雑草を生えなくするにはどうしたらいい?草取りしない庭に変える方法7選
「庭に雑草が生えてきて手入れが大変」
「草取りしないで済む良い方法があればいいのに」
「庭の雑草対策にはどんな手段があるの?」
庭のある家で暮らしている場合、雑草が生えてきて困るという悩みを抱えている人も少なくありません。
こまめに草取りをすることが難しい、範囲が広いのでキリがない・・・と感じている人もいるでしょう。
そこでここでは、庭の雑草を生えなくする方法を詳しくご紹介します。
事前の準備を行ない、自宅の庭の状況に合う方法を実践してみましょう。
Contents
庭に草が生えてくる原因
そもそもなぜ勝手に草が生えてくるのでしょうか?
草が生えてくる原因を押さえて、対策を取っていきましょう。
種がどこかから運ばれてくるから
雑草は種がどこかから運ばれて庭にたどり着くことで新たに生えてくるようになります。
鳥の糞や動物の体にくっついて運ばれるなどして、庭で芽を出すことがあるのです。
雑草は繁殖力が強く、そして多くの種類があるため、処理したと思ってもまたすぐに別の雑草が生えてきてしまいます。
日光が当たるから
雑草は、日光さえあれば成長できます。
他の植物と比べても生命力があり、厳しい環境であっても育つことができるのです。
ほんの少し日光が当たる程度の場所であっても、どんどん成長していくのが雑草の特徴といえます。
そのため、庭という空間には気が付いたら雑草が生えてしまうということがよくあるのです。
水と二酸化炭素があるから
植物は、日々光合成を行なっています。
光合成を行なうときには、日光だけでなく水と二酸化炭素も必要です。
庭には日光や雨による水、二酸化炭素といった条件が揃いやすいため、雑草が生えやすいとも言えます。
庭に土があるから
庭に雑草が生えてくるということは、そこに土がある証拠です。
雑草は土の中から養分を吸収して育つので、僅かでも土があることで成長していくことができます。
その他、土は雑草にとって有害物質から根を守ったり、根を張って倒れないようにするなどの役割も担っています。
根や茎が土の中に残っているから
雑草の中には多年草と言って、土の中に根を張って毎年新しい芽を出すものがあります。
根や茎が土の中に残っていると、見た目では草がなくなってきれいな庭に見えても、春になると芽が出てきて成長し始めるのです。
地表にある草を処理しただけでは完全に除草できたとはいえず、また庭に草が生えてきている…と感じるようになります。
たくましい雑草は、根や茎まで取り除いておかないと、再び芽を出して成長するのです。
庭の雑草を放置するリスク
庭の雑草は、そのままにしておくと景観を損なうだけではありません。
植えて育てている植物に必要な栄養分が雑草の方に行ってしまい、生育が妨げられてしまいます。
雑草が茂った空間には、ゴキブリなどの害虫が住み着きやすくなるものです。
害虫だけでなく、害虫をエサにしているタヌキやイタチなどの害獣も、自宅の庭に出入りするようになります。
その結果、動物の糞の処理に追われたり、感染症のリスクが高まるという悪循環に陥ることになるのです。
このような被害は自宅だけでなく隣人にも及ぶ場合があるので、ご近所トラブルを避けるためにも雑草を放置するのはやめましょう。
まずは庭の草取りから始めよう
庭に雑草が生えないようにするためには、まず今生えている草を取り除くことが必要です。
雑草の勢いや生えている範囲などから想定して、自身に適した方法で除草作業を行ないましょう。
庭の雑草を取り除く方法としては、以下が挙げられます。
手で抜く
雑草が気になったときにすぐにできるのが、手で抜いていく方法です。
軍手以外には特別な道具を用意する必要がないので、費用をかけずに取り掛かることができる除草方法といえます。
雑草を手で抜く作業は手軽に始められますが、広範囲の草取りとなると時間と労力がかかるのが難点です。
また、草取りをする体勢によっては腰を痛めてしまう恐れもあります。
鎌で刈る
雑草は鎌で刈って取り除くこともできます。
鎌があれば、背丈のある雑草も効率よく除去できるでしょう。
安い費用で取り掛かれる除草方法ですが、状況によっては時間や手間がかかります。
この方法も手で抜くときと同様、腰を痛める可能性があるので注意が必要です。
草刈り機を使用する
雑草が生える勢いが凄いために手作業では追い付かない、少しでも早くすっきりさせたいというときは草刈り機を使用することで雑草を除去できます。
ホームセンターに様々な種類の草刈り機が売られているので、状況に合ったサイズのものを選びましょう。
この方法は短時間で広範囲の雑草を取り除ける方法ではありますが、草刈り機を使っている時の音が大きいこと、石が跳ねるなどして怪我をする危険性がある点には留意しましょう。
安全面をきちんと確認した上で、正しく使用することが大事です。
鋤く
雑草が生えている部分の土を鋤いて雑草を処理する方法もあります。
鋤く(すく)とは、田畑の土を掘り返して種まきや植え付けができるようにすることです。
鋤(すき)という専用の道具を使って、土を削っていくようにすると雑草を根っこごと引き抜けます。
一度に複数の雑草をまとめて処理できるので、短い時間でも庭の雑草を取り除くことができます。
雑草を生えなくするための対策法7選
庭に生えている雑草を一通り取り除けたら、次に雑草を生えなくするための対策に移りましょう。
雑草を除去した後、できるだけ早く取り掛かるようにしましょう。
数日空けることで、再び雑草が成長し始めてしまいます。
雑草対策にはいろいろと種類がありますが、今回は手軽に始められるものをご紹介します。
防草シートを敷く
庭の雑草対策をする際、防草シートを敷いて雑草が生えてくるのを防ぐことができます。
防草シートとは、雑草を生やさないために予防するためのシートです。
雑草を除去してから防草シートを敷いておくと、草抜きをする手間が省け、害虫や害獣の住み着きも防ぐことができます。
シートを敷くだけで良いので、人体やペットへの悪影響もありません。
防草シートにも様々な商品が登場していますが、あまりに安価なものや作りが薄いものは避けましょう。
すぐに破れてしまい、その隙間から雑草が育ち始めてしまいます。
防草シートを固定するピンやつなぎ目を埋めるテープなどの関連グッズも販売されているので、庭の広さに応じて用意しておくと良いでしょう。
除草剤をまく
防草シートや砂利を敷くのは大変そう…というときは、除草剤を撒いて雑草を枯らすことも手段の1つです。
広い範囲の除草にも効果が期待できるので、庭が広い場合に適している方法です。
除草剤には顆粒タイプと液体タイプがありますが、雑草の状況に応じて使い分けてみましょう。
顆粒タイプは、雑草が生えてくる前や生え始めたタイミングで使用するのがポイントです。
液体タイプの除草剤は、すでに生えている草に対して効果を発揮してくれます。
液体が葉から根にかけて吸収されていき、雑草が枯れるようになるという仕組みです。
除草剤をまく際、雑草以外の植物を枯らしてしまわないよう慎重に使うようにしましょう。
また、人体やペットに影響が出る場合もあるので気を付けてください。
除草剤を撒くタイミング
除草剤を撒くときは、雨で流れてしまわないよう晴れの日に行ないましょう。
ホームセンターなどで手軽に購入できるので、庭の雑草を簡単に取り除きたいときは検討してみてください。
砂利を敷く
庭に砂利を敷くと、防草シート同様に地面に日光が当たるのを防げます。
そのため、雑草が生えなくなるという流れです。
ホームセンターや通販サイトを見ると、砂利にも色々な種類があり、おしゃれなものなども登場しています。
砂利は土が見えないように厚めに敷いていきましょう。
庭の広さによって必要な砂利の量が変わってくるので、費用についても考えた上で敷くかどうか考えてみてください。
人工芝を敷く
思い切って庭に人工芝を敷くことで、草取りしなくて良い状態に変えられます。
人工芝を敷くときは、事前に防草シートを敷いた上から設置していくのが良いです。
見た目が美しく、特別なお手入れをする必要もないので快適に過ごせるようになります。
人工芝を敷くときは色々な種類があり、値段も様々なので予算や庭の広さに応じて検討することが大切です。
また、年数が経つと人工芝が劣化してめくれてくることがあるため、そのようなときは新しいものを敷き直すことになるでしょう。
自身で雑草のないきれいな庭を実現したいときは、人工芝を敷いてみてください。
バークチップやウッドチップを敷く
庭に雑草が生えないようにしつつ、ガーデンインテリアにもこだわりたいなら、バークチップやウッドチップを敷く方法もあります。
どちらも軽くて運びやすいので、ホームセンターで購入したらすぐに敷き詰める作業ができるでしょう。
しかし、完全に除草効果が期待できるものではありません。
他の方法と併用したり、定期的に様子を見てチップを追加するなどの作業は必要になります。
また、広い庭の場合は多くのチップを揃えなければならないので、費用面と労力に注目すべきです。
レンガを敷き詰める
庭の雑草は、土部分を覆い隠してしまうことで生えなくさせることができます。
防草シートや人工芝の他、好みのレンガを用意して庭に敷き詰めて雑草対策をすることも可能です。
庭の土部分をレンガで覆い隠すことを、インターロッキングともいいます。
レンガには適度な厚みがあるので、庭に敷いていくだけで日光を遮ることができ、雑草対策に繋がります。
自身の気に入ったレンガをホームセンターなどで見つけて、庭のインテリアを楽しむこともできるでしょう。
レンガを敷き詰めるときは、隙間ができないよう予め庭の地面を平らにしておくのも忘れないでください。
地表植物を植える
庭の雑草で困らないようにするためには、地表植物を植える方法もあります。
地表植物は地面に這うようにして育つので、雑草が生えてくるのを防げるのです。
地表植物の例だと、ヤブコウジ、ガンコウラ、ベンケイソウなどがあります。
雑草と同じく成長力があり、枯れてしまったとしても土の中に根が残っていれば再生できます。
多少踏まれても丈夫な植物なので、庭にぴったりでしょう。
一方寒さに弱い性質を持つため、北海道などの寒い地域ではこの方法で雑草対策をするのが難しいです。
また、完全に雑草を防げるというわけではありません。
しかし、雑草が生えてきたとしても、地表植物のおかげで目立ちにくくなるのは確かです。
庭の雑草対策を行なう時にやってはいけない方法
庭の雑草対策では自分で実践できる方法が色々とありますが、やってはいけない除草方法もあるので確認しておきましょう。
お金がかからずすぐにできる方法であっても、以下の雑草対策は避けてください。
塩を撒く
雑草が生えてこないようにと、庭に塩を撒くのはやめましょう。
庭中に塩を撒くことで、塩害が起きる可能性があります。
塩害では住宅の塗装が劣化したり金属が腐食するなどの被害が出る場合があるので、庭に塩を撒くのは控えたいです。
自宅だけでなく近隣住民にも腐食で迷惑がかかり、後々トラブルに発展する恐れもあるため、雑草を枯らすために塩を撒くのは避けましょう。
熱湯をかける
雑草を枯らす方法として、熱湯をかける方法が紹介されていることがあります。
しかし、熱湯をかけて雑草を除去するのもおすすめできません。
熱湯をかけても根までは枯らすことができず、庭全体に熱湯をかけるとなると時間もかかります。
また、大量のお湯が必要になり、作業の際にやけどするリスクもあります。
しばらくするとまた雑草は生えてくるので、熱湯をかけて除草するのは時間と労力がかかるばかりで効率が悪いです。
リスクや手間がかかるため、熱湯をかけて雑草を除去するのはやめましょう。
便利屋は庭の雑草対策をお手伝いします!
庭の雑草を生えなくする方法をいくつか挙げましたが、時間がなく作業ができない、人手が足りず作業が進まないといった事態も起こり得るでしょう。
そんなときは、便利屋に相談することでスピーディーに解決できます。
日常生活の困りごとに幅広く対応している便利屋ですが、七福神は雑草対策にも駆けつけます。
便利屋七福神が提供できる雑草対策は、以下の通りです。
除草作業
便利屋七福神は、庭などの除草作業を引き受けています。
草抜きをしてほしい、除草剤を撒いてほしいなどの要望に、臨機応変に対応可能です。
草刈りもお願いできるので、庭の広さや雑草の状態に合わせて作業してもらうことができます。
庭の手入れをする時間がなかったり、手に負えない状況になっているときに頼りになるのが便利屋です。
防草シートを敷く
雑草が生えてこないよう庭に防草シートを敷きたいけれどうまく敷けるかわからない、誰かに手伝ってもらいたいといったときにも便利屋に相談できます。
作業に慣れたスタッフが対応してくれるため、よれたり破れる心配がなくきれいに敷いてもらえます。
防草シートを敷くのが初めてのとき、相談するとすぐに駆け付け手伝ってもらえるのが魅力です。
砂利を敷き詰める
便利屋七福神では、防草シートを敷く他に砂利を敷き詰める作業もお手伝いできます。
砂利はあらかじめ用意してもらう必要がありますが、スタッフがてきぱきと作業してくれるので短時間で完了します。
どこにどんな風に砂利を敷き詰めたい、といった要望にも応えてくれるので、納得のいく形で雑草対策ができるでしょう。
砂利を敷いて雑草が生えてこないようにしたいと考えているときも、ぜひ便利屋にご相談ください。
便利屋七福神の料金体系
便利屋七福神では、庭の雑草対策として除草作業全般や防草シート・砂利を敷くなどの作業を行なっています。
これらの作業に関して、料金はシンプルな時間制となっています。
利用頻度や作業時間によって料金が変わるシステムです。
詳細は、以下の料金体系をご覧ください。
プラン名 | 料金 |
---|---|
便利屋プラン | 8,800円 |
便利屋定期プラン | 7,700円 |
初回限定3時間得々パック | 19,800円 |
【ご紹介】便利屋七福神のサービスプラン
雑草の生えないきれいな庭をキープするなら便利屋にもご相談を!
庭の雑草を除去する方法から草を生えなくする方法、注意点などについて解説しました。
雑草の種類や量、生育具合などから、適した対策法は異なります。
自身の手では追い付かず、作業する時間を確保するのも難しい場合は便利屋にも相談してみましょう。
庭の雑草の状況を確認し、どの方法で雑草対策をしていけば良いかアドバイスももらえます。
業者に相談すると雑草のないきれいな庭をキープでき、気持ちよく過ごせるようになります。
雑草でお困りの際は、いつでもお気軽にご相談ください。