庭に手入れ不要の植物を植えて楽にきれいな庭を作ろう！条件別おすすめグランドカバーをご紹介

「庭に雑草が生えて困っているのでグランドカバーを検討している」

「グランドカバーのメリットって何？どのように準備すれば良いの？」

「条件ごとのおすすめのグランドカバーを知りたい」

ここでは、庭のお手入れでお悩みの際におすすめのグランドカバーについて詳しく解説します。

グランドカバーの特徴やメリット、条件ごとにおすすめの種類などをご紹介するので、手軽な方法できれいな庭をキープしたいというときにぜひご覧ください。

自宅の庭にぴったりなグランドカバーが見つかれば、家での時間が豊かなものになるでしょう。

グランドカバーとは

グランドカバーとは、地面を覆うようにして育つ植物のことを指します。

土が表面を隠すようにして広がっていくため、スペースの広さに応じて可愛らしい植物の絨毯を作ることができるのです。

大体背丈の低い植物であればグランドカバーになります。

グランドカバーを取り入れることで庭が美しく見えるだけでなく、香りや季節も感じられるようになるのが魅力です。

グランドカバーのメリット

グランドカバーを庭に植えると、見た目が美しくなるだけでなくその他にもいろいろなメリットが期待できます。

メリット	詳細
雑草が生えにくくなる	・土がむき出しになっていると雑草が生えやすくなるが、グランドカバーをすると雑草が生えにくくなり日々のお手入れが楽になる。 ・地面をしっかり覆ってくれる植物や、根が土の中で密集しながら広がっていく種類を選ぶのがポイント。
泥がはねたり埃が飛ぶのを防げる	・土が乾燥しているとき風によって土埃が舞い、雨が降ると泥はねしやすくなるが、グランドカバーがあれば風や雨による影響を受けにくくなる。 ・泥がはねたり埃が飛ぶのを最小限に抑えられる
暑さ対策になる	・植物は葉の表面から吸収した水分を抽出し水分量などの調節を行なっているが、この蒸散という働きにより水分が気体になるとき周りから熱を奪うため気温が下がる ・グランドカバーをしている場所は、何もしていないところやアスファルトの地面と比べると数度低いことが分かっている

グランドカバーの種類

グランドカバーのメリットを見ると、さっそく自宅の庭にも植えたいと考える人が多いはずです。

そこで、グランドカバーにはどのような種類があるのかを押さえておきましょう。

種類を把握して、自宅の庭に適しているグランドカバーの系統はどれか見つけてみてください。

多年草タイプ

多年草タイプのグランドカバーは、一年草とは違って長い期間生き続けてくれる種類の植物です。

花が枯れた後に芽を出し、再び地面を覆うようにして伸び広がっていきます。

庭のお手入れを楽にしたい、毎年植え替えずに済むグランドカバーを探しているというときにおすすめです。

参照：らくらくコミュニティ　多年草とは？特徴や育て方などを詳しくご紹介

常緑タイプ

常緑タイプのグランドカバーは、一年中緑の葉をつけて庭を美しく見せてくれます。

寒い冬でも葉を落とすことなく、緑のカーペットを保ってくれるのが常緑タイプのグランドカバーです。

初めてグランドカバーを植えるけれどどれが良いかわからない、いつも緑を楽しめるようにしたいという場合は、常緑タイプを選んでみてください。

参照：LOVEGREEN　常緑のグランドカバー30種！踏みつけに強い種類から低木や花咲く種類まで

耐陰性があるタイプ

家によって庭の日当たりの良さなどは変わってくるなか、日陰のような場所でも成長してくれるグランドカバーはあります。

耐陰性があるタイプの植物は日陰や半日陰でもすくすくと育つことができ、日光が当たりにくい場所に植えても地面をしっかり覆ってくれるのです。

周りに高い建物があったり、すぐ隣に住宅があるような環境でも、安心して植えることができます。

参照：みんなの趣味の園芸　日陰で育てられるおすすめの植物34種類！

ハーブタイプ

香りを楽しみながら日々の生活にも役立てられるのが、ハーブタイプのグランドカバーです。

地面を緑で覆ってくれるだけでなく、香りも同時に楽しむことができます。

ハーブの種類によっては防虫効果もあるため、庭などに植えておくことで虫よけにもなりますし、食べられるハーブをグランドカバーとして植えておけば料理に使うこともできます。

参照：ミドリス　ハーブの地植えでグランドカバー！虫除け効果やおすすめの品種11選を紹介

グランドカバーの作り方

グランドカバーを庭に植えて広げていきたいときは、どのような準備をすれば良いのでしょうか？

ここでは、グランドカバーの作り方について見ていきます。

ステップ	ポイント
グランドカバーを植える予定のところに生えている雑草を抜く	グランドカバーを植える予定のところに雑草が生えていたら、根が土の中に残らないようしっかりと抜いておきましょう。 雑草を抜くときに深さ20㎝ほど耕して柔らかい土にしておくと、苗が植えやすくなります。
土に肥料を混ぜる	グランドカバーを植える場所の土には肥料を混ぜてしっかり育つようにするのがポイントです。
苗を植える	複数の苗を植えるときは、グランドカバーが成長したときのことを考えて株同士の間隔を空けて植えておくと良いです。
たっぷり水やりをする	苗を植え終わった後の水やりは、周辺の土もしっかり濡れるくらいたっぷりあげるようにしてください。

【条件別】庭におすすめのグランドカバー

庭のお手入れを楽にしてくれて外観も美しく保ってくれるグランドカバーは、探してみると数多くの種類があることがわかります。

しかし、目的やお住まいの地域に適したグランドカバーを選ばないと、思ったように成長してくれないと感じることが出てきます。

そこで、条件別におすすめのグランドカバーをご紹介しましょう。

雑草対策におすすめのグランドカバー

庭に雑草が生えてくるのを防ぎたい、せっかくならグランドカバーで庭一面を覆えるようにしたいというときは、雑草に負けることなく成長してくれる植物を選びましょう。

グランドカバーが成長し広がっていくことで、雑草を抜く手間が省けます。

品種名	特徴
カリブラコア	・成長スピードが早く、雑草対策におすすめ ・日当たりの良い場所で育てると花を咲かせる
ヒューケラ・ドルチェ	・庭が半日陰になるという場所でも元気に育つ ・葉の色合いにバリエーションがある ・育てるのが簡単で、手間がかからない
クリーピングタイム	・春～初夏に白やピンクの小さな花を咲かせる ・少しくらいの踏みつけには強く、踏むことで香りが広がる ・庭の雑草ができるだけ生えないようにしたいときにおすすめの種類

お手入れが楽なグランドカバー

庭にグランドカバーを植えたいけれど広い範囲を手入れするのは大変、それほど手間がかからず育てられるグランドカバーが良いというときは、以下に挙げるような種類に注目してみてください。

品種名	特徴
ポリゴナム	・多年草でとても丈夫 ・植えた場所から放射状に広がって成長していく ・ピンク色の花が咲くだけでなく、秋には茎や葉が紅葉するので、色の変化が楽しめる
ヒメツルソバ	・真夏を除く春～秋にかけて金平糖のような花をつける ・繁殖力旺盛で、広がりすぎたときは適度に切り戻しをする程度で良い
オキザリス	・日本ではカタバミと呼ばれる植物 ・ピンクや白など、品種によって花の色が異なる ・乾燥に強く耐寒性があることから、育てやすい

美しい花を楽しみたいときにおすすめのグランドカバー

せっかくグランドカバーを植えるなら、花も楽しみたい、美しい花が庭一面に咲くような光景にしたいというときは、花が咲く種類を植えてみましょう。

種類ごとの開花期や一年草かどうかなどを確認しながら選ぶと、よりグランドカバーの花を楽しむことができます。

品種名	特徴
シバザクラ	・春になるとピンクや白など可愛らしい色の花を咲かせる ・花や茎の部分は踏まれることで弱ってしまうので、歩くことの多いスペースには不向き ・湿気が苦手なので、根付いた後の水やりは不要
プラティア	・小さな星型の花を咲かせ、色のバリエーションは白や青紫がある ・春と秋の年2回、花を楽しめる ・半日陰から日なたの、直射日光が当たりすぎない場所を好む ・水やりは適度に行なう必要がある
イオノプシジウム	・薄い紫色の花を咲かせ、開花期は3月～6月と比較的長い ・一年草ではあるものの、こぼれた種から新たに芽が出て新しい株が育つ ・踏みつけには弱いので、植える場所には注意が必要

日なたにおすすめのグランドカバー

日当たりの良い場所に庭があるなら、日なたを好むグランドカバーを選んで植えてみるのがおすすめです。

可愛らしい見た目のものが多いので、どれにするか悩んでしまうでしょう。

品種名	特徴
スーパーアリッサム	・白い花が一面に咲き、庭が明るい雰囲気になる ・一年中咲き続け、耐暑性もある ・花がたくさん咲くので、肥料切れにならないように育てるのがコツ
メカルドニアゴールドダスト	・黄色い小花をたくさんつける ・耐暑性に優れているので、真夏でも花を楽しめる ・関西以西の地域であれば冬越しも可能なので、何年も楽しめる
エボルブルスブルーラグーン	・真夏に鮮やかな青色の花を咲かせる ・日当たりの良い場所を好み、どんどん枝分かれして増えていく

半日陰の場所におすすめのグランドカバー

庭にグランドカバーを植えたいけれど日陰になることが多い、そんな環境で育つ植物をお探しなら、こんなグランドカバーがおすすめです。

日陰や半日陰の場所でも育つため、庭の日当たりをそこまで気にする必要がありません。

品種名	特徴
セダム	・常緑タイプのグランドカバーで、一年中明るい緑色を保ってくれる ・初夏には黄色い花をつける ・植えっぱなしで特にお手入れをしていなくても育つ ・根が深くないので、植え替えも簡単
ハツユキカズラ	・緑色の葉の中に雪のような白い斑が入っているのが特徴 ・5月～6月には白い花も咲かせる ・適度に日が当たる場所に置くと、より葉の斑模様がきれいに現れる
ディコンドラ・エメラルドフォールズ	・丸い葉が地面を這って行く ・踏みつけにはあまり強くないので、人通りの多い場所に植えるのは避けると安心

踏みつけられやすい場所におすすめのグランドカバー

庭によく人が出入りする、子供が庭で遊ぶ、玄関先にもグランドカバーを植えたいという場合は、踏みつけても丈夫に育つ種類を選びましょう。

丈夫なグランドカバーを植えておけば、人が往来する場所でも安心です。

品種名	特徴
タマリュウ	・常緑タイプで、比較的踏みつけにも強い ・日陰でも育てることができ、お手入れが楽な種類
クラピア	・春～夏にかけて白くて小さな花を咲かせる ・冬は休眠期に入り、茶色くなる ・成長スピードが早く、水分と土の中の養分だけで繁殖できる ・丈夫な葉っぱがついているので、踏まれてもダメージを受けない
リシマキア・ミッドナイトサン	・地面に沿ってびっしりと緑の葉が生える ・4月～8月には大きめの黄色い花を咲かせる ・踏みつけられても丈夫で、庭や玄関先などにおすすめ

グランドカバーを植える前にまずは庭のお手入れを！

グランドカバーには様々な種類があり、自宅の庭にぴったりな種類はどれだろうと探したくなりますが、その前に庭をすっきりとさせておく必要があります。

庭が広くて手に負えない、庭の手入れをする時間がないという場合は、業者に頼んで対応してもらうことが可能です。

便利屋七福神では庭のお手入れに対応しています。

便利屋七福神が提供するサービス内容や料金について、まとめました。

便利屋七福神のおすすめサービス

便利屋七福神は、庭の手入れや草刈りに対応しています。

以下のような困り事を解決することができるので、庭をきれいにしたいときは相談してみてください。

• 手作業での草むしり
• 庭の草木や駐車場スペースなどの草刈り
• 木の剪定
• 除草シートの施工

庭の雑草に関しては、草刈り機を使用できない狭いスペースであっても手作業で草を取り除きます。

小さな雑草も丁寧に草抜きし、雑草のない庭に仕上げることができます。

便利屋七福神の料金体系

便利屋七福神は、シンプルでわかりやすい料金体系にて庭のお手入れに駆け付けます。

庭の広さや草の量などからかかる時間が異なるので、まずはお問い合わせください。

料金体系は、時間や利用頻度によって異なります。

プラン名	料金
便利屋プラン	8,800円
便利屋定期プラン	7,700円
初回限定3時間得々パック	19,800円

【ご紹介】便利屋七福神のサービスプラン

庭の手入れを楽にするならグランドカバーがおすすめ！まずは庭をきれいにしておこう

庭の手入れを楽にしつつ、見た目を満足させてくれるグランドカバーについて、その特徴やメリット、具体的な種類までをご紹介しました。

日々の雑草対策などが楽になり、お気に入りのグランドカバーが一面に広がると、庭を眺めるのが楽しみになるでしょう。

グランドカバーを敷きたいけれど庭が雑草だらけで荒れはてているという場合は、プロの力を借りて一度すっきりときれいにしてもらいましょう。

庭の手入れでお困りの際は、ぜひ便利屋をご利用ください。