大掃除チェックリストを公開!リストを作って効率よく年末の大掃除を終わらせよう
大掃除は、普段なかなか掃除ができない箇所をきれいにするチャンスです。
家族みんなで役割分担をし、優れた掃除道具を活用して掃除を行なうことで家じゅうがピカピカになります。
一方、いざ大掃除を始めるとなると、どこの場所からどのように掃除をしていけば良いのか悩んでしまうことも多いです。
今回は大掃除を効率よく行なう方法や、快適な空間を維持するためのコツなどについて詳しく解説します。
Contents
大掃除チェックリストを作る前に確認しておきたいこと
大掃除は、チェックリストを作ることで効率よく進められます。
大掃除チェックリストを作る際は、事前に以下の点を確認しておくことでよりスムーズに作業に取り掛かることができます。
どこを掃除するのかをリストアップする
大掃除となると、普段の生活で手が回らない場所をきれいにする機会であるため、どこを掃除するのかということから考えていきましょう。
紙に書きだしていくと、何ヵ所くらい掃除することになるのか、またどのような汚れが気に
なるのかといった点が明らかになります。
メモなどに書き出していくときは、家全体・家具や家電・水回りの3つに分けて、汚れが目立っている箇所などを挙げてみてください。
その際に必ず掃除しておきたい箇所と、余裕があれば掃除をしたい箇所に関して分けてメモしていくと良いでしょう。
どの場所から掃除をすべきか、優先順位が明確になり大掃除に取り掛かりやすくなります。
いつ大掃除を行なうか、誰がどこを担当するかを決める
大掃除をする箇所についての書き出しが完了した次に、大掃除をする日時と誰がどこを担当するのかについて話し合ってみましょう。
トイレ、お風呂などと場所で掃除の担当箇所を決めがちですが、掃除の仕方に合わせて担当を決めるのがポイントとなります。
たとえば、リビングを掃除する場合、テーブルやテレビ台を拭く人、床の掃除をする人、小物や郵便物などを整理する人となどと手分けすることで、1つの場所がきれいになっていきます。
目に見えてきれいになっていくのがわかり、みんなで掃除をしたという達成感も得られるでしょう。
大掃除の前に処分できるものは処分しておく
いざ大掃除当日になったとき、物が多くて分別から始めなければならないとなると肝心の掃除にいつ取り掛かれるかわかりません。
そこで、ゴミの日や家族の予定をチェックして、大掃除の前から処分できるものは少しずつ片づけておきましょう。
郵便物や子ども関連の配布物を整理する、本棚を見て不要な本は別の場所に出しておくなど、掃除を始めやすいよう準備をしておくことが大切です。
大掃除に必要な道具を揃えよう
大掃除を始める前は、掃除する箇所や役割分担を決めると同時に、必要な道具も揃えていきましょう。
基本の道具からあると便利な道具まで、順にご紹介します。
軍手やゴム手袋
家の外回りを掃除するときは軍手を、家の中の水回りや水を使って掃除をする場合はゴム手袋を用意しましょう。
手が汚れたり荒れてしまうことを防ぐことができ、より快適に掃除を進めることができます。
軍手やゴム手袋は多めに用意しておき、万が一破れたり汚れてしまったときに交換できるようにしておくと安心です。
軍手は、家具の移動や外回りを掃除するときに汚れや怪我を防止できるだけでなく、水で濡らして硬く絞ることで細かい箇所の拭き掃除に役立てることもできます。
家族みんなで大掃除をするときは、子どもサイズ、大人サイズと両方用意して安全かつ快適に掃除を進められるようにしましょう。
マスクやバンダナ
大掃除のときは、埃が溜まった箇所をきれいにしていくことになります。
埃が空気中に舞うと吸い込む恐れがあるため、マスクをして身体に埃が入らないようにしましょう。
人数分にプラスして少し多めに用意しておくと、汚れてしまったときに取り換えることができます。
快適に掃除を進めていけるよう、マスクの準備も忘れないようにしましょう。
マスクだけでなく、バンダナもあると便利です。
高いところの掃除をしているときに、埃が頭に掛かるのを防ぐことができます。
雑巾
掃除アイテムとして欠かせないものが、雑巾です。
拭き掃除を行なう際に必要なもので、きちんとした雑巾ではなく古タオルや古着なども活用することができます。
使い終わった後はそのまま処分できるので、便利です。
雑巾として使えそうな古タオルや衣類があるときは、事前に袋などに入れて常備しておくと良いでしょう。
使い古した歯ブラシ
ボロボロになってしまった歯ブラシは、掃除のときに便利なアイテムとして活躍するのでぜひ取っておきましょう。
窓のレール部分、お風呂のドアの溝などの細かい箇所を掃除する際、使い古した歯ブラシはとても便利です。
乾いた状態で使えば埃をキャッチし、濡れた状態では黒ずみやカビなどを取り除くことができるため、大掃除のときには数本用意しておきたいです。
日ごろから、使い古した歯ブラシは決まった場所に保管していくと決めておくと、掃除を始めるときにすぐに準備ができるでしょう。
新聞紙
新聞紙も、大掃除のときに必要なアイテムとなります。
窓ガラスを拭くときに活用できるだけでなく、家具などの下に敷く、汚れたものを置く際に敷いておくなど、様々な使い道があります。
溜まりがちな新聞紙は早めに片づけたいと感じてしまいますが、掃除用に残しておくことでより快適に大掃除を進めていくことができるでしょう。
バケツ
雑巾で水拭きをする場合、バケツがあるとその都度洗面所に戻らずに洗って絞ることができるので効率が良いです。
持ち手がついて運びやすいもの、使い終わった後にコンパクトに片づけられるものなどであれば重宝します。
大掃除では、水拭きが必要な箇所も多く出てきます。
バケツに水を入れて、掃除をする部屋に持っていくと作業がスムーズに進んでいくでしょう。
重曹
ドラッグストアやスーパーなどで手軽に手に入る重曹は、大掃除のときに様々な箇所をきれいにすることができます。
頑固な油汚れやコゲ落とし、カビ取りなど、様々な汚れを取り除く際に活用できるアイテムです。
大掃除のときは多めに用意しておき、汚れが気になる箇所を重曹を使って磨いてみましょう。
スポンジ類
浴槽や浴室の壁を磨くとき、シンクを掃除するときなどに必要となるのがスポンジです。
スポンジにもいろいろな種類があるなか、網目が細かく水だけで汚れを落とせるメラミンスポンジや浴室用に大きめのスポンジなどを準備しておくと良いでしょう。
汚れたら気軽に処分できるよう、100円ショップで多めに購入しておくのもおすすめです。
洗剤を数種類
大掃除では、汚れの種類に合わせて洗剤を使い分けることが大事です。
以下のポイントを押さえて、洗剤を用意しましょう。
- 油汚れには・・・アルカリ性の洗剤
- 水垢には・・・酸性の洗剤
その他、頑固な汚れで困っているときは、業務用や専用の存在を選んで使ってみるのがおすすめです。
エプロン
エプロンは、衣服が汚れるのを防ぐだけではなく、ポケット付きのものを使用することでゴミ袋や使い古した歯ブラシなどの掃除道具を入れておくことができます。
家じゅうの大掃除をするとなると、自分のすぐ近くに掃除道具を置いておきたいです。
そのようなとき、ポケット付きのエプロンを着ていると、必要な道具を詰め込んでおくことができます。
大掃除を効率よく行なうためのチェックリスト
大掃除に必要な道具が揃ったら、次にチェックリストを作りましょう。
片付け、掃除、洗濯といった3つの段階に分けてチェックリストを作り、担当や掃除をする日などを書き加えていけるようにするのがポイントです。
さっそく、大掃除を効率よく進めるためのチェックリストを見ていきましょう。
片付けに関するチェックリスト
最初に、片付けに関するチェックリストから確認していきます。
掃除を始める前には、まず物を整理しておかなければなりません。
以下のチェックリストを参考に、掃除しやすい空間づくりを意識してみましょう。
場所 | チェックするポイント | 担当 | 期日 | 完了サイン |
---|---|---|---|---|
(例) | ××× | 〇〇 | 〇日 | 完了 |
本棚 | 不要な本を処分、本棚からあふれている本を整理する | |||
衣類 | 不要な服の処分、クローゼットやタンスの整理 | |||
食器 | 不要な食器を処分、食器棚の中を整理する | |||
書類 | 不要なものは処分、必要なものはジャンルごとにまとめる | |||
小物 | 不要な日用品や文房具などを処分、戸棚やラックなどの収納家具を活用して整理する | |||
おもちゃ | 不要なおもちゃは処分、おもちゃを収納するスペースを確保する | |||
写真や工作品など | 写真に収めてアルバムやDVDなどにデータとして残す |
掃除に関するチェックリスト
片付けのチェックリストが完成した次は、どこをどのように掃除していくかというリストを作っていきます。
掃除する場所と掃除内容を記載してチェックリストを作っておくと、掃除当日すぐに作業に入ることができるでしょう。
家全体
場所 | チェックするポイント | 担当 | 期日 | 完了サイン |
---|---|---|---|---|
(例) | ××× | ○○ | 〇日 | 完了 |
床 | 掃除機をかけた後、ウェットシートや雑巾を使って汚れを落とす | |||
窓 | 窓ガラス、サッシを掃除する | |||
玄関 | 下駄箱周りのホコリを取り、ほうきでゴミを取り除き、モップで汚れを落とす | |||
建具 | 障子や襖などを拭く |
家具や家電
場所 | チェックするポイント | 担当 | 期日 | 完了サイン |
---|---|---|---|---|
(例) | ××× | 〇〇 | 〇日 | 完了 |
家具、家電の上 | 埃を取り除いてから雑巾で拭く | |||
家具、家電の下 | モップを使って埃を取り除く | |||
冷蔵庫 | 中身をすべて取り出して、汚れを拭き取る | |||
家電 | 電子レンジやトースターは水拭きして汚れを落とす、洗濯機は洗濯槽のカビも落とす、エアコンのフィルターを掃除する |
水回り
場所 | チェックするポイント | 担当 | 期日 | 完了サイン |
---|---|---|---|---|
(例) | ××× | ○○ | 〇日 | 完了 |
キッチン | コンロ周り、壁、シンク、換気扇の汚れを落とす | |||
トイレ | トイレ全体の掃除、換気扇や壁など | |||
洗面所 | シンクを磨く、排水溝をきれいにする、ラックなどを退けて埃や水垢を取り除く | |||
浴室 | 床、天井、壁、排水溝、浴槽、鏡などをスポンジなどで磨く |
洗濯に関するチェックリスト
続いて、洗濯に関するチェックリストを作っていきましょう。
何をどのように洗濯していくかをリストアップすることが大切です。
場所 | チェックするポイント | 担当 | 期日 | 完了サイン |
---|---|---|---|---|
(例) | ××× | ○○ | 〇日 | 完了 |
寝具 | シーツや枕カバーを洗濯、布団は天日干し | |||
衣類・靴 | 汚れやカビがついているもののシミ抜きや汚れ除去などをする | |||
ソファ・クッションカバー | 取り外し可能なものは洗濯する | |||
カーテン | カーテンレールから取り外して洗濯する | |||
カーペットやラグ | 掃除機でゴミを取り除いてから洗濯する | |||
その他 | 玄関マットやお風呂マットなどの洗濯 |
大掃除を効率よく行なうためのポイント
チェックリストが完成した次に、以下のようなポイントを押さえておくとより効率よく大掃除を進めることができます。
ゴミの収集日に合わせて大掃除を行なう
大掃除では、多くのゴミが出ます。
燃えるゴミの他、粗大ゴミや不燃ゴミなどが出ることもあるため、ゴミの収集日を事前に確認しておきましょう。
大掃除をしようとしたもののゴミが多くて掃除が始められない、ゴミを一時的に置いておく場所がないといった事態が起きてしまうので、ゴミの収集日を調べた上で大掃除の予定を立てましょう。
上から下へ、奥から手前へ掃除しよう
掃除は、手順や仕方によって汚れがついたままになってしまうため気を付けましょう。
上から下へ、奥から手前にかけて掃除をするのが基本です。
埃を取り除くときは背の高い家具や家電から、できるだけ奥に手を伸ばし手前へ汚れを引っ張ってくるようにします。
上から下へ、奥から手前へを意識するだけでも、大掃除を効率よく進めることができるのです。
早めの時間から大掃除を始める
普段の掃除よりも細かい箇所を念入りにきれいにしていくのが大掃除です。
そのため、早めの時間から大掃除を始めるようにしましょう。
午後や夕方になってから始めた場合、予定通りに終わらせることが難しいです。
午前中の早めの時間帯から始めて、夕方には一通り完了する状態にするのが望ましいです。
大掃除後、家の中をきれいに保つためのコツ
家族で役割分担をして無事に大掃除が済んだら、できるだけ長くきれいな状態を保ちたいと感じるでしょう。
では、きれいな家を保つためにはどのようなことに気を付けて過ごせば良いのでしょうか?
カビ対策を行なう
毎日使うお風呂や洗面所は、カビが発生しやすい場所です。
大掃除後のピカピカな状態を保つためには、カビ対策を始めましょう。
最近では浴室の天井に取り付けておくことで、カビを防いでくれるアイテムが登場しています。
また、浴室や洗面所においては乾燥機能を使ってしっかり乾かす、日ごろから換気を心がけるといった点も意識してみてください。
湿度の高い状態でカビは発生するので、湿気がこもりやすい場所は通気性を良くして乾かすことがポイントです。
【合わせて読みたい記事】
換気扇には専用のフィルターをつけておく
キッチンにある換気扇は、油汚れが溜まりやすく、掃除が億劫になる箇所でもあります。
そこで、大掃除できれいになった後は専用のフィルターを取り付けて、換気扇に直接汚れが付着するのを防ぎましょう。
汚れが気になるときはフィルターを取り換えれば良いので、日々のお手入れが楽になります。
コンロの汚れも予防しよう
ガスコンロの部分は、使用する機会が多いことから汚れがつきやすいです。
IHであれば専用のシートを貼って汚れを防止することができます。
シートは水洗いして再利用できるので、コスパにも優れています。
また、ガスコンロ本体の下部分に敷いておくシートといった商品も販売されているので、掃除の後に敷いてきれいな状態を保ちましょう。
大掃除が追い付かない場合は片付けや掃除に対応している便利屋を利用するのがおすすめ
大掃除は、事前のチェックリストや必要な道具、掃除する流れなどを押さえて計画的に進めていくことが大切です。
しかし、家庭の状況によっては家族全員で大掃除をすることが難しかったり、時間が取れないこともあるでしょう。
そのようなときは、便利屋に依頼することで家の中の汚れをきれいに掃除してもらうことができます。
掃除に関して、便利屋では次のようなサービスを提供しています。
- ハウスクリーニング
- 不用品回収
- 家具、荷物の移動
- 家事代行
掃除や家事、不用品回収に関するプロのスタッフが、専用の道具を使って短い時間で掃除をしてくれます。
1回のみ、または定期的に掃除を依頼したいなどの要望に合わせてプランを選ぶことも可能なので、ご家庭の状況に合わせて検討してみてください。
大掃除は事前の準備が大切!時間がないときや頑固な汚れは便利屋にも相談してみよう
大掃除は、家じゅうをきれいにするとなると人手と労力、時間が必要です。
大掃除に関しては、どの場所を誰がどのように掃除するか、チェックリストを元に作業を進めていくことがポイントです。
それでも取れない汚れがある、大掃除をする時間がないというときは便利屋にも相談してみましょう。