家が汚いのに何もできない人とは?家の中が汚い人に共通する特徴と心理状態を知ってキレイな家にしよう!
この記事を読んでいる方は、部屋が汚いことに悩んだりイライラを感じていると思います。
「家の中が汚くて何もやる気がしない」
「部屋が物で溢れているけど見て見ぬふりをして過ごしてしまう」
家が汚いと不衛生な環境になったり住人にストレスが溜まるなど、日々の生活において様々な支障が出てきます。
家が汚い状態が続いている場合、片付けや掃除が更に億劫になり、いつしかゴミ屋敷となってしまう恐れが出てきます。
では、なぜ家は汚れてしまうのでしょうか?
家が汚くなるとはどのような状態なのか、家が汚くなる心理的な理由から、そこで生じるデメリットや対処法について詳しく見ていきます。
Contents
家が汚いってどんな状態?汚くなってしまう理由とは?
そもそも、家が汚いとはどのような状態を指すのでしょうか?
家が汚くなる理由も合わせて、確認していきます。
家が汚い状態とは?
家が汚い状態とは、レベルによってその様子が異なります。
今回は、軽度から重度の状態まで、どのような家の中の様子が汚いといえるのか順に見ていきましょう。
軽度から重度の順で、箇条書きにてまとめていきます。
汚いレベル | 状態 |
---|---|
軽度 | 机の上や床にものが散らかっている、放置されている |
軽度 | ものがあふれて散らかっているだけでなく、水回りにも汚れやトラブルが起きている |
中度 | 床が見えない状態になっており不衛生 |
重度 | 食べ残しやゴミなどがそのまま放置されている |
重度 | ゴミ屋敷状態で、家の中にゴミがあふれかえっている |
最初のうちは、机や床にものが散らかっているという状態から始まり、最終的には生活できないほどの量のゴミで埋め尽くされている状態にまで至ります。
自身の環境が軽度から重度までのどれくらいのレベルに相当するのかを確認して、家が汚いとはどのような様子を指すのかを押さえ、現実を受け入れることから始めてみましょう。
家が汚くなる理由
家が汚いレベルについて簡単に説明してきましたが、そもそもなぜ汚くなってしまうのでしょうか?
ここでは、家が汚くなる理由について考えてみましょう。
掃除や片付けが苦手
家が汚くなってしまう理由の一つ目に挙げられるのが、そもそも掃除や片付けが苦手という点です。
散らかっているものの何から片づけたら良いのかわからない、掃除が苦手できれいにすることができない・・・など、掃除や片付けが苦手であることから家が汚くなるパターンです。
こまめに掃除をする習慣がない場合、毎日生活しているうちに家の中は少しずつ汚れてしまいます。
そのうち家にゴミがあふれ水回りやリビングなどの部屋も汚れが目立つようになってくるのです。
収納場所が決まっていない、または少ない
家が汚い原因として、物を収納する場所が決まっていない、または収納スペースが少ないことが考えられます。
小物がたくさんあるけれど収納するボックスがない、どこに何を片付けるかを決めていないとなると、物が散乱して汚くなっていくばかりです。
収納するボックスなどがないだけでなく、それらを置く場所がないというときも家の中が散らかりやすいです。
収納場所の有無によっても、家の中が汚くなります。
とにかく物が多い
家の中が汚い理由に、とにかく物が多いという点が挙げられます。
あらゆる物であふれかえっていることで家の中は散らかっていき、最終的に家の中が汚れてしまいます。
食品が入っていた袋やケースがそのまま、机の上がとにかく物であふれている、床に足の踏み場もないくらい物が散らかっている・・・など、物が多いことで片付けが追い付かず汚くなってしまうことがあるのです。
家が汚い人に共通する特徴や心理状態について
家が汚い状態について、その理由も合わせて解説してきました。
次に、家が汚い人に共通する特徴や心理状態について考えてみましょう。
- つい物を買って溜め込んでしまう
- 掃除をする余裕がない
- 物を捨てることができない
- ストレスを溜めている
- 使ったものを元の位置に戻すことができない
- 片付けや掃除ができない病気を抱えている
- こだわりが強い
- 何事もつい後回しにしてしまう
- どこに何を片付けるか、収納する場所が決まっていない
もう少し詳しく、それぞれの状況について見ていきます。
つい物を買って溜め込んでしまう
家が汚い人の特徴としてまず挙げられるのが、物を買って溜め込んでしまう点です。
使わないものがそのまま、ついつい物を買ってしまうという行動が繰り返されることで、いつの間にか汚い部屋になってしまうのです。
物を買って溜め込んでしまうことで、家の中が片付かなくなるという悪循環に陥りやすいです。
掃除をする余裕がない
日ごろから掃除をする時間がない、仕事や学業などいつも何かに追われているといったように、心に余裕がない場合も家が汚くなってしまいます。
仕事で家を空ける時間が多い、掃除をしようという気が起きないなどの余裕のなさから、掃除にまで手が回らないという事態が生じるのです。
掃除や片付けにも、エネルギーを使います。
精神的・体力的に掃除や片付けが難しいことにより、家が汚くなってしまうのです。
物を捨てることができない
物を捨てることができない性格も、家が汚い人の特徴です。
しばらく使っていないものやすでに複数所持しているものは処分する、古くなってきたものを処分するなどの片づけや管理ができないままになることで、家は汚れていくばかりとなります。
捨てるのが面倒くさい、物が捨てられないという性格である場合も物を溜めこみがちです。
ストレスを溜めている
家が汚い人の心理として、ストレスが溜まりやすいという点も挙げられます。
ストレスを解消するために買い物をする、ストレスによって家事をする気力が失われてしまっているなど、ストレスにより家の中が汚れている可能性もあります。
無意識のうちに物を買ってしまう、片づけないまま放置するという生活が続くことで、家の中は汚くなってしまうのです。
使ったものを元の位置に戻すことができない
家が汚く片付けができない人の特徴に、使ったものを元の位置に戻すことができないという共通点もあります。
物を置く場所が決まっていないことで生じる問題となりますが、物の収納場所が決まっていないと様々な場所に置いたままになってしまいます。
片付ける場所が決まっていないため元の位置に戻せず、急な来客時などには慌てて隠すといった対応を取ることで、ますます物が散らかり、片づける気力もなくなってしまうのです。
片付けや掃除ができない病気を抱えている
片付けや掃除ができない病気を抱えていることで、家の中の片付けができず汚くなっている可能性もあります。
ADHDなどの発達障害やこころの病気により家が汚くなってしまうこともあるため、そのような障害や病気を抱えていないか自身と向き合う必要があります。
病気を抱えている場合、次のような特徴が挙げられます。
- 衝動買いをしてしまう
- 集中力が持続しない
- つい先延ばしにしてしまう
- 優先順位をつけることが苦手
家の中が汚いけれど片付けができないと困っているときは、心の病気を患っていないか考えてみることが必要な場合があります。
こだわりが強い
家が汚い人の場合、こだわりが強い性格であることも考えられます。
仕事や趣味に没頭している、何かに集中している時間が長いとき、片付けや掃除をすることまで気が向かず、家が汚れていってしまうのです。
ゴミを捨てたり食器を片付けたり、生活のなかでの片付け事などを後回しにしやすいです。
こだわりが強いことから周りが気にならず、部屋が汚れていることに気づかず過ごしているというケースもあります。
何事もつい後回しにしてしまう
精神的な病気を抱えているときの症状として挙げた「何事も後回しにしてしまう」という点から、家が汚くなっていき、ゴミや物であふれかえる事態を招くことがあります。
掃除や片付けをする手間を面倒に感じる、だんだんと汚れがひどくなっていき、ますます面倒になるサイクルにより、家の中は汚くなっていきます。
物事を後回しにする習慣により、片付けや掃除をこまめにすることができず汚い状態が続いてしまうのです。
家が汚いことで生じるデメリット
家が汚くなる理由や、暮らす人の特徴や習慣などを理解した上で、家が汚いとどのようなデメリットが生じるのかを見ていきます。
家族との関係が悪化する
家族やパートナーと一緒に生活をしているなかで家の中が汚いと、人間関係にも支障が出るようになり、家族やパートナーとの関係が悪化するきっかけになります。
夫婦間や親子間において、お互いストレスが溜まり、言い争いになることもあるでしょう。
家が汚いがために家族間の関係もぎくしゃくしてしまうようになるのです。
きれいに片付いた空間で快適に過ごすのと、汚い部屋の中で過ごすのには大きな違いがあります。
家族との関係が悪化するリスクもあることを知り、家をきれいにするための対処法を考えることが大切です。
ストレスが溜まる
日々生活している空間が汚いと、ストレスが溜まりやすくなります。
物があふれている状態が視界に入ることで、片付けをしないといけないと思うようになり、その強迫観念から脳が疲れることになります。
家が汚いことはストレスにつながり、ここから人間関係にも支障をきたすようになるため注意が必要です。
害虫や害獣が発生して不衛生になる
ゴミをそのまま放置したり様々なものがあふれている空間には、害虫や害獣が発生しやすくなります。
ゴキブリやダニ、ハエなどをはじめ、場所によって害虫が発生しやすくなるので気を付けたいです。
食べ物にはゴキブリやハエが、洋服や本などにはシバンムシなどが発生し、気づいたときには繁殖して増えてしまっていることもあります。
害虫が発生して不衛生な空間になる前に対処するようにしましょう。
そして害虫だけでなく、害獣が浸入しやすくなる環境が整うことになるので注意したいです。
家の中が片付いていないことで害獣が浸入していることに気づかず、いつしか屋根裏などに住み着いてしまうことも起こり得ます。
ネズミやテン、ハクビシンなどの害獣は、感染症のリスクを高め、糞尿による悪臭や騒音、建物への被害、火災など様々なトラブルを招きます。
家の中が汚いと害虫や害獣も発生しやすくなるため、早めの対処が大事なのです。
運気が下がる
部屋が汚いと、運気が下がるという説があるため気にしたいところです。
物を整理して不要なものを捨てられるかどうかという点が、物事を決断できるかという点と関係していると言われています。
部屋が汚いと決断力がないという状況を示しており、仕事や恋愛などにおいても正しく決断することができなくなるとされているのです。
自分にとって必要のものか不要なものかを取捨選択できる心を持つことで、日々の生活にもプラスに反映させていくことができるというわけです。
家が汚い状態から抜け出すための対処法とは?
家が汚いので何とかしたい、このままではゴミ屋敷になってしまう・・・というときは、段階を踏んで片付けや掃除に取り掛かると少しづつ掃除を進めることができます。
以下のポイントを押さえながら、きれいな部屋を目指して行動してみましょう。
不要なものを捨てる
物が多すぎて片づけられない、必要なものと不要なものを分けることができないといった点が原因で家が汚くなる場合は、物の選別から始めて不要なものを捨てることから始めてみましょう。
まずは物を減らして掃除しやすくすることが大切です。
粗大ゴミや大量の不用品が出る際は、便利屋などの業者に相談すると対応してくれます。
不要なものを片づけることから始めて、少しずつ家の中をすっきりさせてみましょう。
収納場所を決める
不要なものの整理が一通り済んだところで、何をどこに収納するのかを考えていきます。
本は本棚、食器は食器棚などはもちろん、机の上を片付けるためにリモコンや雑誌を置いておく場所なども決めておくと良いです。
収納場所を決める際は、よく使うものは取り出しやすいところに置くようにすると生活しやすくなります。
収納場所を決めて整理整頓を意識してみたものの、実際に閉まってみて収納しにくいと感じるときは、収納する場所を変えてみるのも良いでしょう。
自身が生活しやすいように物の収納場所を決めておくことが、汚い家を整えていくときに必要な点となります。
片付けがきちんとできたらご褒美を用意する
きれいに家の中を片付けることができたらご褒美を用意するというのも、汚い家を片付けていく際には有効となります。
ゴミの日にゴミを出すことができた、必要なものと不要なものとを分別することができたといったように、小さな内容であっても片付けができた自分にご褒美を用意してみましょう。
達成感を得る事ができる上に、ご褒美を目標にきれいにしようと掃除に意欲的になるはずです。
コンビニスイーツを買う、高い入浴剤を入れて入浴するなどのご褒美で、自身のモチベーションを高めてみましょう。
部屋の片付けや掃除が大変なときは便利屋にご相談を
家が汚くて困っている、何から始めたら良いかわからないくらい散らかっているというときは専門業者に相談する方法がおすすめです。
片付けや掃除のプロが揃うのが便利屋であり、迅速かつ丁寧に家じゅうをきれいにしてくれます。
普段掃除ができない場所や頑固な汚れがついている場所をきれいにしたり、不用品をまとめて回収するサービスなどを提供しています。
手に負えない状況になっているというときは、便利屋に相談してプロに任せてみましょう。