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便利屋に荷物運びを依頼するには?運べる物や料金を解説

便利屋に荷物運びを依頼するには?運べる物や料金

もし、急ぎで荷物を運ばなくてはいけない、その日中に業者に連絡をしなくてはいけないとき、あなたならどうしますか。

引越し業者にお願いしようにも、時間が遅く営業時間外で掛け合ってもらえないこともありますし、見積もりに時間を要しスピーディーに対応できないかもしれません。

ですが、荷物運びのプロは決して引越し業者だけではありません。

実は、便利屋も荷物運びのサービスを提供していることをご存知でしょうか。

緊急時や夜間対応など突発的なニーズに応えてくれるだけでなく、引っ越し前後の清掃や家具の組み立てで人手が必要なときに、心強いバックアップをしてくれます。

そんな便利屋の荷物運びの依頼について、徹底紹介をしてきます。

便利屋の荷物運びのサービス内容

便利屋の荷物運びのサービス内容

便利屋の荷物運びにはどんなサービスがあるのでしょうか。

便利屋は荷物運びの困りごとがあるときには、どんな場面でも駆けつけてくれます。

また、運搬作業に携わるのみでなく、運搬に付随して発生する部屋の清掃や荷物の梱包作業まで引越し業者がカバーしていないプロセスなど任せられるのも便利屋の強みです。

実際に便利屋が荷物運びの依頼を受ける場面には、以下のような場面があります。

1.   荷物移動の困り事

場所移動が伴う引越し作業ではもちろんですが、家庭内での荷物移動や家具の配置換えの際も便利屋は助けてくれます。

例えば、模様替えのシーンでは、大型の家具や取り扱いが難しいパソコンやプリンターなどの精密機器の移動は、人手があると非常に安心です。

また、運搬物の中には怪我の恐れがある物置や大きい健康器具などものもあります。

特にお年寄りや女性の人暮らしの方にとっては、労力のいる模様替えの場面では便利屋が重宝されるようです。

そして荷物運びを必要としているのは、必ずしも家庭内の個人だけにとどまりません。

中には会社の事業所移転や店舗の移動などで、便利屋にとって大きなニーズとなります。

2.   書類運搬

引越しや模様替え以外でも荷物運びが必要なシーンはあります。

例えば家に大事な書類を忘れたサラリーマンがその書類を届けてほしいという依頼。

そのような場合にも便利屋は大きな味方となってくれます。

自分で取りに帰りたいが現場の手が離せず人にお願いするほかないという緊急時、頼みの綱となるのが便利屋です。

3.   女性スタッフ限定サービス

便利屋の女性スタッフが、お手伝いをしてくれるサービスもあります。

一人暮らしの女性は、特にプライバシーを守りたいという要望や男性スタッフだと不安を持つ方も少なくないでしょう。

そんな方のために、便利屋の女性スタッフが作業をしてくると大きな安心感があります。

場合によっては、女子寮に住んでおり規則上男性が入れないケースもあります。

そんなときにも、女性スタッフ限定のサ-ビスを持つ便利屋は非常に心強いでしょう。

多忙のあまり家事に手を付けられない男性も家事慣れた女性にお願いができますし、場合によっては家政婦よりも安い価格でお手伝いしてくれるのでお財布には嬉しいですね。

便利屋はどんな荷物を運んでくれるの?

を運んでくれるの?

便利屋が運んでくれる荷物にはどんなものがあるのでしょうか。

先ほど引っ越しにまつわるものは、基本なんでも運んでくれると説明しました。

ここでは具体的な荷物の例をカテゴリー別に紹介します。

1.   家具

ご家庭で使う一般的な家具タンス、ベッド、テーブル、ソファ、本棚、学習机だけでなく、オフィス家具のデスクやチェア、書類棚なども荷物運びの対象となります。

2.   電化製品

洗濯機や冷蔵庫、テレビなどの大型家電製品も、便利屋の荷物運びの対象です。

3.   大型荷物

健康器具や物置などの特殊大型荷物も、便利屋に依頼すれば荷物を運んでもらえます。

荷物運びの依頼までの流れ

荷物運びの依頼までの流れ

便利屋に荷物運びの依頼をする際のオーソドックスな流れは、以下の手順になります。

業者や依頼内容次第で依頼の流れは変わることがあるので、詳細は各便利屋の公式サイトを参照してみてください。

ほとんどの便利屋では見積もりは無料で行ってくれるので、業者選定の際には見積もりまでお願いしてから依頼先を決定するのが良いでしょう。

電話やメールにて、荷物運びの見積もりは対応をしてくれます。

  1. 電話やメールによる問い合わせ
  2. 見積もり
  3. 作業依頼
  4. 作業
  5. 代金支払い

荷物運びの依頼方法

荷物運びの依頼方法 

では実際に、便利屋に荷物運びの依頼をお願いするときどういった方法があるのでしょうか。

ここでは大きく3つ紹介します。

 

1.   電話で依頼

便利屋に荷物運びを依頼する一番オーソドックスな方法が、電話による依頼です。

一部の便利屋では、24時間365日体制で受け付けをしているので夜間や早朝の場合でもすぐに連絡が取れます。

また質問だけでも受け付けているので、初めて利用する場合は電話を使って相談だけするのもいいでしょう。

電話だと担当者の声色や接客姿勢から、サービスの品質をうかがえるというのも大きなメリットです。

 

2.   お問い合わせフォームで依頼

荷物運びの依頼方法で電話以外に、お問い合わせフォームでの依頼があります。

便利屋のホームページには、電話番号と合わせて必ずと言っていいほど問い合わせフォームが設置してあります。

問い合わせの際にはお名前や電話番号、住所の記載が必須ですので、これらの情報入力に抵抗がない人はお問い合わせフォームから簡単に依頼ができます。

 

3.   アプリでの問い合わせも

最近では、スマートフォンのアプリを使ってサービスを展開する便利屋もあります。

有名なアプリは『ジモティ』があげられます。

ジモティは、フリーマーケットのような物品売買がアプリ内で完結できるサービスです。

売っている物品の中には『運搬代行サービス』があり、通常の便利屋と同じように荷物運びの依頼をアプリ上で荷物運びを頼むことが可能です。

ジモティを使うことのメリットは、担当者と気軽にメッセージでやり取りできることと、場合によっては値下げ交渉ができることです。

値段重視で荷物運びを依頼したい場合は、ジモティで便利屋に依頼することを検討してみましょう。

何かトラブルがあった際は運営が仲介してくれますが、利用前に必ず注意事項は目を通しておくとよいでしょう。

便利屋の荷物運びの相場

便利屋の荷物運びの相場

便利屋の荷物運びの料金は、『基本料金(1名分)/1時間+出張料(1名分)』が基本的な構成です。

基本料金の相場は約3300円(税込み)、出張料は約3000円(税込み)がおおよその平均といえます。

場合によって、車両費や養生費などの雑費が追加発生します。

例えばこの金額を参考に、一人暮らしの引越し作業に約2時間かかると想定し、2時間分1名の便利屋に依頼したと仮定すると、下記のような概算になります。

  • 基本料金2時間分+出張料=6,600円+3,000=9,600円(税込み)~

一人暮らしの2時間分の引越しサポート料金は、おおよそ9,600円が相場です。

ですが車両費や雑費を追加することを考えると、余裕をもって多めに用意しておくとよいでしょう。

引っ越し業者とどちらが得か

例えば、単身の方が15km未満で引越しをする際にかかる費用の平均額は5月~2月の通常期で39,140円(荷物大)、3月~4月の繁忙期で48,845円といわれています。

単身の方の引越しに必要な作業員人数を3名と仮定した場合を計算してみましょう。

  • 基本料金3名分(2時間)+出張費3名分=19,800円+9,000円=28,800円(税込み)

単身の引越しにはトラックレンタルも必要なケースもあるので、車両費を考慮しなければ多少は便利屋がお得かもしれません。

しかし、遠方への引越しの場合はそれだけ作業員を長く拘束するために基本料金がかかってしまいます。

したがって引越しで便利屋を利用するのであればなるべく近場でかつ少ない作業員の利用が推奨されます。

便利屋に荷物運びを依頼する注意点!

便利屋に荷物運びを依頼する注意点!

便利屋は非常に役に立つ反面で、荷物運びの依頼をお願いする際には気をつけなければならない注意点があります。

知っておくだけでトラブルの予防にもなるためぜひ理解しておきましょう。

1.   引っ越し業務はNG?

引越し業務を行っている便利屋は多いですが、引っ越し作業に発生する全ての業務を請け負ってくれるわけではありません。

通常、運送料金と引き換えに荷物を運ぶ作業には国からの「一般貨物自動車運送業許」という許認可が必要です。

そしてこの許認可を受けているトラックは、緑色の青ナンバーが与えられます。

つまり、通常のナンバープレートを持つ業者による貨物運搬作業は違法となります。

しかし、あくまで引越し作業の主体は依頼者で、便利屋はお手伝いであるという位置づけであれば問題はありません。

すべての業務を丸投げにし、万が一トラブルになると依頼側まで不利益を被ることになるので、任せる運搬業務は事前に明確に線引きしておきましょう。

2.   万が一の保証が適用外の場合も

通常の引越し業者は「運送業者貨物賠償責任保険」なるものに加入をしているため、万が一作業中に荷物の破損が起きたとしても補償をしてくれます。

一方便利屋の中には、個人として営業している場合や会社であっても保険未加入である場合もあるため、依頼する相手がきちんと補償制度を整えているかを調べる必要があります。

ホームページを掲載している便利屋だと「損害保険に加入しており補償を行う」と明記している会社もあるため、ホームページを事前に見ておきましょう。

また確認ができたとしても、補償の手続きを行うのは大きな手間です。

そのため運搬を依頼するものはあらかじめ梱包を頑丈にしたり、作業員に注意を促したりし破損防止の策を講じるといいでしょう。

まとめ

便利屋に荷物運びを依頼するには?運べる物や料金

便利屋に家の中にある家具や大型家電の移動を依頼すると、引越し業者に依頼するより安くなることもあります。

今回ご紹介した荷物運びの方法から、依頼してみようと考える方がいらっしゃると思います。

その時はホームページなどをしっかり確認して、見積もりをしてもらってから依頼するようにしましょう。