湿度の下げ方を知ってカビから家を守ろう!家で一年中快適に過ごすための湿気対策をご紹介
「家の中の湿度が高く、カビが生えてくる」
「部屋の湿度を下げる方法を知りたい」
「日ごろから実践できる湿気対策を試していきたい」
湿度が高い状態は、私たちに様々な不快感を与えます。
肌がベタベタするだけでなく、湿気がこもりやすい箇所にはカビも生えてくるようになります。
カビを放置していると健康状態にも影響が出る恐れがあるので、湿気対策はしておきたいところです。
ここでは湿気が溜まる条件や部屋の中の湿度の下げ方、湿気を感じずに過ごすための方法などをまとめました。
湿気に悩まされず、年中快適に過ごせる家を目指しましょう。
Contents
家の中に湿気が溜まる条件や環境とは
家の中の湿度が高い、ジメジメして不快と感じることがありますが、なぜ家の中の湿度は高くなるのでしょうか?
湿度が高くなる条件や環境についてみていきます。
家の場所
湿度が高くなるのには、家の場所が関係している場合があります。
特に海や川の近くにある家は、湿度が高くなりやすいです。
マンションなどの集合住宅で見ると、1階や2階など下層階ほど地下からの湿気を取り込みやすいので湿気が溜まりやすいです。
家の構造
家の立地条件の他、構造も湿度と関係しています。
コンクリート構造の家は湿気を吸いやすいため、部屋の中の湿度も高くなる傾向にあります。
コンクリート構造以外に、気密性が高い造りの家も湿気が逃げにくく、湿度が高くなりやすいです。
天候
くもりや雨の日は、湿度が高くなりやすいです。
空気中の水分が多くなるため、その分身体で感じる湿気も多くなります。
反対に、よく晴れた日は空気中の水蒸気が少なくなるので湿度が低くなります。
日々の天候によっても、家の中で感じる湿気の状態は変わってくるのです。
季節
家の中で感じる湿度は季節の影響を受けます。
雨の日は湿度が高くなりやすいので、梅雨時は湿気を感じることが多くなります。
気温が上がれば上がる分だけ空気中に含まれる水分量が多くなるため、冬場よりも夏場の方が湿度が高いです。
冬に関しては、部屋の中と外との気温差により結露が発生し、この結露により湿度が上がることがあります。
このように、季節によって湿度が上がりやすいときがあります。
快適とされる湿度はどれくらい?湿度が高くなるとどうなる?
湿度が高くムシムシしている状態は身体でも感じやすく、家の中では湿気による影響もみられるようになります。
快適といわれる湿度はどれくらいなのか、湿度が高くなると何が起きるのか押さえておきましょう。
快適といわれる湿度は40~60%
一般的に過ごしやすいといわれている湿度は40~60%です。
快適な湿度は季節によって変わり、夏場は40~60%、冬場は50~60%くらいとなっています。
湿度が高いと感じる梅雨時は湿度が80%を超えることもあるので、湿度を少しでも減らせるよう工夫して過ごすことが大切です。
逆に湿度が40%以下になると、目や喉などが乾燥してくるようになります。
身体が乾燥を感じるだけでなくウイルスも活発になるため、除湿のしすぎは感染症のリスクが高まることを理解しておきましょう。
湿度が高くなることで起きること
梅雨などの影響で湿度が高くなると、家の中でも様々な問題が生じ、快適に過ごせなくなります。
湿度が上がることでどのようなことが起きるのか、チェックしておきましょう。
湿度が上がることで起こる事象 | 詳細 |
---|---|
カビが発生する | 湿度が70%を超えるとカビが発生しやすくなり、増殖する |
身体に不調が現れる | カビやダニが発生しやすくなり、鼻炎やぜんそくなどのアレルギー症状を引き起こすことがある。 |
害虫が発生する | ダニやムカデなどの害虫が発生しやすくなる。害虫にとっては湿度70%以上、気温30℃前後が快適なので、特に夏場は注意が必要 |
部屋の中の湿度の下げ方
部屋の中の湿度が高いと汗が身体にまとわりつくように感じ、床がベタベタするようになります。
家の中の湿気を少しでも減らして、気持ちよく過ごしたいという人は多いはずです。
そこでここでは、部屋の湿度の下げ方としていくつかの方法をご紹介します。
エアコンの除湿機能を使う
部屋の中の湿度を下げる際に手軽にできる方法が、エアコンの除湿機能を使用する方法です。
除湿機能を使うと、部屋の中の湿度を下げることができるので快適に過ごせるようになります。
エアコンの除湿機能には弱冷房除湿と再熱除湿の2種類があるので、それぞれの特徴についても理解しておきましょう。
エアコンの除湿機能 | 特徴 |
---|---|
弱冷房除湿 | 部屋の温度を下げて湿度を取り除き、空気を部屋に戻す仕組み。温度と湿度の両方を下げることができる。 |
再熱除湿 | 除湿する際に下げた空気の温度を再度温め直してから部屋に戻す。部屋の温度を下げず、湿度だけを調整できるのが特徴。 |
除湿器を稼働させる
部屋の湿度だけを下げたいときにおすすめなのが、除湿器を稼働させることです。
エアコンの除湿機能と比べて、除湿器にはこんなメリットがあります。
- 持ち運びできるので、使いたい場所で稼働させることができる
- 洗濯物を乾かすときにも利用できる
コンセントがある部屋でなら、除湿器を使うことができます。
エアコンがない部屋や一時的に除湿したい空間があるときにも便利といえるでしょう。
除湿器にもいくつか種類がありますが、ヒーターが内蔵されているタイプの製品であれば気温が低くなる冬場でもしっかり除湿してくれます。
家の中で湿度が高く感じる場所やエアコンの有無などから、除湿器の導入も検討してみてください。
窓などを開けて換気する
部屋を閉め切っていると湿気の逃げ場がなくなるので、湿度が上がりやすくなります。
そこで、窓やドアを開けて風通しをよくして、湿気を逃がしましょう。
窓を開けて換気をするときは、2ヵ所開けるようにすると風が通って効率よく湿気を取り除くことができます。
サーキュレーターなどを使って部屋の空気を循環させる
窓やドアを開けて換気をするときに、合わせて使用したいのがサーキュレーターや扇風機です。
サーキュレーターなどを使うことで空気の循環が良くなり、効率的に部屋の中の湿度を下げることができます。
風通しをよくするため、サーキュレーターや扇風機も活用してみましょう。
凍ったペットボトルを活用する
凍ったペットボトルも、部屋の中の湿度を下げたいときに活用できます。
凍ったペットボトルを室内に置いておくと、ペットボトルの表面に水滴がつきます。
これは、空気中の水分が冷たい液体に冷やされて水滴に戻るという現象です。
ここから、空気中に含まれている水分を取り除くことができるのです。
電気を使わずにできるエコな除湿方法ともいえるので、ぜひ一度試してみてください。
除湿剤を使用する
家の中では、部屋の中の押し入れやクローゼットなどの閉鎖空間にも湿気がこもりやすいです。
そのような場所には、除湿剤を設置して湿気を取り除くようにしましょう。
除湿剤には、据え置きタイプやシートタイプなどいろいろな商品があります。
使用する場所に応じて、適した除湿剤を選ぶことが大事です。
以下を参考に、状況に合う除湿剤を選んでみてください。
除湿剤のタイプ | 特徴 |
---|---|
据え置きタイプ | 広い空間を除湿したいときにおすすめ。湿気は下の方に溜まるので、押し入れなどの下段や床に置くと良い。 |
シートタイプ | 衣装ケースの中や敷布団の下に敷くと効率よく除湿してくれる |
重曹や炭を置く
除湿剤を使用する他、重曹や炭を置くだけでも湿度を下げることができます。
それぞれ、どのようにして湿度を下げてくれるのか確認しておきましょう。
重曹
水分を吸収し固まる性質を持っています。
消臭や脱臭作用もあるので、湿気による嫌な臭いを取り除きたいときにもおすすめです。
重曹の設置方法は空き瓶などに重曹を適量入れて、湿度が高い場所に置いておくだけでOKです。
炭
炭にある細かい穴が湿気を吸収し、湿度を取り除いてくれます。
脱臭作用もあるため、湿気により臭いが気になるときにも使用できて便利です。
湿気を吸っても天日干しをすれば再び使えるので、コスパにも優れています。
家の中で一年中快適に過ごすため実践したい湿気対策
家の中の湿度を快適な状態に保つためには、日ごろから湿度が上がる前に以下のことに気を付けて湿気対策をしておきたいです。
自宅の状況を見て、どの対策からすべきか考えてみてください。
室内干しを避ける
濡れた衣類を屋内で干すことになる室内干しは、部屋の中の湿度を上げることになります。
湿度が高くなりやすい梅雨時や夏場は、室内に洗濯物を干すのはできるだけ避けてください。
天気が悪く、洗濯物を室内干しするしかないときは、除湿器やサーキュレーター、扇風機を使用して風の通りを良くしておきましょう。
結露対策を行なう
結露は、冬場に外と室温の差があるときにできます。
結露が発生して窓に付着すると、部屋の中の水分量が増えるため湿度も上がることになります。
冬に暖房器具を使うことで外との気温差が生じてしまうのは避けられないことです。
なので、結露していることに気が付いたときに都度雑巾で拭き取っておくようにしましょう。
また、ホームセンターなどで販売されている結露対策のグッズを活用するのもおすすめです。
たとえば結露防止シートを窓の下部に貼っておくと、結露の水を吸い込んでくれるので湿気対策になります。
部屋の中の湿度が上がらないよう、冬場の結露対策もきちんと行ないましょう。
お風呂の蓋は閉める
水回りのなかでも、お風呂は一番湿気が溜まりやすい場所です。
湿気対策を疎かにすると、すぐにカビが生えてきて臭いを放つ場合もあります。
お風呂場の湿気対策としては、常に浴槽の蓋を閉めておきましょう。
また、お風呂から出たときに換気扇を回しておくことも湿気対策になります。
湿気がこもりやすいお風呂場の使い方も工夫して、部屋の中の湿度が上がらないようにしましょう。
家具の配置の仕方に注意する
家の中の湿気対策として、家具の配置の仕方にも注意が必要です。
家具同士をくっつけたり、家具を壁に密着させて配置すると風通しが悪くなるのでそこだけ湿度が上がる原因になります。
家具にカビが生えてしまうこともあるので、家具の配置の仕方には気を付けましょう。
観葉植物の置き場所に気を付ける
部屋の中で観葉植物を育てている人は、その置き場所にも注意してください。
観葉植物は根っこから水分を吸い上げて、空気中に蒸発させています。
また、受け皿に溜まっている水も、部屋の中の湿度を上げる要因となります。
観葉植物を置くときは、風通しの良い窓辺などに置いて湿気がこもらないようにしましょう。
冬場に使用する暖房器具を見直す
湿度問題は、冬場の結露によって生じるケースもあります。
そこで、冬場に使用する暖房器具を見直して湿度が上がらないようにしましょう。
暖房器具の一つであるファンヒーターは、水蒸気を発生させるものがあるので部屋の中の湿度が上がる場合があります。
冬場に使う暖房器具の特徴も押さえて、部屋の湿度対策を行なうことが大事です。
すでに室内にカビが!そんなときは便利屋七福神にご相談ください
部屋の中の湿度が高い状態が続いていると、いつの間にかカビが生えてしまっていることがあります。
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湿気によるカビでお困りのときにおすすめの便利屋七福神のサービスをご紹介します。
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サービス内容 | 詳細 |
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ハウスクリーニング | ・シンク、水回りクリーニング ・窓、網戸クリーニング ・バスタブ、浴室クリーニング ・トイレクリーニング ・洗面台クリーニング |
家事代行 | ・水回り掃除(浴室やトイレなど) ・部屋掃除(フローリングの掃除や窓拭きなど) |
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それぞれ料金の仕組みは同じなので、以下の表をご覧ください。
料金は、利用頻度や作業にかかる時間によって異なります。
プラン名 | 料金 |
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便利屋プラン | 8,800円 |
便利屋定期プラン | 7,700円 |
初回限定3時間得々パック | 19,800円 |
【ご紹介】便利屋七福神のサービスプラン
家の中の湿度を下げてカビのない快適な空間を目指そう!頑固なカビや汚れでお悩みなら便利屋へ
家の中の湿度が高くなる原因や具体的な対策法、湿気を予防するためのポイントまでを解説しました。
湿度が高くなるとカビが生えやすくなり、身体に健康被害が出る恐れもあります。
見た目も不快なので、できるだけ早めに除去しておきたいです。
すでに生えてしまったカビでお悩みのときは、便利屋の力も借りてきれいに落としておきましょう。
カビがなく、適度な湿度の部屋であれば、とても快適に過ごすことができます。