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床下浸水の対策をして被害を未然に防ごう!対策方法や必要なアイテムについて解説

床下浸水

近年の日本の雨は集中的に降り続くことが増え、川が氾濫したり、土砂崩れ、床下浸水、床上浸水といった水害が相次いでいます。

事前に対策をしていても自宅に水が入ってきてしまった、大雨の後の片付けが大変、といった事態が日本全国で起きています。

そこで今回は、もしもの床下浸水に備えてどのような対策をすべきか、揃えておきたいおすすめアイテムの紹介をしていきます。

台風や大雨による被害を最小限に抑えるため、床下浸水の対策法を確認しておきましょう。

床下浸水により生じる被害

床下浸水による被害

床下浸水によって出る被害は広範囲に及びます。

周り一帯が水浸しになるだけでなく、建物や身体への影響も大きいです。

床下浸水した場合、どのような被害が起こり得るのかを知っておきましょう。

建物が劣化する

雨で建物が床下浸水すると、建物内は湿気を帯びます。

湿度が高い状態が続くことで、材木が腐ったりカビが生えるなどして建物が劣化することがあるのです。

材木が腐るという点で考えると鉄筋コンクリート造の建物は大丈夫だと思いがちですが、材木が腐っていくように鉄筋コンクリート造の建物においても腐食が生じます。

鉄筋コンクリート造の建物は地面を厚いコンクリートで覆っているので、入ってきた水が自然と外に流れ出ることができないからです。

自然に蒸発する仕組みにもなっていないため、湿気がこもった状態になり水染みによる鉄筋の錆びやコンクリートのひび割れによって建物の劣化を招くことになります。

建物が劣化すれば、家の一部をリフォームしたり、家の状況によっては建て替えが必要になるケースもあるため、床下浸水の影響は大きいといえるのです。

害虫が発生する

床下浸水により住宅の中に水が入ってくると、湿気が多くなることから害虫が好む環境が出来上がります。

その結果、シロアリなどの害虫が住み付き繁殖して床下から柱、天井までと広範囲にわたって被害が出る恐れがあるため、床下浸水の影響で建物全体に危険が及ぶことになります。

健康被害が出る恐れがある

床下浸水によって住宅に流れ込んでくる水は、決してきれいなものではありません。

生活排水や下水などの場合があり清潔な水とはいえないため、汚れた水が家の中に入ってきたり触ってしまうことで健康に被害が出ることがあります。

怖い感染症を起こすリスクも高まるため、床下浸水が起きたときは素手で水に触れないようにすることが大事です。

水害時の主な感染症感染ルート
破傷風土の中にある破傷風菌が傷口から体内に侵入し、発症する
レジオネラ症泥や砂塵の中に含まれるレジオネラ菌が体内に入り込み、高熱や激しい咳を招く
レプトスピラ症レプトスピラ症にかかっている動物の糞や尿で汚染された土や水が、人の傷口や粘膜に触れることで発症する

健康に大きな影響が出るという点も、床下浸水による深刻な被害の一つといえます。

配線の漏電事故が起きることがある

水害が発生して住宅の中に水が侵入してくると、床下に配線が通っている場合漏電事故につながる恐れがあります。

漏電事故を防ぐために少しでも早く排水を行なわなければなりません。

無事に水を取り除いた後は、業者に頼んで問題が起きていないか点検してもらうようにしましょう。

床下浸水の場合は保険が適用されないことがある

床下浸水被害による自宅への影響は大きく、状況によっては住み続けることが困難な場合があります。

台風や豪雨などでは被害を補償してくれる火災保険がありますが、床上浸水した場合や保険金額の一定割合以上の損害が生じた場合、といったように規約の内容が定められていることが多いです。

このことから、床下浸水の場合は保険が適用されないことがあるため、損害に対する費用は自身で賄う必要が出てきます。

片付けだけでも大変なのに保険が適用されないという事態も起こり得るので、床下浸水にならないよう事前に対策を行なっておくことが大切です。

床下浸水の対策方法と必要なアイテム

床下浸水の対策方法と必要なアイテム

床下浸水による被害は物理的なものに加えて健康面に関するものも挙げられ、様々なところに影響が及びます。

急な大雨が多い昨今、事前にできる限りの対策をとって床下浸水を防ぐことが重要です。

ここでは床下浸水の対策法についておすすめアイテムと一緒に詳しくご紹介していくので、雨に備える際には役立ててみてください。

アイテムごとにどのような役割があるのか、どこで手に入れることができるのかなどをチェックして、床下浸水に備えましょう。

土嚢を置く

床下浸水を防ぐ方法として一般的に知られているのが、土嚢を置くことです。

ホームセンターで売っており、市区町村によっては土嚢置き場が設置されていることもあります。

土嚢は、門の前や換気口などの前に設置しておくことで住宅や敷地内に水が侵入するのを予防できます。

日ごろから土嚢を入手する方法を確認しておき、もしものときに備えて設置できるようにしておきましょう。

水嚢を置く

土嚢だけでなく、水嚢も床下浸水を予防するために役立てることができます。

床下浸水が起きることは突然なケースが多く、すぐに土嚢が用意できないことがあります。

水嚢であれば家にあるもので自作することができ、住宅に水が流れ込むのを防ぐだけでなく、トイレなどで水が逆流する事態を防ぐこともできるので、幅広い場面で使用できるのが利点です。

水嚢は、以下の方法で簡単に作ることができるので、土嚢を用意できないときは作ってみてください。

水嚢の作り方

用意するもの・・・ゴミ袋(45L程度)2枚

  1. ゴミ袋を二重にする
  2. 持ち運べる程度の量の水をゴミ袋の中に入れる
  3. ゴミ袋の中に空気が溜まらないよう、しっかりと袋の口を結ぶ

水嚢はそのまま並べるだけでなく、段ボールなどの箱に積み重ねて入れることで水の侵入を防いでくれます。

設置する場所に応じて土嚢か水嚢かを選ぶことで、より効率よく床下浸水の対策ができるでしょう。

側溝や雨水枡の掃除をする

床下浸水を防ぐ対策法としては、側溝や雨水枡を日ごろからきれいに掃除しておくことが重要です。

側溝や雨水枡に枯れ葉やゴミなどが溜まったままだと、大雨が降ったときに水が下水まで流れることができず溢れてしまいます。

その溢れた水が住宅に入ってくることが考えられるため、家の周りの掃除をする際には側溝や雨水枡の状態をチェックしておくと安心です。

特に、大雨が降る前や台風が近づいてきているときは早めに確認をして水がスムーズに流れるようにしておきましょう。

床下換気口をふさぐ

床下換気口から水が入ってきてしまうことがあります。

床下換気口をふさぐことも重要となるので、防水テープなどを使ってしっかりふさいでおきましょう。

住宅の基礎部分に水や土砂などが入ってくるのを防ぐことができます。

止水版を設置する

川の近くに住宅がある、また大雨が降ることが多い地域では止水版を用意しておくことも有効でしょう。

地下鉄の入り口などに設置されることが多い止水版ですが、住宅が床下浸水するのを防ぐときにも活用できます。

ホームセンターや通販サイトで購入でき、金属パネルにゴム部品が取り付けられており水の侵入を防ぐことができます。

住宅の状況によっては工務店などに依頼して設置してもらう必要があるため、取り付け前にメーカーに確認しましょう。

防水テープを貼る

床浸水対策用の防水テープ

住宅の中に水を入れないためには、ちょっとした隙間を埋めることが大事です。

その隙間を埋める際に便利なのが、防水テープです。

玄関や窓のサッシ、通気口といった場所で手軽に使うことができ、水の侵入を少しでも食い止めることができます。

参照:グローバルアーク ウォータープロテクトテープ

防水シートを貼る

防水テープと合わせて、防水シートも用意しておきましょう。

ある程度面積のある防水シートを選んでおくと、様々な場所の水の侵入を防ぐことができます。

特に床下換気口をふさぐことは床下浸水を防ぐ際に必須となります。

防水テープと防水シートを常備し、もしもの雨のときに備えるようにしましょう。

ポリタンクとレジャーシートで水の侵入を防ぐ

自宅にあるもので床下浸水の対策をすることができます。

ポリタンクとレジャーシートを使って、水が入ってくるのを防ぐ方法です。

ポリタンクの中にはあらかじめ水を入れておきます。

次に、水が入った複数のポリタンクを横並びに連結させ、レジャーシートで全体を包んで固定してください。

水が入ってきそうな場所に連結させたポリタンクを並べておくことで、床下浸水を予防できます。

ポリタンクがない場合は土が入ったプランターで代用することもできるので、覚えておきましょう。

ハザードマップの確認を忘れずに

ハザードマップでは洪水や高潮、津波などの情報をチェックすることができます。

自治体によって用意してあるハザードマップが異なるので、日ごろからマップの見方などを確認しておくように意識したいです。

水害に関するハザードマップを見ることで、どの場所が浸水しやすいかを知ることができます。

色が濃いほど危険性が高いことを示している場合が多いので、自宅のある場所やその周辺の様子を確認しておきましょう。

ハザードマップは自治体で確認できる他、国土交通省が運営しているハザードマップポータルサイトでも確認できます。

サイトに入り自宅の住所を入力するとハザードマップが閲覧できるようになっているので、活用してみてください。

万が一浸水してしまったときの対処法

浸水した家

豪雨や洪水などの水害により万が一床下浸水してしまった際は、早急に対処する必要があります。

床下浸水の対策と同時に、浸水してしまったときの対処法についても押さえておきましょう。

排水を優先する

床下浸水してしまったときは、最初に排水を始めましょう。

床下に溜まっている水を外に出していく作業となり、少量であればバケツを使ってくみ出すことができます。

水の量が多いとなると排水ポンプを使って水を出すことになるため、状況によって排水方法が変わってくることを覚えておきましょう。

水だけでなく砂利や土砂、ゴミなどが一緒に入ってくることもあるので、スコップなどでかき出すように作業することも必要です。

排水作業の際は感染症を予防するために、素手や素肌を露出したままでの作業は行なわないようにしましょう。

排水が完了したら乾燥を

住宅に入ってきた水や土砂などをすべて取り除くことができたら、次に乾燥させていきます。

床下は日光が当たりにくいので、自然乾燥だけでなく送風機などを使って乾かすことが重要です。

温風は建物の木の部分をゆがませてしまう恐れがあるので、風を送るときは冷風にするよう注意しましょう。

しっかり乾燥していないとカビや臭いが発生することにもなるため、乾ききるまで乾燥させることも意識してみてください。

感染症などを防ぐため消毒を行なう

床下浸水の後、排水から乾燥までが済んだら、最後に消毒をしましょう。

汚れた水が入ってきたことから、感染症の原因となる細菌が残っていたりカビの発生につながることがあります。

しっかり乾燥させておきたい床下は、消石灰などを使って自身で消毒することができます。

感染症やカビの原因が自宅の中に残ったままにならないよう、消毒作業までしておくと安心です。

便利屋七福神は床下浸水の対策に対応します

床下浸水対策しに来た便利屋

床下浸水を防ぐための対策をしたいけれど何をすべきかわからない、日ごろの対策をする時間が取れないというときは便利屋に相談することも可能です。

便利屋によってサービス内容が異なるため、お住まいのエリアと合わせてどのような便利屋があるのか確認しておきたいです。

当店便利屋七福神は、床下浸水に備えるための対策について、できる限りの対応をいたします。

便利屋七福神が対応できる床下浸水の対策一覧

  • 側溝や雨水枡の掃除
  • 土嚢を積む
  • 家具や家電の移動
  • 遠方に住む人の住まいの床下浸水対策

側溝や雨水桝の掃除については、経験豊富なスタッフが短時間で確実にきれいに掃除をいたします。

側溝に溜まっている枯れ葉などの回収までも行なっているので、掃除後のゴミを置いておく必要がありません。

さらに、土嚢を置きたいけれど重たくて運べないといった女性や高齢者などからのご依頼にも駆けつけるため、いつでもご相談ください。

床上浸水の可能性があるときは、重たい家具や家電を上の階に運ぶこともできます。

その他、ご自身の住まいだけでなく遠方に住むご両親の住まいの対策にも伺います。

床下浸水または床上浸水に関して不安を抱えている方は、お気軽に便利屋七福神にお問い合わせください。

便利屋七福神の料金プラン

床下浸水の対策に駆けつける便利屋七福神ですが、料金体系がシンプルでわかりやすいところも魅力となっています。

一度のみのご利用、定期的なご利用など、頻度に合わせて最適なプランを提案いたします。

初回であれば、サービスを3時間利用できる限定パックも提供中です。

プラン名料金
便利屋プラン8,800円
便利屋定期プラン7,700円
初回限定3時間得々パック19,800円

【ご紹介】便利屋七福神のサービスプラン

床下浸水は事前に対策を行なうことで予防できる!プロの力も借りて万全の対策を

洪水や大雨などにより床下浸水すると、その後の片付けや掃除が大変なだけでなく、状況によっては自宅に住み続けることができなくなる場合があります。

水は一瞬で侵入してくるため、少ない被害で済むためには事前の対策が不可欠です。

事前にできる対策がいくつかあるなか、自身や家族だけでは難しいこともあるでしょう。

そんなときは便利屋に相談することで、床下浸水について対策を行なうことができます。

床下浸水の対策に必要なアイテムもチェックしつつ、便利屋が対応してくれる内容についても確認しておきましょう。