蛍光灯の交換方法はどうすればいい?交換のタイミングと交換方法について解説
「蛍光灯がチカチカしているので交換したいけれど方法がわからない」
「蛍光灯を自分で交換したいけれどちょっと不安・・・」
「蛍光灯って種類によって交換の仕方が違うの?」
部屋の照明として身近な蛍光灯は、ふとしたときに点滅や暗さを感じて交換を検討するようになります。
しかし、蛍光灯といっても様々な種類があり、どのように交換して良いのか悩んでしまうこともあるでしょう。
誤った取り付け方法では、感電や落下、転倒などで怪我を招くリスクもあります。
今回は、安全・快適に蛍光灯の交換ができるよう、交換のタイミングや方法、注意点などについて解説します。
Contents
蛍光灯を交換するタイミング
部屋の蛍光灯がチカチカと点滅している、こんなサインが出たら蛍光灯を交換しないといけないかな?と思うでしょう。
蛍光灯を交換するタイミングはこれ以外にもあり、タイミングを知っておくことで安全・快適に過ごせるようになります。
蛍光灯を交換するタイミングについて、いくつかのシーンをご紹介しましょう。
こんなサインが現れたら交換を検討しよう
チカチカしたりつかないときがある蛍光灯は、早めに交換しておく方が良いです。
たとえば以下のようなサインが現れたときは、蛍光灯の交換を考えましょう。
- 色が変わる
- 点滅する
- 点灯しなくなる
色が変わる
寿命が近づいた蛍光灯は、色が変化します。
蛍光灯を点けているはずなのに暗く感じたり、色が今までと違うと感じるようになるのです。
黒っぽくなったり灰色がかることがあり、部屋全体の明るさに影響してきます。
点滅する
蛍光灯に現れる異常として多くの人が知っている異常が点滅です。
点灯したと思ったらときどき点滅するといった状態が続くため、そのような灯りの空間にいるとストレスを感じやすいです。
点灯しなくなる
完全に点灯しなくなったときも、蛍光灯の寿命といえます。
点滅状態からしばらく時間が経つと、点灯すらしなくなります。
蛍光灯は段階によって現れるサインが異なりますが、少しでも異変を感じたら交換を考えるのがおすすめです。
切れかかった蛍光灯は早めに交換を
蛍光灯がついたり消えたりしている、スイッチを押しても点灯しないなどの状況であれば、交換を検討しましょう。
寿命間近の蛍光灯は、そのまま使い続けるより新しいものに替えた方が電気代がお得とも言われています。
点きにくい、または点かない蛍光灯を無理に使うことで、余計な電気代がかかってしまうのです。
蛍光灯は、寿命かなと思ったときに早めに交換するのがおすすめです。
蛍光灯の種類について
安全かつ正しく交換ができるよう、蛍光灯の種類や特徴についても押さえておきましょう。
種類によって外し方や取り付け方が異なるので、要チェックです。
直管型
直管型の蛍光灯は、オフィスや家庭において幅広く使用されているタイプです。
蛍光灯のなかでも代表的なものになり、普段の生活で目にしていることも多いでしょう。
直管型の蛍光灯にも、以下のように種類があります。
- ℃回転させて外すタイプ
- 乾電池のように片方に押すタイプ
- カバーを中央に持ってきて外すタイプ
種類ごとに外し方などが変わってくるので確認が必要です。
丸型
丸い形をした丸型の蛍光灯は、家庭の部屋の照明として使われていることが多いです。
丸型蛍光灯は、直管型のようにいろいろな種類がありません。
そのため、外し方・取り付け方がシンプルです。
【種類別】蛍光灯の交換方法
蛍光灯の種類について直管型と丸型の2種類をご紹介しましたが、それぞれどのように交換をすれば良いのか手順を見ていきます。
直管型蛍光灯の交換の仕方
直管型蛍光灯は、前述した通り大きく3つの種類に分けることができます。
今回はその3種類についての交換方法を説明します。
90℃回転させて外すタイプ
90℃回転させて外すタイプの蛍光灯は、次の流れで交換をしてみましょう。
- 蛍光灯を90℃回転させてロックを外す
- 片側からゆっくりと蛍光灯を外す
- 新しい蛍光灯をはめて90℃回転させロックする
90℃回転させてロックの操作ができれば、それほど難なく交換を終えることができます。
一方、古い蛍光灯は回転させたときに電源部分が動き、取れなくなることがあるので気を付けてください。
蛍光灯が取れなくなったときは、速やかに業者に連絡をしましょう。
乾電池のように片方に押すタイプ
乾電池のように両端にバネがついているタイプの蛍光灯は、外し方や取り付け方はシンプルです。
- 片側へ押し込むようにして蛍光灯を外す
- 乾電池と同じ仕組みで取り外し、再度新しい蛍光灯を取り付ければOK
バネにしっかりとはめ込んで、蛍光灯が点灯するか確認してみましょう。
カバーを中央に持ってきて外すタイプ
カバー部分を中央にスライドさせて外すタイプの蛍光灯は、90℃回転させるタイプのようにロックを操作して交換することになります。
- カバーを中央にずらしてロックを解除する
- 手で支えるようにして片側ずつ外す
- 新しい蛍光灯をつけるときは逆の手順で取り付けていく
丸型蛍光灯の交換の仕方
部屋の主な照明器具として使用されることが多い丸型蛍光灯は、家庭でよく見かけるタイプの照明です。
使う機会が多いことから、交換の頻度も多くなります。
丸型蛍光灯の外し方は、以下の手順で慎重に進めてみてください。
- 電源プラグを外す
- 金具を外す
- 外すときと逆の手順で取り付けたら完了
最初に、電源プラグを外します。
電源プラグは電線につながっているので、先に抜いておくと安心です。
水平方向に抜くとうまく外せるので、無理に引っ張らないようにしましょう。
次に、金具を外していきます。
金具のツメを順に下げていくと、無事に取り外すことができます。
二重になっているタイプの蛍光灯では、内側から外側の順で外していくとスムーズに作業できるので試してみてください。
金具まで外せたら蛍光灯が取れるので、外すときと逆の手順で新しい蛍光灯を取り付けていきます。
蛍光灯を交換するときの注意点
蛍光灯を交換するときは、注意点にも気を付けながら作業する必要があります。
以下に注意点をまとめたので、確認の上安全を確保して蛍光灯の交換に取り掛かってください。
電源は必ず切っておく
蛍光灯の交換をする前には、必ず電源を切っておきましょう。
点灯している状態では電気が流れているので、そのようなタイミングで交換するのは危険です。
蛍光灯に触れることでやけどしたり、ソケット部分に手が当たり感電する可能性があるので、交換の前には電源が切れているかをしっかり確認しておきましょう。
蛍光灯から熱が抜けて冷えた状態になってから、蛍光灯を触るようにしてください。
完全に寿命を迎えた蛍光灯は、電源スイッチを操作してもついているか消えているか判断ができません。
うっかりついている状態で触ると危険なので、電源を切ることと合わせて照明そのものを取り外して行なうなどの安全面に配慮してください。
無理に外すのはやめる
蛍光灯の交換では、無理に外そうとすることはNGです。
力を加えて外そうとすることで、蛍光灯が割れる恐れがあるためです。
万が一蛍光灯が割れた場合、破片が頭や顔、目にふりかかってくることになるので非常に危険です。
上手く取り外せないからといって無理に力を加えて動かすのはやめて、細心の注意を払いながら丁寧に作業するようにしましょう。
足元を安定させた上で作業に取り掛かる
蛍光灯は概ね部屋の天井についているものです。
よって、高所で作業を行なうことになります。
蛍光灯の交換で起こりやすい怪我には、足を踏み外したことによる転倒が数多く挙げられるため、安定した足場を用意して作業しましょう。
リビングや事務所など空間の広い場所での交換はしやすいですが、トイレなどの狭い場所での作業には特に注意が必要です。
怪我を防ぐためには二人で作業し、誰かに足場を支えてもらうと安心でしょう。
埃や汚れは取り除いておく
蛍光灯を交換するタイミングで、溜まっている埃や汚れをきれいに取り除いておきましょう。
普段なかなか掃除できない場所なので、交換のタイミングで掃除しておくことがおすすめです。
埃や汚れが付着していると、後に漏電を引き起こして発火する恐れがあります。
火事を防ぐためにも、蛍光灯を交換するときに掃除もしておきましょう。
点灯管の確認も忘れない
蛍光灯のなかでもグロースターター式の場合は、点灯管(グローランプ)という小さな電球のようなものがないと点灯しない仕組みになっています。
点灯管がついている蛍光灯を交換するときは、一緒に替えてしまいましょう。
点灯管は反時計回りに回すことで外れるようになっています。
蛍光灯の種類を確認する際、点灯管がついているかも調べておけばスムーズに交換ができるでしょう。
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蛍光灯の交換は怪我に注意しながら作業することが大事!不安なときは便利屋にもご相談を
蛍光灯の種類から交換するタイミング、交換の流れや注意点などについて解説しました。
種類ごとに特徴が異なり、交換の際に気を付けるべきポイントも変わってきます。
さらに、蛍光灯の交換では感電や落下、転倒などの怪我のリスクも伴います。
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