ドアノブが取れた!ドアノブが壊れて閉じ込められた時の対処法と自分で取り付ける方法を解説
「普段通りドアノブを握って回したら取れてしまった」
「最近ドアノブの動きが鈍く、ドアの開閉がしづらい」
「ドアノブにサビのようなものがついている」
何気なく使っているドアノブですが、使用頻度が多いのと日々の使い方により傷んで取れてしまうケースがあります。
そしてドアノブが取れたことで部屋に閉じ込められてしまう事態が起こりえます。
ここではドアノブが取れてしまう原因をはじめ、ドアノブが取れたことによって部屋に閉じ込められてしまったときの対処法、自身でドアノブを取り付ける方法などについて詳しくご紹介します。
Contents
ドアノブが取れてしまう原因とは?
家の中で部屋の出入りをする際に毎日使っているドアノブですが、急に取れてしまうことがあります。
では、なぜドアノブが取れてしまうのでしょうか?
ドアノブが取れてしまう原因について解説します。
ネジが緩んでいる
ドアノブにはネジがついています。
このネジが緩んでいることで、ドアノブが取れることがあるのです。
ネジが緩んでいる場合は、きちんとネジを締め直すことで解決できます。
緩んだ状態のまま使い続けているとネジ穴が広がって余計にドアノブががたつくようになるので、気が付いたときに早めに直すことが大切です。
長い期間緩んだままの状態を放置して使用していると、そのうちネジ穴が広がり変形してネジを回してもしっかり固定することができなくなります。
結果的に広がってしまったネジ穴を埋める作業が必要となってくるため、早めに対処すべきです。
取っ手の取付ネジや台座、ラッチの固定ネジといった部分が緩みやすいです。
内部の部品の破損
見えない部分の部品が破損してドアノブが取れてしまうこともあるので、そんなときはドアノブを新しいものに交換してもらうのがおすすめです。
ドアノブ内部にトラブルが起きている恐れがあるため、ドアノブの様子がおかしいと感じたら早めに交換してもらいましょう。
ドアノブが破損する理由は様々です。
以下の項目で、ドアノブが壊れてしまう理由の一部をご紹介します。
経年劣化による影響
実はドアノブには寿命があります。
一般的なドアノブの寿命はおよそ10~15年くらいといわれているため、経年劣化によりドアノブが取れてしまうことがあると念頭に置いておきましょう。
長期間使い続けているなかで、部品が摩擦して不具合を起こすようになります。
開け閉めがスムーズにできなくなったり、ドアノブの動きが鈍くなるなどの異変を感じたら、ドアノブの寿命を考えてみましょう。
乱暴な開閉や転倒などによる急激な圧力で外れてしまう
毎日使用するドアノブは、日々どのように使われているかによっても傷み度合が変わります。
急に力を加えて使用したり乱暴に扱うことでドアノブが取れてしまうことがあるのです。
ドアノブが取れるだけでなく、ドア自体が開かなくなってしまう場合もあるので注意しましょう。
また、転倒により勢いよくつかんでしまったり、子供がぶら下がって遊ぶことなどによる外部からの急激な圧力によって取れてしまうケースもあります。
日々の使い方によって、ドアノブは少しずつダメージを受けている可能性が高いのです。
部品がサビている
ドアノブにサビが発生していることで、取っ手が取れてしまうことがあります。
サビはドアノブの表面だけでなく内部で発生することもあり、サビることによってドアノブが折れてしまいます。
水回りに取り付けられているドアノブでサビが発生することが多く、ドアノブが折れるだけでなく動かなくなってしまう場合もあるので注意が必要です。
サビによって折れたり取れたりしたドアノブは、新しく交換しなければなりません。
さらに内部に残った部品を取り外すことが困難なときは、のこぎりなどを使って作業することになります。
サビは気づかないうちに発生し、気が付いたときにはすでに腐食してしまっていたということもあるため気を付けたいです。
ドアノブが取れて閉じ込められてしまったときの対処法
ドアノブは、急に取れてしまうことがあります。
部屋の中にいた場合はドアを開けることができないため、室内に閉じ込められてしまうことになります。
急なトラブルでパニックに陥る可能性があるため、万が一のときの対処法を知っておきましょう。
薄くて固いカードを用意する
ドアノブが取れて室内に取り残されてしまったときは、薄くて固いカードを用意しましょう。
閉じ込められてしまった室内からドアを開けるためには、ドアの隙間にカードを差し込み、ラッチの板部分に沿って押し引きします。
ラッチの向きがわからないときも何度かカードの押し引きをすることで、ドアが開きます。
ラッチ本体が故障しているときはこの方法では開けることができないため、注意しましょう。
ドアノブの形状によっては開けられない場合もあるため、そのようなときは部屋の外側からドアノブを外してもらなければなりません。
ビニールの紐を使ってドアを開ける
ドアの内側と外側の両方に人がいるときは、ビニールの紐を使ってドアを開けることができます。
ビニール紐の他、リボンのような薄い紐でも試すことができます。
紐を用意したら、以下の手順で作業してみましょう。
- ドアの下の隙間から紐を渡す
- ドアの内側と外側でお互いに紐を持ち、ドアノブの位置まで引き上げる
- ドアノブにラッチを引っかけるようにしてゆっくり引き上げる
部屋の外側にいる人が紐を用意することで開けられる方法なので、閉じ込められてしまったときに誰か外側にいるようであれば声をかけて実践してみてください。
コインやドライバー、ボールペンなどを使って開ける
カードや紐を使ったドアの開け方をご紹介しましたが、状況によってはコインやドライバーなどを使って開けることもできます。
内側のドアノブのみが壊れているときに試せる方法となっているので、ドアノブが壊れたときはまずどの部分が破損しているのかを確認してから対処するようにしましょう。
ドアのタイプによって使う道具が変わってくるため、以下を押さえておくと安心です。
切り込みの入ったタイプ
ドアノブのところに一本の細い溝があるので、その溝部分にマイナスドライバーやコインをはめ込み、左右のどちらかに回してみる。
小さな穴があるタイプ
ボールペンなど先が細いものを用意して小さな穴に差し込み、カチッと音がするまで押し込んでみる。
取れてしまったドアノブを自身で取り付ける方法
ドアノブが取れてしまったときは、その原因を調べた上で取り付けられるかどうか考えることが大切です。
自身で取り付けてみようというときは、次の方法を試してみてください。
ネジを締め直す
ネジの緩みによってドアノブが取れてしまっている場合は、プラスドライバーを使ってネジをしっかりと締め直してみましょう。
ドアノブには、以下の部分にネジが使われています。
- ドアノブの根本
- 台座
- フロントプレート
3つの箇所のネジをチェックしていくなかで、必ず確認しておきたいのがフロントプレートのネジです。
フロントプレートはドアノブとつながっている場所なので、ネジが緩むことでドアノブに影響が出ることが多いです。
取れてしまったドアノブは、プラスドライバーを使ってネジを固定していきましょう。
ドアノブの交換手順
取れてしまったドアノブはもう壊れてしまっている、新しいものに交換することになった場合は、以下の手順で作業を進めてみてください。
- ドアのサイズを測る
- ドアノブ以外の金属板も取り除く
- 新しいラッチを取り付ける
- 金属板を固定しサムターンのロックを解除にする
- 芯棒を差し込み台座をビスで留める
- ドアノブがきちんと動くか確認する
ドアのサイズを測る
ドアノブを新しく変える際は事前にドアのサイズを測っておきます。
サイズを間違える交換ができません。
以下の部分のサイズを細かく計測した上で、新しいドアノブを購入しましょう。
- ドアの厚さ
- ドアノブの中心からドアの端までの長さ
- フロントプレートの幅と長さ
- フロントプレートの上のビスから下のビスまでの距離
ドアノブ以外の金属板も取り除く
ドアノブの交換では、ドアノブ以外の金属板も取り除いておきます。
ドアの側面のラッチがある金属板のビスを探して、外しておきましょう。
かんぬきごと金属板を引き抜いておきます。
新しいラッチを取り付ける
金属板を取り除いた箇所に新しいラッチを金属板と一緒に取り付けます。
このとき、ラッチの斜めの部分が室内側に向くように取り付けるのを忘れないようにしてください。
金属板を固定しサムターンのロックを解除にする
金属板の取付が完了したらビスで固定します。
グラグラしないよう、しっかりと固定しましょう。
金属板の固定ができたら、次にサムターンのロックを解除にしておきます。
サムターンとは鍵の開け閉めの部分です。
芯棒を差し込み台座をビスで留める
ロックを解除した状態で、レバーハンドルの裏に芯棒を差し込みます。
芯棒が差し込めたら、台座のビス留めを行ないます、
- 室内側のドアノブを正しい位置に取り付ける
- ビスで台座をしっかり固定する
- 部屋の外側にあるドアノブの開錠用溝を縦向きにする
- 定位置に台座を固定したら完了
ドアノブがきちんと動くか確認する
最後にドアノブがきちんと作動するかの確認を行ないます。
問題なく開閉ができ、鍵も動くようであれば取り付け完了です。
ドアノブを自身で取り付けるのは不安・・・というときは、業者に依頼して取り付けてもらうようにしましょう。
新しいドアノブを選ぶときのポイント
ドアノブが取れてしまった、修理をしたけれどもう直らないとなったときは、新しいドアノブを用意することになります。
ドアノブは、自宅のドアに適したものを使用しないとうまく取り付けられません。
せっかく購入したものが使えないという事態も起こりかねないので、選ぶときのポイントを確認しておきましょう。
自分で直せるタイプのドアノブかどうかをチェック
ドアノブと一言に言ってもいろいろな種類があります。
そこで壊れて取れてしまったドアノブを直すときは、自身で直せるタイプかどうかをチェックしましょう。
室内においては比較的構造が簡単で、自身で直せるようになっているものが多いのも事実です。
ドアノブの種類を押さえて、自宅のドアノブと比較してみてください。
丸型タイプ
日本家屋で最もよく使用されているタイプのドアノブです。
ドアノブが丸くなっており、手で握りやすいのが特徴です。
昔のトイレなどに使用されていることが多いドアノブで、中央にあるボタンを押すことで鍵が閉まり、ドアノブを回すと解錠する仕組みになっています。
それほど複雑な構造ではないドアノブのタイプなので直しやすいです。
レバーハンドルタイプ
室内だけでなく屋外でも使われており、今では広く普及しているのがレバーハンドルタイプです。
レバーを持って下に落としながら引くことでドアの開閉ができます。
レバーハンドルタイプのドアノブのそれほど複雑な構造ではないため、自身で修理しやすいです。
プッシュプルタイプ
押したり引いたりするハンドルと、上下に2つの鍵穴があるのがプッシュプルタイプのドアノブです。
防犯面に優れており見た目のすっきりさから、マンションなどの集合住宅において見かけることが多いタイプになります。
自身で修理をしようとすると鍵の部分に不具合が起きることがあるため、専門の業者に相談して直してもらう方が安心です。
サムラッチタイプ
親指で押し下げるようにしながら開けるタイプのドアノブが、サムラッチタイプです。
一軒家の玄関で見かけることが多く、デザインが豪華なのが特徴となっています。
このサムラッチタイプも構造が複雑なので、壊れてしまったときは業者に問い合わせた方が良いです。
メーカーや型番を細かく確認
ドアノブを新しいものに変えるときは、サイズを細かく計測する必要があります。
しかし、サイズを測っただけでは不安、きちんと取り付けができなかったらどうしようと不安を感じる人もいるはずです。
そんなときは、古いドアノブと同じメーカーや型番のドアノブを購入すると良いです。
ドアノブに関してよくあるトラブル
ドアノブは、急に取れてしまう他にも様々な不良トラブルが想定されます。
経年劣化で起きることが多いドアノブのトラブルですが、ここではどのようなトラブルが起こることがあるのか見てみましょう。
ドアノブがぐらぐらしたり下がったまま動かない
ドアノブは普段から使用される頻度が多いため少しずつ劣化していきます。
使っているうちにネジが緩んできてドアノブがぐらぐらする、ドアの開閉をしようとしてレバーを下に押したらだらんとしてそのまま動かなくなってしまったなどのトラブルが起こりやすいです。
ドアノブのぐらつきなどはネジを確認して締め直すことで改善されることが多いです。
ドアノブが動かなくなってしまった
ドアノブが完全に動かなくなってしまうというケースがあります。
なかでもトイレやお風呂など、湿気のダメージを受けやすい箇所で起こることが多い症状です。
動かなくなる前に開閉がしづらいといった異変を感じられる場合が多いので、気になったときに早めに確認することが大事です。
ドアノブが動かないときは内部の潤滑油がなくなっていることも理由に考えられます。
潤滑油を塗ることでスムーズに動くようになることもあるため、ドアノブが動かなくなったときは「ドアノブに合った」潤滑油を選んで試してみましょう。
ドアがきちんと閉まらない
ドアを閉めようとしてもきちんと閉まらない、開いてしまうというトラブルはラッチ部分が原因として考えられます。
ラッチはドアノブのなかでも劣化しやすい箇所であり、ドアの開閉により部品同士が接触することで消耗していきます。
この場合は、ラッチ部分を交換すると症状が解決するため、ラッチのサイズなどを測って取り換えてみてください。
ドアノブを回転させても空回りのようになる
ドアノブを回しても空回り状態、ドアノブとしての機能を果たしていないときは、ラッチ部分が故障していると考えられます。
ラッチ部分を交換することで解決するパターンが多いので、ドアの開閉に空回りを伴うときはラッチ部分を調べてみましょう。
浴室のドアも種類と特徴を押さえておこう
ドアノブが壊れることは、湿気を多く含む浴室の扉において生じることが多くなっています。
お風呂の中で閉じ込められてしまうことのないように、万が一に備えて浴室のドアの種類を普段から知っておくようにしましょう。
浴室のドアには、引き戸と折れ戸があります。
引き戸は安全性が高く使い勝手が良い半面、レールの部分にゴミが溜まりやすいという難点があります。
折れ戸は狭い空間でも設置でき、タオルをかけておくなど機能性に優れたものが販売されているのがポイントです。
ただし、使用するたびに扉が折りたたまれる形になるので、他のタイプの扉よりも壊れやすくなっています。
ドアノブのトラブルは浴室でも起こり得るものなので、自宅のドアの様子をよく見ながらどのタイプの製品かもチェックしておきましょう。
ドアノブは除菌や消毒しても壊れない?
ドアノブは日々家族みんなが使うものです。
そのため、衛生面が気になると感じる人もいるでしょう。
そのようなときはドアノブに除菌や消毒をしても良いのでしょうか?
ここでは、ドアノブの除菌や消毒について考えていきます。
ドアノブの除菌や消毒はOK
ドアノブをきれいにしたいとき、除菌や消毒はしてもOKとなっています。
ただし木製の扉の場合は消毒液などが扉に付着することで変色してしまうことがあるので、 消毒液が付いた時にはすぐに拭き取りましょう。
消毒液などの付着は固く絞った雑巾で水分を拭き取るようにしてください。
スプレータイプはドアノブ以外の場所にも付着してしまうので、避けるようにすると安心です。
アルコールより次亜塩素酸ナトリウムの方が有効
ドアノブの除菌・消毒は、アルコールよりも次亜塩素酸ナトリウムを使用する方がウイルス除去に有効とされています。
塩素系漂白剤として家庭ではお馴染みのものでもあるため、手軽に使えるのがポイントです。
ドアノブに使用する際は製品の説明書を確認して、必ず薄めてから使うようにしてください。
ドアノブを消毒する際の注意点
ドアノブの消毒・除菌においては、薬剤を直接手では触らないようにしましょう。
薬剤に直接触れると手荒れを起こしてしまいます。
手指の消毒に使用することも避け、手に薬液が付いてしまったときは石鹸で丁寧に洗うようにしてください。
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ドアノブは日ごろの使い方や経年劣化などにより、ある日突然取れたり壊れてしまうことがあります。
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毎日使用するものは、気づかないうちに劣化し、急に取れたり動かなくなってしまうものです。
その一つであるのがドアノブで、家族みんなが使用し続けるなかで少しずつ劣化していっています。
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