷解きする
雨のなか、何とか無事に新居への搬入までが完了したら、早めに荷解きに取り掛かりましょう。
段ボールは、雨の中の移動で水に濡れたり湿気に触れることでカビが発生しやすくなります。
搬入後、そのまま放置していると中に入れている荷物にも悪影響です。
段ボールの繊維同士をつなぎ合わせている接着剤が溶けだして、荷物に黄ばみが移ることもあります。
雨により影響を受けた段ボールは、できるだけ早めに開封して整理をするようにしましょう。
引っ越し当日が雨かも!水濡れ対策で片付けが追い付かないときは便利屋にご相談を
引っ越し当日が雨になるかもしれない、水に濡れないように対策をしないといけないとなると、片付けや掃除に加えて追加の作業が出てきてしまいます。
引っ越しまであまり日がないとなると、手が足りず困ることもあるでしょう。
そのようなときは、便利屋に相談することで困りごとを解決できます。
当店便利屋七福神では、引っ越し時の片付けや掃除にも幅広く対応しています。
- ハウスクリーニング
- 不用品処分のお手伝い
- 家具、荷物の移動
引っ越しでお困りのことがあれば、何でもお気軽にご相談ください。
料金は、時間制となっています。
各種プラン | 料金 |
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便利屋プラン | 8,800円 |
便利屋定期プラン | 7,700円 |
初回限定3時間得々パック | 19,800円 |
【ご紹介】便利屋七福神のサービスプラン
キッチンや浴室、トイレなど家じゅうのハウスクリーニングや不用品回収などを引き受けてくれます。
不用品回収については、小さなものから大きなものまで、種類問わずまとめて回収してもらうことが可能です。
便利屋の手を借りて、雨の日の引っ越しに備えてみましょう。
雨の日の引っ越しは事前の準備を万全に行ないスムーズに進められるようにしよう
引っ越し当日雨が降っていると、業者はどこまで対応してくれるのか、どのように水濡れ対策をすれば良いのか悩んでしまいます。
そこで、まずは業者が対応してくれる内容について確認し、必要なものを揃えて自身でも水濡れ対策を行なってみましょう。
水濡れ対策に追われて片付けや掃除が進まないときは、便利屋が駆けつけお手伝いします。
即日で素早く対応することが可能なので、引っ越し当日の作業を順調に進められるでしょう。